恋姫無双〜黄鬚伝〜   作:ホークス馬鹿

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87話です。


87話

ズバッ!

 

曹彰軍兵士A「ぐはっ!」

 

ザシュッ!

 

曹彰軍兵士B「がぁぁっ!!」

 

太史慈「雪蓮!今何人目!」

 

孫策「そんなの覚えてるわけないでしょ!百過ぎたあたりで忘れたわよ!」

 

太史慈「えー。せっかく競争しようと思ったのに!」

 

孫策「そういう梨晏は覚えてるの!」

 

太史慈「あはは。八十あたり・・・までかな。」

 

孫策「・・・けど、二人合わせて三百いかないか。戦況を変えるには程遠いわね。」

 

太史慈「そんなの、最初から分かってた事じゃん、気にしたら負けだよ。・・・それより、シャオちゃんは上手くやってるのかなぁ?」

 

孫策「そう信じたいけどね。」

 

太史慈「どうする?今ならまだ城に戻れるけど。」

 

孫策「・・・そうね。なら、そろそろ・・・」

 

その時

 

霞「孫策ぅぅぅっ!」

 

ガギン!

 

孫策「張遼!ちっ、こんな時に・・・!」

 

霞が孫策を攻撃してきた。

 

太史慈「雪蓮!」

 

孫策「ここは任せなさい!梨晏は・・・」

 

今度は

 

翠「お前の相手はあたしだ!」

 

ガギン!

 

太史慈「・・・へぇ!そういや、噂の錦馬超とはやった事がなかった気がするよ!」

 

翠が太史慈を攻撃した。

 

孫策「梨晏!」

 

太史慈「冥琳や蓮華様が上手くやってくれるよ!後ろは任せたんでしょ!」

 

孫策「・・・そうね。なら・・・張遼!」

 

霞「おう!孫策、いざ尋常に勝負せい!」

 

孫策「良いでしょう。孫家に伝わる南海覇王の切れ味・・・その身でとくと味わうが良いわ!」

 

 

 

 

 

孫尚香「姉様達、苦戦してるわね・・・。」

 

呉軍兵士A「孫尚香様。攻撃の準備、整いました。」

 

孫尚香「分かったわ!なら総員、ここから敵の横合いに奇襲を掛けるわよ!シャオ達で、この流れを一気に変えてみせるんだから!」

 

孫尚香「総員・・・」

 

しかし

 

「「「おおーっ!!」」」

 

孫尚香「・・・え?」

 

秋蘭「そうはさせるか!」

 

沙和「皆ー!相手の好きにさせてはいけないのー!」

 

秋蘭「放てー!」

 

秋蘭達があっさり対応した。

 

孫尚香「もぉぉっ!せっかくの奇襲が台無しじゃない!!何でシャオ達の動きが読まれてるのよーっ!」

 

 

 

 

 

 

曹彰軍本陣

 

 

 

 

 

 

曹彰軍兵士C「郭嘉様。夏侯淵隊、孫尚香率いる奇襲部隊と接敵。押さえ込みに成功したとの事です!」

 

稟「分かりました。」

 

稟「・・・しかし、この戦場の広さで奇襲とは・・・まだまだ未熟ですね。動きが素直すぎます。」

 

稟「とはいえ・・・ここが正念場です。そろそろ相手も籠城戦に移る頃です。誰か!」

 

曹彰軍兵士D「はっ!」

 

稟「最前線に伝えたい事があります!策は・・・」

 

そして、稟はある策を最前線に伝えさせた。

 

 

 

 

 

陽平関・呉軍

 

 

 

 

魯粛「うぅ、何だか状況・・・だいぶこっちに不利じゃないですかぁ?」

 

張昭「そのような事、最初から分かっておったじゃろう。いちいち動揺するでない。」

 

魯粛「それはそうですけどぉ・・・」

 

陸遜「包ちゃん、指揮する側が動揺すると、下にも伝わっちゃいますよ。」

 

魯粛「・・・それも分かってますけどぉ。」

 

孫権「冥琳。」

 

周瑜「ええ・・・雪蓮には悪いが、そろそろ潮時でしょう。銅鑼を鳴らせ!外に出ている部隊を戻し、これより籠城戦に持ち込む!」

 

呉軍兵士B「はっ!」

 

そして、引き揚げの銅鑼を鳴らした。

 

孫権「ここで勝てないまでも・・・桃香達が準備出来る時間を、少しでも稼いであげないと・・・。」

 

周瑜「それに、向こうはあくまでも遠征。ここで粘りきれば、あるいは・・・」

 

孫権「ふふっ。流石にそこまでは望みすぎだと思うけどね。」

 

 

 

 

 

 

ガギン!ガギン!ドーン!

 

太史慈「撤退か!雪蓮!」

 

孫策「見れば分かるでしょ!・・・ちっ、離しなさいよ!」

 

ガギン!

 

霞「誰が離すか!」

 

ズバッ!ザシュッ!ズバッ!

 

孫策「そういうしつこいのは嫌われるわよ!」

 

ガギン!

 

霞「純に愛してくれればそれでええわ!純がおれば、ウチは無敵や!」

 

ズバッ!ザシュッ!ガギン!

 

それを聞いた太史慈は

 

太史慈「あー、その気持ち分かるわー。」

 

そう言ったが

 

孫策「分からなくて良い!」

 

と孫策に返された。

 

その一方で

 

曹彰軍兵士E「曹彰様!本陣の郭嘉様から、敵の城門を制圧して下さいと!」

 

純「分かった!よっしゃ!派手に暴れてやるぜー!」

 

純は不敵な笑みを浮かべ且つ目を輝かせながらそう言い、馬を走らせた。

 

太史慈「そうはさせ・・・ぐっ!?」

 

それを見た太史慈は止めようとするが

 

翠「よそ見をするな!純殿、ここはあたしに!」

 

凪「純様!ここは私達が食い止めますから!」

 

先程太史慈と一騎打ちしていた翠と、途中加わった凪が止めた。

 

太史慈「くっ!こんな事してる場合じゃないのに・・・!」

 

純「任せたぞ!」

 

そう言って、純は馬を一気に加速させた。

 

太史慈「ああもうこうなりゃヤケだ!雪蓮!!ここは全部私が引き受ける!雪蓮は曹彰を止めて!」

 

それを聞いた孫策は

 

孫策「・・・ぐっ。分かったわ!」

 

そう言って純を追い掛けた。

 

霞「行かせる・・・」

 

それを霞は止めようとしたが

 

太史慈「それはこっちの台詞!!」

 

ガギン!

 

霞「ぐ・・・っ。」

 

太史慈に止められた。

 

太史慈「あんたが曹彰への想いで戦うように・・・こっちは雪蓮との友情で戦ってるんだ!」

 

霞「コイツ・・・まさか、本気でウチら三人と戦うつもりなんか。」

 

凪「そうかもしれません。なら、我らも全力で当たるのみです!」

 

翠「ああ!なら、あたしらもそれに応えるのみ!」

 

太史慈「・・・さ。あんたらと私。どっちの気持ちが強いか・・・勝負といこうじゃない!」

 

そして、太史慈は、霞、翠、そして凪の三人を相手にしたのだった。




投稿できました。

そろそろ終わりが近付いてるかな・・・?

それでは、また。
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