成都での最終決戦に勝利した純達は、戦の終結とその勝利を祝う大宴会を行い、大盛り上がりとなった。
そして、その大宴会も終わり、一同は解散となった。
純の仮の部屋
純「ふぅー。流石に飲んだなー。」
そして、宴会を終え、純は部屋に入った。
純「・・・今後とも、孫権に酒飲ませねー方が良いな。」
その時、宴会での孫権の酒乱を思い出し、純はそう呟いた。
純「・・・明日から忙しいなー。まだ俺達に敵対する勢力も恐らくいると思うし、それらの排除と民の慰撫をやらねーとな。」
純(特に魏延が危ねー・・・。アイツは特に気を付けねーとな。劉備は止める事が出来るのか否か・・・。)
純(まぁ・・・後者だと思うがな・・・。)
純「・・・寝るか。」
そう言って寝台に向かった純だったが
純「っ!?」
殺気を感じ、太刀を手に取った。
純「・・・。」
辺りを見渡し、周囲に気を配り気配を探したが、どこにも気配は感じなかった。
純「・・・気のせいか。」
そう感じた純は、いつでも取れるように太刀を枕元に置き、就寝したのだった。
??「・・・ちっ・・・。」
その様子を見た者は、舌打ちをしながら武器を下ろしたのだった。
翌日
純「やあ、秋蘭。」
秋蘭「これは純様。」
純「昨日は楽しかったな。」
秋蘭「はい。しかし、孫権殿がああも酒癖が悪いとは思いませんでしたよ。」
純「それは俺も同感だ。あれも孫家の血か・・・。」
秋蘭「そうですね。」
そう言い、廊下を歩いて行くと
愛紗「純様。」
霞「おー、純。」
楼杏「純さん。」
翠「おっす、純殿。」
稟「純様。」
風「・・・ぐぅ。」
稟「起きて下さい、風。」
風「おおっ!おはようございますー、純様。」
稟「全く・・・。」
愛紗達に会った。
純「はは。」
そう言って、純達は廊下を歩いた。その時
??「曹子文、覚悟ぉぉぉぉぉっ!」
「「「!!!???」」」
いきなりの大声に一同は驚いた。しかし
純「はっ!」
ガシッ!
??「何!?」
背後からの攻撃を、純は振り向き様で自らの手で掴み、防いだ。
そして
純「おりゃっ!」
バッ!
??「くっ!!?」
相手から武器を取り
純「はあああっ!」
ドカッ!
??「ぐうっ!!」
その者を蹴飛ばした。
秋蘭「純様!!?」
愛紗「ご無事ですか!!?」
霞「誰や!こんな日が昇ってる時に!!」
翠「純殿を殺そうとするなんて!!」
楼杏「誰ですか⁉︎」
秋蘭達は、それぞれの武器を構えながら守るような形で純の前に立ち、襲いかかった者を見据えた。
襲いかかった者の正体は
純「やっぱりテメーか、魏延。」
魏延だった。すると
孫策「何の騒ぎ・・・って、焔耶!!?」
孫権「焔耶!!?」
孫尚香「どうして・・・!!?」
冥琳「・・・。」
劉備「焔耶ちゃん、どうして・・・!!?」
趙雲「気でも触れたか、焔耶!!」
張飛「そうなのだ!!やめるのだ、焔耶!!」
鳳統「あわわ・・・!?」
厳顔「やめよ、焔耶!!」
黄忠「やめなさい、焔耶ちゃん!!」
騒ぎを聞きつけた者が駆けつけ、魏延を見て驚いていた。
魏延「・・・貴様さえ、キサマサエイナケレバ・・・」
純「やはり、テメーはこう動いたか・・・。」
そんな中、純はこうなる事を予想していたため、今起きてる現実をあっさり受け入れていた。
劉備「どうしてこんな事するの、焔耶ちゃん!!?」
魏延に劉備がそう尋ねると
魏延「・・・桃香様!あなた様は仰いましたよね!?皆が笑って暮らせる世を作ろうと!」
魏延「なのに、なんですかこの様は!!目的をお忘れですか!!まだ負けたわけではない!!皆どうしてこんな非道な奴に降伏したんだ!!」
と魏延は純に対し憎しみを込めた目でそう叫んだ。
孫策「それは違うわよ、焔耶!!」
孫権「そうよ焔耶!!私やお姉様、そして皆は自分の意思で魏に降伏したのよ!!」
小蓮「そうだよ!!」
趙雲「焔耶!最早天下の行く末は既に魏に傾いた!個人的感情でこの大陸、そして民を巻き添えにして良いと思っているのか!?」
魏延「何を甘い事を言うのだ、星!!星はそんな甘い考えで今まで戦ってきたのか!?」
趙雲「違う!!ただ、お主が曹彰殿を殺しても最早何も意味ない、また乱世の逆戻りだ!!それに、お主の力じゃ、曹彰殿には勝てぬぞ!!それ以前に、曹彰殿の臣下に八つ裂きにされるぞ!!」
愛・霞・翠・楼「「「「・・・。」」」」ゴゴゴゴゴゴゴッ
魏延「っ!!」
純の下で活躍した猛将達の凄まじい殺気を受け、魏延は険しい顔をした。
純「魏延、テメーがこのような暴挙に走った理由はこうだろう・・・。テメーは、自分と同じ考えの者達を集めて挙兵し、俺を殺して劉備の下、再び蜀を復興させようとした。・・・けど、その者達に断られた。」
魏延「くっ!」
純「そうだろうな!既に趨勢は決まったのだ!俺達曹魏の天下にな!それでも、俺を殺して、自ら一人の手で蜀を復興させようとした・・・違うか!!?」
これに
魏延「っ!!」
魏延は図星だったため、苦虫を噛み潰した顔をした。
純「テメーにハッキリと言わせて貰おう。天下の趨勢は既に定まった。俺達曹魏の天下だ!!いい加減、現実を見ろ!!」
魏延「・・・。」
劉備「お願い、焔耶ちゃん!!もうやめて!!」
そして、劉備は純に振り返り
劉備「お願いです、曹彰さん!!焔耶ちゃんを許して下さい!!お願いします!!」
土下座して懇願した。
しかし
魏延「・・・認めん。」
純「あっ?」
魏延「認めん!!認めん!!認めーん!!」
魏延「曹魏の天下?・・・そんなもの、この私が全て叩き潰してやるー!!」
そう叫んだ魏延は、懐から短剣を取り出して、再び純目掛けて突撃した。
しかし
ガシッ!
魏延「なっ!?」
純は魏延から短剣を奪い取り
ドシュ!
魏延「がはっ!」
魏延の胸を一突きしたのだった。そして、魏延はそのまま倒れてしまったが、純の足にしがみつき
魏延「・・・曹・・・彰・・・!!」
そう憎しみの言葉を吐き
バタリ
そのまま倒れた。
劉備「焔耶ちゃんっ!?」
それを見た劉備は、魏延を抱き起こしたが、既に事切れていた。
劉備「・・・っ!どうして・・・どうして殺したんですか!?」
そして、劉備は純に対し、怒りの目でそう叫んだ。
純「こうでもしなきゃ、コイツはまた俺を殺そうと襲う。だから殺した。」
それに純は、冷静にそう返した。
劉備「だからって・・・話し合えば・・・!」
純「コイツが話し合って聞く奴だと思うか?」
孫策「桃香。悪いけどこれは曹彰の言う通りよ。」
孫権「桃香殿・・・。」
劉備「けど・・・けど・・・!」
これに、劉備はとうとう泣き出してしまい、そのまま動かなくなった。
趙雲「桃香様・・・お辛いようでしたら、このまま全てを捨ててしまわれたら如何でしょうか?」
その時、趙雲は劉備にそう言い、劉備を突き放した。
張飛「星・・・。」
趙雲「鈴々・・・全ては私が背負う。」
張飛「・・・良いのだ。今のお姉ちゃんは、もう無理なのだ・・・。けど、お姉ちゃんの傍を離れるわけにはいかないのだ。だから・・・お姉ちゃんには鈴々が。」
趙雲「頼むぞ、鈴々。」
そして、劉備は張飛に連れられ、その場を後にしたのだった。
黄忠「焔耶ちゃん・・・。」
厳顔「この大たわけがっ!!」
鳳統「・・・。」
その横で、元蜀の臣下は、複雑な表情で見ていた。
純「・・・愛紗。」
愛紗「はっ。」
純「魏延を手厚く葬ってやってくれ。」
これには
愛紗「しかし純様・・・!!」
霞「せやで、純・・・」
翠「いくら何でも・・・」
楼杏「・・・純さん。」
愛紗は勿論、霞、翠、秋蘭、そして楼杏も不満な顔をしたが
秋蘭「・・・。」
秋蘭のみ、何かを察したのか、純に同情する顔を浮かべた。
純「確かに魏延のした事は、許される事じゃねー。けど、これも全て主の事を思うが故に起こした行動なんだ。もし立場が違えば・・・俺が劉備にああいう行動をしたかもしんねーな。」
そう言い、純は魏延の遺骸を見て辛い表情をしたのだった。
愛紗「純様・・・。」
純「だから愛紗、頼むぞ。」
愛紗「・・・御意。」
霞「純・・・。」
翠「純殿・・・。」
楼杏「純さん・・・。」
純「稟、風。」
稟「はっ。」
風「はいー。」
純「魏延の他にも、同じ考えを持つ者がいるかもしれねー。徹底的に調べ上げろ。」
稟・風「「御意。」」
そして、それぞれ行動を開始したのだった。
その後、稟と風が調べ上げた結果、他にもまだ抵抗勢力がいた事が判明し、純達はそれらを平定したのであった。
また、魏延の表向きの死は、最終決戦による怪我が元で亡くなったという事にし、純の命令の下、手厚く葬った。
そして劉備は、かつての師である盧植の責任の下、身柄を預けられたのであった。
投稿できました。
完全に内容がぐちゃぐちゃです。大変申し訳ございません。
また、焔耶ファンと桃香ファンには、大変気分の悪いお話となってしまいました。
焔耶に関しては、ゲームをプレイしてて、あの性格じゃ服従なんてしないし、寧ろ過激な行動を起こすだろうなと思い、こういうお話にしました。このような形にしてしまい、本当に申し訳ありません。
桃香に限っては、前作に続いて連続でこんな目に合わせてしまい、大変申し訳ございません。
それでは、また。