今回から週1投稿にしたいと思います。
理由は最近忙しくなってなかなか執筆できなくなってきたからです。
今後ともよろしくお願いします。
僕は昼休みはいつもトイレの個室でお弁当を食べている。前にも言ったが僕は目立ちたくないのだ。そいえば由比ヶ浜さんだが、彼女はあの依頼以来部室に顔を出すようになった。そのせいで部室がうるさくなってしまったが、まぁいいだろう。
僕が昼ご飯を食べ終え教室に戻ると、どうやら由比ヶ浜さんと三浦さんが喧嘩したそうだ。まぁ、三浦さんが一方的に由比ヶ浜さんに怒鳴ってたそうだが。とはいえ、由比ヶ浜さんが三浦さんと話し合い何とか落ち着いたとのことだ。ちなみに、三浦さんとは由比ヶ浜さんが所属している友達グループに所属している金髪縦ロールの女子生徒だ。
キーンコーンカーンコーン
「よぉ、斉木。実はなダークリユニオンが、この漆黒の翼を倒すために幹部をこちらに派遣したとの情報が入ってな、パトロールすることにしたんだがお前も一緒にどうだ?」
一人でパトロールでも何でも勝手にやってろ、海藤。いきなり僕に話しかけてきたこいつの名は海藤瞬。ちなみにこいつが今言ってたダークリユニオンとか漆黒の翼はこいつが脳内で勝手に作り上げた架空の存在である。つまりこいつは重度の中二病なのである。この男は高校に入ってから内気な自分を変えるためにと思いこうなったのだ。いわゆる高校デビュー失敗の産物である。そのためクラスでは浮きまくっている。そしてこいつは、僕も同じ高校デビューに失敗した仲間と思い込みそんな僕にシンパシーを感じてか、こうして付きまとってくるのである。さて、こいつをどうやってまこうか。僕は今から部活があることを海藤に伝えた。
「ほぅ。なら、俺も付いて行こう。組織の幹部が潜んでるやもしれん。」
いえ、お断りします。とはいえ言ってしまった手前こいつのことだから勝手に先生に聞いてでも来そうなので仕方なく連れて行くことにした。部室がなにやら騒がしかった。
「我は剣豪将軍、材木座義輝だ。」
中二病がいた。入ってみるといきなり中二病全開の奴がいた。こいつの名前は材木座義輝。2年C組の生徒だ。何故僕がこいつのことを知ってるかというと、体育の時間は合同授業でC組と一緒だからである。
「何?貴様が剣豪将軍だと。そうかようやくわかったぜ。貴様だったんだな組織が送ってきた幹部とは。斉木安心しろ、こいつはダークリユニオンの幹部だが実は俺のもぐりこませたスパイなのだ。久しぶりだな。まぁ、この姿じゃわからねぇよな。俺だ漆黒の翼だ。」
「おぬしは漆黒の翼か。懐かしいな。これも八幡大菩薩の導きか。」
何でこいつらこんなに意気投合してるの?こいつら初めてあったはずなんだがな。こいつらいきいきしてるな。
「ねぇ、比企谷君。この人たちは何なの?」
「あぁ。これは中二病だ。」
比企谷が説明してる間もこいつらはずっと意気投合していた。
「つまり、自分で作った設定に基づいたてお芝居をしているというわけね。」
雪ノ下さんはもう理解したようだ。
「まぁ、材木座の場合は過去の話をベースにしている分まだマシだがな。」
確かに海藤よりはまだ、ましである。それから比企谷が元中二病ということが明らかになったりしたが、そんなことはどうでもいい。それよりこの材木座の依頼とは、ラノベの原稿を投稿しようと思ったが、その原稿の感想を聞く友達がいなかったので感想を聞かせて欲しいとのことだ。つまりこいつも比企谷と同じぼっちだということだ。とはいえ、今友達と呼べそうなのが目の前にいるわけだが。
その夜、僕は原稿を読み始めたが正直最初の2、3ページで読む気をなくした。僕はそのまま寝ることにした。
次の日の部活の時間、比企谷と雪ノ下さんは眠そうにしていた。由比ヶ浜さんは読まなかったらしくまったく眠そうではなかった。
「では、感想を聞かせてもらおう。」
僕は進んで最初に感想を伝えた。なんせ僕も読んでないのでな、比企谷と雪ノ下さんの心の声を聞いて感想を述べることにしたのだ。こいつが求めてるのは読んだ者の感想だ。ならばこれでも文句はあるまい。まぁ、大分批評だったが、それをなるべくオブラートに包んで伝えた。それでも少しショックを受けてたが、そのあとの雪ノ下さんのダイレクトな感想と由比ヶ浜さんの悪気のないのに地雷を踏む一言によって、ノックアウト寸前だった。哀れだな。そして極めつけに、
「で、あれ何のパクリ?」
比企谷によるとどめの一発で完全KOとなった。ついでに海藤は材木座を励ましてやってる。
「だれにだって、失敗は付き物さ。次頑張ればいい。」
とはいえ、海藤も面白くなかったのか感想については一言も触れていない。
「また、見てくれるか?」
驚いたな。アレだけ言われたというのに。どうやら人に見てもらえたことがうれしかったようだ。なるほど、これが作家病というやつか。もしかしたらこいつなら将来本当に作家になりそうだな。なんだか読まなかったことに少し罪悪感がでてきたな。
「ああ、読んでやるよ。同士の頼みだしな」
「分かった。また読むよ。」
どうやら海藤や比企谷も僕と同じことを感じていたらしい。
「比企谷八幡、漆黒の翼!さらばだ!」
そう言い残し材木座は帰って行った。
次回はあの人の登場です。