蜀を平定した後、純は暫く成都に残り、抵抗勢力の排除と民の慰撫を積極的に行った。また、純はこういった高札を成都の街に出した。
一・みだりに人を殺す者
二・みだりに物を盗む者
三・みだりに流言を放つ者
以上。その一つを犯す者は斬罪に処す。
魏軍大都督曹彰
これにより、魏軍はこの軍令をしっかり守った。その結果、成都を含めた蜀の民は、皆心服したのだった。
そして、成都の治安と民心が治まったと感じた純は、
純「成都もある程度落ち着いてきたし、陳留に戻るか。」
稟「そうですね、成都の民も治安も、大分落ち着いてきましたし。」
秋蘭「そろそろ帰らないと、皆が寂しがりますからね。」
風「風もそろそろ皆さんにお会いしたいですよー。」
愛紗「私もです。」
霞「ウチもそろそろ皆の顔が見たいなー。」
楼杏「私も、皆さんの様子が気になりますね・・・。」
翠「あたしもだぜ。」
凪「自分も、華琳様を含め皆の様子が気になります。」
真桜「ウチもや。」
沙和「沙和もなのー。」
純「そうだな。皆、陳留に引き揚げの準備をしてくれ。また、引き揚げの件を姉上にも遣いを送っておいてくれ。」
秋・稟・風「「御意。」」
大軍を率いて陳留に戻った。そして、一同は無事陳留に到着すると
「「「曹彰様、万歳!!」」」
「「「曹魏、万歳!!」」」
先頭を進む純の耳に、そんな声が無数に届いた。そう、陳留の民が、皆総出で純達魏軍の凱旋を見に来たのだ。それは奥に進めば進むほど益々大きくなっていき
純「こりゃスゲーな・・・。」
それを見た純は苦笑しながらそう言った。
秋蘭「はい、恐らく華琳様がやったのでは?」
すると、純の横にいる秋蘭は、華琳がやったことではと言った。それに
純「ああ、実に姉上らしい。」
と純はそう言った。そして、純は馬上で右拳を掲げ挙げた。その姿は正に、曹魏全軍の総帥に相応しい姿だった。それを見た民は一斉に沸き、純を激賞するため、声を枯らして叫んだのだ。純は掲げた右拳を、今度は振り返りざまに後方へ向け、将兵達を示した。すると、民達の賞賛の声が、一斉に彼らに向いたのだった。
「「「魏軍、万歳!!」」」
「「「讃えんかな、真の兵士達を!!」」」
「「「讃えんかな、勇敢なる兵士達を!!」」」
それらの声を聞いて、自然と純の頬が緩み
純(こいつらの働きが無ければ、勝てなかったんだ。真の英雄はこいつらだ・・・。)
そう思っていた。それを見た
愛紗「相変わらず純様は、私達の事を考えてくれるな!」
秋蘭「昔からそうなのだ、あのお方は。」
楼杏「私は、純さんに仕える事が出来て幸せよ。」
霞「ホンマ、純らしいなぁ。」
翠「これから先、どんな事があっても、あたしは純殿に付いていくぜ!」
凪「流石純様だな・・・。」
真桜「ああ。ウチも嬉しゅうてたまらんわー!」
沙和「沙和も、精一杯戦って嬉しい気分なのー!」
愛紗や秋蘭達は、敬服の表情を浮かべながらそう言ったのだった。そうして暫く行くと、華琳達が出迎えていた。
それを見た純は、馬上で手を掲げ皆を止め馬から降り、皆もそれに続いて馬から降り、跪いて拱手した。
華琳「良いのよ。あなたの勝利を祝いに来たんだから。」
純「しかし姉上、わざわざ出迎えなくても・・・」
この言葉に
華琳「良いのよ、待ちきれなかったんだから。」
華琳は柔らかい笑顔でそう言った。
一刀「相変わらず、華琳は弟思いだな。純も、常にお姉さんの華琳の事を立てて支えてるし。」
春蘭「当然だ。あのお二人の姉弟の絆は、例えどんな剣でも斬る事は出来ぬ!」
華侖「そうっすよー!華琳姉ぇと純兄の仲はこれからもずっと仲良しっす!」
柳琳「ふふっ・・・そうね、姉さん。」
栄華「本当ですわ・・・。お兄様・・・大好きですわ・・・。」
燈「まさに理想の姉弟ね・・・。」
喜雨「・・・そうだね。」
桂花「ああ・・・華琳様・・・純様・・・。」
その様子を見た一刀達は、優しく見つめていたのだった。
そして
そっ
華琳「純、良くやってくれたわね。本当にありがとう。」
華琳はそう言って純の頭を優しく撫でたのだった。
純「ありがたきお言葉。これも全て皆のお陰です。」
それに純は、そう言った。
華琳「皆、立ちなさい。私にその雄々しき姿を見せなさい。」
すると、華琳は純達にそう言った。それを聞いて、純達は立ち上がった。
それを見た華琳は
華琳「これら全て、あなたの力ね、純。」
と言った。これに純は
純「はい。力であると同時に、俺にとって将兵全て共に戦う同志であり、守りたい宝でございます。」
純「すなわち、この曹魏の王であられます姉上の力であり、同志でもあり、宝でもあります。」
と真っ直ぐ見据えて言った。
華琳「あなたという弟を持って、私は本当に嬉しいわ。あなたのお陰で、悲願を果たせたわ。」
華琳「その力で、この大陸をそして民を守りなさい。」
それを聞いて
純「はっ!」
純は拱手し、他のメンバーもそれに続いて拱手した。
それを見た民は、益々盛り上がったのであった。
投稿できました。
上手く書けたか分かりませんが、違和感を感じたらお許し下さい。
とはいえ、前作のを使っただけなんですけどね・・・。
そ、それでは、また。