益州・成都
諸葛亮が亡くなった事は、成都に残っていた張飛達含め、陽平関から撤退した呉軍と、救援に駆けつけた趙雲と魏延にすぐに伝えられ、蜀の連中は皆、悲鳴と嗚咽の声を上げた。
趙雲「朱里・・・。」
張飛「朱里!うわぁーっ!!」
糜竺「うわーん!!」
糜芳「朱里ちゃーん!!」
孫乾「朱里さん・・・。」
訃報を聞いて、特に付き合いが長い趙雲と張飛に孫乾、そして糜竺と糜芳は、大きく悲しんだ。
黄忠「朱里ちゃん・・・!」
厳顔「何故じゃ!何故若い者が先に死に、儂のような老いぼれが生き長らえるのじゃ!」
公孫賛「朱里・・・くっ!」
劉備「ぐすっ・・・朱里ちゃん・・・!」
鳳統「・・・。」
黄忠も涙を流し、厳顔と公孫賛は、地面を叩いて泣き、劉備は、ずっと諸葛亮の羽毛扇を抱き締めながら涙を流し、鳳統はとんがり帽を更に深く被りながら唇を噛みしめ、静かに涙を流していた。
孫策「諸葛亮・・・。」
周瑜「『天は諸葛亮を生みながら、何故曹彰も生んだのですか』か・・・。諸葛亮・・・無念だっただろうな・・・。」
孫権「諸葛亮・・・何で・・・!」
孫尚香「ぐすっ・・・諸葛亮・・・!」
甘寧「・・・。」
呂蒙「そんな・・・!」
陸遜「諸葛亮さん・・・。」
魯粛「どうして・・・諸葛亮さんが・・・!」
張昭「諸葛亮の無念さが籠もった言葉じゃな・・・。」
程普「・・・ええ。そうね・・・。」
呉の連中も、諸葛亮の死に同情し、涙を流す者もいた。
買駆「・・・天は非道だね。」
董卓「詠ちゃん?」
買駆「志半ばなのに・・・。朱里は・・・死んでも死にきれなかっただろうね。桃香の理想のため、邁進してきたんだから・・・。」
董卓「そうだね・・・。朱里ちゃん・・・。」
曹彰軍
諸葛亮の死の情報は、すぐに純の耳にも入ってきた。
純「・・・そうか。諸葛亮が・・・」
稟「はい。以前から病を患っており、最期を遂げたとの事です。」
それを聞いて
純「・・・そうか。」
純は、非常に惜しむ顔でそう言った。
稟「純様・・・?どこか惜しんでるように感じますが・・・。」
それを聞いていた稟は、純にそう言った。
純「そうか。そう聞こえたか・・・。」
稟「はい・・・。」
すると、純は夜空を見上げて
純「立場、主君は違えど、主のため、大志を内に秘め、その命を懸けて戦ってきたんだ。それに少し、同情しただけだ・・・。」
そう言った。
稟「純様・・・。」
純「悪い、らしくねー事言っちゃったな。さあ、戻ろう、風邪引くぞ。」
そう言い、純は天幕に戻ったのだった。
稟(その想いは、常に戦場の最前線で武を振るっておられる純様のみが感じられる戦への情熱なのかもしれませんね・・・。)
稟(やはり、純様は生まれながらの武人であると同時に、生まれながらの覇王でもあるのでしょう・・・。ならいっその事・・・)
その時、稟は一瞬ある事を考えたのだが
稟(・・・いや、止めましょう。これを純様に求めたら、純様は怒り悲しんでしまいます・・・。あのお方には、いつまでも笑顔でいて欲しいものです・・・。)
その考えを封印したのであった。
投稿できました。
今回はかなり短くしました。
上手く書けたかな・・・。
また、大したことではありませんが、活動報告にてお聞きしたいことがありますので、興味があったら見て下さい。
それでは、また。