僕の超能力は青春を狂わせる。   作:るろう

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燃堂力はΨ凶である

キーンコーンカーンコーン

 

 ホームルームも終わり放課後になった。そして、僕も部室へ行こうと立ち上がろうとすると

 

 「お、相棒!.ラーメン食い行こうぜ。」

 

 いきなり背後から声を掛けられ不覚にもびっくりしてしまった。今僕に話しかけてきたこの男の名は燃堂力(ねんどうりき)前話で紹介した僕に話しかけてくる馬鹿だ。僕は普段テレパシーによって近づいてくる奴は、心の声で認識できるのだが、ことこの燃堂に限ってはなぜか心の声が聞こえないのだ。初めて会ったときは超能力を失ってしまったかと思ったほどだ。だが実はそうではなかった。この男驚くべきことに普段何も考えていない常軌を逸するアホなのだ。まったく、ゴリラでも何か考えているというのに。だからこそ僕はこの男の接近に気づくことが出来なかった。この地球上で僕に気づかれることなく近づけるのはお前くらいだ。つまり、こいつがいきなりナイフなどで刺してきたらひとたまりもないということだ。まぁ、条件さえそろえば誰でも出来るのだが。それを知ってる『あいつ』も悩みの種なんだが。

 まぁ『あいつ』についてはまたの機会に紹介するとしよう。それより今はこいつだ。僕は部室へ行かなければならないんだ、邪魔するな!

 僕は立ち上がりそのまま教室を出た。だが僕は部室へ向かわず下駄箱へと歩いていった。だって、仕方がないだろう。こんな男を連れてったら雪ノ下さんに罵倒されるに決まっているだろ。とはいえ、部室に行かないという選択肢は僕にはない。なぜなら、行かなかったら行かなかったで今度は平塚先生の説教をくらわなければならなくなるだろうしな。2日目でいきなり無断欠席をすればそうなるに決まっている。

 

 「実は昨日オレッち新しいラーメン屋見つけちまってよ」

 

 悪いな燃堂。ラーメン屋には一人で行ってくれ。僕は歩きながら寄り目になっていた。別にこれはふざけているわけではない。僕は今まさに千里眼を使っていたのだ。千里眼とは、その名のとおりその場にいながら遠くの様子を見る事が出来てしまう能力である。だが、言わずもがな、この能力にも欠点が存在する。さっきも言ったが僕は今寄り目になっている。実は、この千里眼は発動中は寄り目なってしまうのだ。「え、それだけ?」とお思いだろう。よく考えてみろ。いきなり目の前の奴が寄り目になったら君達だって不振に思うだろう。知り合いがしていたとしても確実に不審に思うぞ。

 

 「お?どうしたんだよ?いきなり変な顔になりやがって、にらめっこか?お?負けねぇぞ」

 

 こんな馬鹿はほっといて、僕は曲がり角を曲がった瞬間に屋上に瞬間移動した。何故屋上かって?それは簡単なことだ。屋上には人がいなかったからだ。人がいるトコに飛んだら、僕が超能力者ですと言ってるような物ではないか。だから先ほどの千里眼で人がいないところを探したんだ。さて、大分時間を食ってしまったな。さっさと部室へ行くとすr

 

ガタン

 

 「お?相棒いねぇな~何処いったんだ?」

 

 びっくりした。何が起こったかって?いきなり燃堂が屋上の扉を開けたんだ。僕はとっさに飛び降りたから見つかりはしなかったんだが、本当なんであいつあんなに勘がいいんだ?そして僕は着地した。この場所も人がいないかは確認済みだ。そして僕はようやく部室へ向かった。途中で比企谷と会った。今ちょうどお客さんが来ていて雪ノ下さんが対応しているとのことだ。僕は比企谷とともに部室へ向かうことにした。

 

ガラガラ

 

 部室へ入るとちょうど話は終わっていた。僕はお客さんと目があった。いかにも今風なギャルという外見である。彼女の名前は由比ヶ浜結衣僕や比企谷と同じF組のクラスメートである。比企谷曰くクラス内カースト最上位の友達グループに所属している。

 

 「え~~っと、どちらさまですか?」

 

 「いや、こいつ俺達と同じクラスのやつだぞ。名前は斉木だ。本当に知らないのかよ?」

 

 「え!!そうだったの!?」(こんな人いたっけ?)

 

 それ以上はやめろ。さすがの僕も傷ついたぞ。

 

 「まぁ、彼目立たなさそうだしね」

 

 ・・・・・なんかばっさりと斬り捨てられた様な気分なんだが。

 まぁ、由比ヶ浜さんの依頼はクッキーを作りたいとのことだ。何でも渡したい相手がいるらしい。というより僕の目の前にいるんだがな。彼女はどうやら比企谷にきがあるみたいだが、比企谷は気づいていないな。というよりも自分でその可能性を排除しているようだ。本当にこいつはひねくれているな。

 

ガラガラ

 

 「お?ようやくみつけたぞ相棒」




すいません。次は料理と言いましたが、先に燃堂を出しておきたかったのでこうなりました。
次回こそは料理の話です。
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