純率いる曹彰軍は、潼関を出陣してから破竹の勢いで涼州を制圧していった。
純「ここには劉雄がいる。奴らを殲滅するぞ!!」
「「「おおーっ!!」」」
そして、劉雄率いる賊はほぼ壊滅した。
純「次は梁興だ!!」
次は梁興討伐に動き、攻撃を仕掛けた。そして
純「うおおおおっ!!」
梁興「ギャーッ!!」
純「梁興を討ち取った!!この地は、俺達が制圧したぞー!!」
「「「おおーっ!!」」」
梁興も討ち取った。
愛紗「ここまでやれるとは、正直思わなかったぞ・・・。」
霞「ウチもや・・・。純の強さを本当に実感出来るで・・・。」
翠「流石純殿だぜ!!このまま、あたし達の父祖の地を取り戻してやるぜ!!」
楼杏「翠さん・・・。けど、純さんの武勇と軍才はいつ見ても流石だわ・・・。」
稟「しかし、もう少し時間が掛かると思っておりましたがこうも早く・・・。純様は、我々の常識を遙かに凌ぎます・・・。」
その様子を見ていた諸将は、驚きと敬服の思いで見ていたのだった。
純「良し!この勢いで残りを平定して、漢中も平定するぞ!!」
「「「おおーっ!!」」」
そして、純は出陣した。その際羌族も侵攻してきたのだが
純「うおりゃああっ!」
羌族兵士「「「ギャアアッ!!」」」
羌族武将A「な、何だあのガキは!?今二十人いた筈だぞ!?一瞬で斬り殺しただと!?」
羌族武将B「何て強さだ!?総員防御態勢を取れ!!あの流れを押し留めろ!!」
純「その程度の防備で俺を止められるかぁっ!もっと分厚い壁を持って来い!!」
羌族兵士「「「ガァァッ!!」」」
純の圧倒的武勇の前に、羌族は形勢が不利になっていた。
霞「・・・なあ、愛紗。」
愛紗「何だ、霞?」
霞「何かウチらが、というか純が弱い者虐めしてる感半端ない気がしてきたで・・・。」
愛紗「・・・考えたら負けだぞ、霞。」
霞「まあ・・・せやなぁ・・・。」
それを見ていた愛紗と霞は、羌族に同情してしまった。
楼杏「純さんが敵を圧倒しているわ。純さんに続いて一気に敵を倒しなさい!」
翠「おっしゃー!!あたしも負けてらんねーなぁ!!」
稟「我が主ながら、本当に常識を疑います・・・。まさに軍師泣かせですね・・・。」
そして、羌族を完膚なきまでに叩きのめし、潼関で韓遂を討ってから僅か二ヶ月で涼州を完全に平定したのだった。
純「俺達は勝った!!西涼を取り戻した!!馬騰殿の無念を晴らしたぞ!!」
「「「おおーっ!!」」」
翠「純殿、ありがとう!!母様も、これで報われるよ!!本当にありがとう!!」
これに、翠は涙を流しながら跪いて拱手した。
純「こちらこそ、感謝する!西涼奪還は、お前の働きあってこそだ!馬騰殿の御霊も、きっと喜んでいるぞ!これからも、皆と共に道を切り拓こう!!」
それを見た純は、そう言って翠の肩を叩いた。
翠「ああ!!この錦馬超、これからも純殿の一番槍として、道を切り拓いてやるぜ!!」
純「頼むぞ!!」
そして、純は将兵に振り返り
純「皆、西涼の奪還、良くやってくれた!!しかし、まだまだ終わらねー!!次は漢中だ!!漢中を平定して、陳留におられる姉上に勝利を届けるぞ!!」
「「「おおーっ!!」」」
そう言った。そして、涼州平定の勢いのまま、返す刀で漢中に出陣したのだった。
陳留
華琳「そう・・・涼州を平定したのね。」
秋蘭「はい。羌族含めて全て滞りなく完了したとの知らせです。」
この知らせを聞いて
一刀「いやいやいや、潼関で韓遂を討ってまだ二ヶ月だぞ!?そんな簡単に平定出来るのか!?」
一刀(いつもの事だけど、純の武勇は常識を疑うな・・・。)
一刀は驚きのあまり混乱してしまい
春蘭「流石純様です!!」
華侖「純兄は凄いっすー!!」
柳琳「そうね、姉さん。」
栄華「しかし、相変わらずお兄様の強さは常識の範囲外ですわ・・・。」
桂花「軍師泣かせの武勇ね・・・。」
風「ぐぅー。」
桂花「寝るなっ!!」
風「おー!現実離れしていたので遂・・・。」
桂花「全く。」
皆もそれぞれの反応をした。
華琳「そうね。けど、流石我が弟だわ。秋蘭、純は今どうしているのかしら?」
秋蘭「はっ。今漢中に向かっている模様です。」
華琳「そう。」
一刀「良いのか、華琳?」
華琳「何がかしら?」
一刀「いくら何でも華琳の指示なく勝手に漢中を攻めちゃって・・・。」
華琳「別に構わないわよ。西涼を奪還した後の事は全て任せてあるから。それに、それが良いと判断したからこその漢中攻めなんでしょう。」
一刀「そうか・・・。」
華琳「それに、これから金輪際、私は二度と戦に出るつもりはないわ。」
一刀「えっ、それって・・・」
華琳「ええ、孫策と劉備の事、そして周辺の異民族は全て純に任せるつもりよ。私は玉座で収まり、治政一本に集中する。そうすれば、純も何かとやりやすくなるわ。」
春蘭「何と・・・!」
秋蘭「・・・。」
柳琳「お姉様・・・。」
華侖「華琳姉ぇ・・・。」
桂花「華琳様・・・。」
風「・・・。」
華琳「今後戦がある時は私は出征しないわ。皆も、そう心得なさい。」
そう言い、皆拱手したのだった。
一方純達は、漢中に侵攻した。当然そこを劉備達は見逃さず、両者は激突した。
純「うおりゃああっ!」
蜀軍兵士「「「ギャアアッ!!」」」
純「オラオラー!!どきやがれーっ!!」
純が最前線に立ち武勇を振るう。
愛紗「純様に続けー!!」
霞「ヨッシャー!!暴れるでー!!」
翠「錦馬超の槍の冴え、蜀に植え付けてやる!!」
楼杏「皆、一人一人確実に仕留めなさい!」
しかし、あまりにも圧倒的速度で涼州を平定したため、劉備の軍勢はろくな準備が出来ずに純率いる軍の前に劉備達は敗北してしまったのだった。
張飛「撤退、撤退なのだーっ!」
趙雲「退けーっ!すぐに曹子文の軍が来るぞ、我々は他隊が退がるまで、防壁を作る!総員、構えよ!」
劉備「・・・。」
厳顔「くぅぅっ!これが噂に聞く『黄鬚』曹彰の実力か・・・!!」
諸葛亮「まさに軍師泣かせの武勇です・・・。雛里ちゃんがいても同じ結果だったと思います・・・!」
厳顔「そうか・・・。軍師殿にそうも言わせるとは・・・。先の戦でも聞いていたが、やはり曹彰の強さは化け物じみておるな・・・。」
趙雲「桃香様、ここも既に危険です。殿は私が務めます故、朱里達と共に撤退を。」
劉備「・・・ごめんなさい。無事に帰ってね、星ちゃん。」
趙雲「無論です。・・・桔梗、桃香様達は任せた。」
厳顔「心得た。さ、桃香様、朱里、こちらに。」
諸葛亮「桃香様!」
劉備「う、うん・・・。」
厳顔「おのれ・・・結局、漢中は守れずじまいか。」
諸葛亮「すいません。まさか、こうも早く涼州を平定するとは予想外で、上手く対処出来ませんでした。軍師として情けないです。」
厳顔「いや、腹立たしいのは己に対しても同じ事。・・・曹彰は誠に化け物じゃ。そして、彼が率いる兵も同じく化け物じみた精強さじゃ。」
諸葛亮「仮に南蛮の警戒に回していた恋さんを入れても、同じ結果だったでしょう。・・・残念です。」
劉備「・・・朱里ちゃん、これからどうしよう?」
諸葛亮「曹彰さんの目的は漢中の制圧まででしょうから、ひとまずそこは諦めるしかありません。南蛮からの侵攻も始まっている今、我が軍の戦力で二正面作戦は不可能です。」
厳顔「やはり諦めるしか無いか・・・いよいよ以て腹立たしい。」
諸葛亮「悔しいですが、南蛮を押さえて漢中に侵攻しても、恐らく今日のように敗北するかと。」
厳顔「羌族を使うという手もあると思うのじゃが・・・」
諸葛亮「それもやってみました。しかし・・・」
『『『真の強き王である曹子文に逆らうなど、天地がひっくり返ってもせぬ!!!』』』
諸葛亮「と返されてしまいました。」
厳顔「何と・・・異民族をも従わせ、心服させるとは!」
諸葛亮「かくなる上は、江東の孫策さんと連合を組んで、曹操さんに対抗するしか・・・。」
劉備「朱里ちゃん・・・。」
劉備(私は・・・どうしたら勝てるんだろう・・・?)
そして、劉備達は撤退をしたのだった。
純「勝ったぞ!!漢中を手に入れたぞ!!」
「「「おおーっ!!」」」
愛紗「おめでとうございます、純様!」
霞「ホンマようやったわ!!」
翠「流石純殿だぜ!!あたし達父祖の地だけじゃなく、漢中も平定するなんて!!」
楼杏「ここまでの速さでやってのけるとは思わなかったわ・・・!」
稟「純様、おめでとうございます!」
それに、皆は揃って祝福の声を述べた。
純「いや、俺だけじゃねー。皆の活躍があってこそだ!!皆に感謝する!!」
それに対し、純はそう言って愛紗達だけじゃなく、その場にいる一兵卒にも拱手してお礼を言った。それを見た者は、皆揃って純に跪いて拱手した。
純「皆立ってくれ。そして、俺の話を聞いてくれるか?」
そう言い、純は皆を立たせた。
純「皆!俺は難しい事は分かんねーから上手く言えねーけど、この先どうなるか分かんねー。」
純「けど・・・いや、だから俺は、お前達と一緒に姉上の覇業を共に見て見たい!」
純「行くぜ!魏に『黄鬚』曹彰あり!俺達は一つだー!!」
そう言い純は太刀を天に掲げた。
「「「おおーっ!!」」」
それを見た将兵は、皆揃って雄叫びを上げた。こうして、僅か三ヶ月という驚異的なスピードで純は涼州を含め、漢中も平定したのだった。
投稿できました。
本当にオリジナル話は難しいですね・・・。戦闘描写思いっ切りはしょってる感ありますが、お許しを・・・。
後、平定のスピードですが、ご都合主義と言う事で気にしないで下さい(土下座)
それでは、また。