俺は彼女の事を知らない   作:kagemin

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記憶  3話

自分の名前は真由

目の前に居る人は母親

 

母親がいろいろ話しかけてくる

パパの名前は?みゆちゃんの事覚えてる?

 

「分からない、頭痛い」

 

母親は悲しそうな顔をして椅子に座った

 

見渡すと看護師は居ない

 

いろいろありすぎたので頭が混乱してるので

考えをまとめることにした

 

自分の名前以外知らない

目の前の人は母親

スマートフォンを触ってる

誰かに連絡してるのだろう

 

今日の朝男の自分が起きてバス停に向かっている途中に女性にぶつかった

その女性が今の自分

バス停に立ってると誰かにぶつかった

それが誰か分からない

そこで男の自分の記憶がない

その時女性の自分が来た

男の自分が倒れていた

他にもう一人誰か居たような気がする

その人が救急車を呼んでくれたのだろう

救急車が来て男の自分が運ばれて行った

自分も救急車に乗ればよかったと後悔した

病室に戻ると母親と名乗る人がいた

現在に至る

男の自分が死んでこの女性に転生した?

これは転生というのか?

この女性の記憶はどこにいった?

多分男の自分だ

何故女性の自分は入院してる?

その疑問を母親に聞いてみることにしよう

 

母親はこっちを見てる

 

「私なんで入院してるの?」

「まーちゃんが昨日の夜突然倒れたの。

それで救急車を呼んでここにいるのよ」

 

なるほど

 

医者が来た

「あなたの名前フルネームで教えて」

「わからない」

「生年月日は?」

「知らない」

などいろいろ聞かれた

 

そのあと母親と医者が何か話している

 

母親が泣いている

つられて涙が出た

 

医者が出て行ったあと母と二人っきり

空気が重い

 

「お母さん、一度家に戻って。私一人でいろいろ考えたいの」

 

「お母さん・・・」

母がそう言ってまた泣き出した

 

「なんかごめんね」

自然と謝ってしまった

 

「ママまた夜くるね」

そう言ってスマートフォンを置いて出て行った

 

今自分のすべきことは男の自分を探すことだな

そう思い病室を出た

 

救急車で運ばれたので同じ階にいるかもしれない

 

俺は病室の名前をチェックした

 

しかし思っていたよりあっけなく見つかった

最悪な結果は免れて安心した

 

部屋の中から話し声が聞こえる

知らない女性の声と男の自分の声だ

あー、入りづらい

 

一旦自分の部屋に戻って身だしなみをチェックしよう

 

そう思って自分の病室に戻ることにした

 

病室に戻り鏡を見た

思った以上に今の顔を見ても混乱はしなかったのでほっとした

 

とにかく病室に入って今日倒れていた現場にいたのですが大丈夫ですか?と言ってみよう

自分に会うのは怖いが勢いで行けば何とかなる!

知人に会うのと一緒だ

よし!完璧だ

 

そう思って男の自分に会いに行くことにした

 

病室の前に来たのでノックした

勢いが大事と思い部屋に入った

 

「こんにちは」そう言って部屋を見渡した

 

男の自分の横に知らない女性がいる

 

 

 

 

 

 

 

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