僕の超能力は青春を狂わせる。   作:るろう

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Ψ高に熱い男、灰呂杵志登場!

 今僕は体育の授業を受けている。今日からテニスが始まったんだが、ペアを組むことになったので僕はというより向こうから誘ってきたのだが海藤と組むことになったが、こいつ打っても打ってもはずすので、ラリーがまったく続かないのである。比企谷は一人で壁打ちしている。ある意味むなしいな。

 

 「はぁはぁ、斉木いくぞ。」スカッ  「くらえ、ジャッジメント・ナイツ・オブ・サンダー!!」スカッ 「今までのはほんの小手調べだ!」スカッ

 

 やめておけ海藤。これで連続13回のミスだ。というより僕一回しかうってないような気がするのだが、まぁ楽だからいいか。

 あれから数日が過ぎた。その間にあったことといえば比企谷がペアを組んでたり海藤が10回に1回は成功するようになったりした。今僕は部室にいる。どうやら比企谷はペアを組んでくれた奴の頼みをかなえてやりたいと思ったらしく、雪ノ下さんと相談していた。

 

 「やっはろー」

 

 由比ヶ浜さんがやってきた。しかも、今話題に出ていた人物をつれてきたのである。そいつの名前は戸塚彩加。見た目はかわいらしい女子だがじつはこいつは男なのだ。僕も初めて見た時は間違えそうになったが、僕は超能力者だ。5秒で彼が男であると分かった。と、話を戻そう。どうやら、戸塚はテニスがうまくなりたくてここに来たらしい。うちのテニス部はそこそこの成績を残しているのだが、前はそうではなかったらしい。去年から力をつけてきたそうだ。とある一人の人物の入部によってテニス部は変わったそうだ。だが、それは雰囲気が変わっただけで別にテニスがうまくなったりしたわけではないので、中々勝ちあがれない状況にあるのだ。テニス部で一番うまいのがそいつで戸塚は二番目だそうだ。まだまだ強くなりたいと願った戸塚は奉仕部へとやってきたしだいである。ちなみに去年テニス部に入りテニス部を変えた人物とは灰呂杵志。僕達のクラスの学級委員長をやっていて、それでいてとても熱血で暑苦しい男なんだが何故かみんなそいつの言動にはついていくというとても人望が厚い男なのだ。しかもそいつの目はすべてを平等に見ているためクラスの嫌われ者燃堂を何の偏見も持たずライバル視していたり比企谷にだって普通に話しかけたりしている。

 

 「みんなそろって、何をしているんだい?」

 

 うわさをすれば何とやらだな。そう、いま部室に入ってきたこいつこそが灰呂杵志だ。ちなみに僕達は今運動場にいる。何をやってるかというと特訓だ。僕も体操服に着替えて筋トレしている。まったく、疲れないが疲れたふりをしていたところにちょうどやってきたのである。

 

 「え?特訓だって。僕も混ぜてよ」

 

 「本当は灰呂に追いつきたくて始めたんだけどいいよ」

 

 (呼び捨てだと!うらやましい)

 

 比企谷そいつは男だ。変な扉をこじ開けようとするな。さて、のどが渇いたな。お茶でも買ってくるか。僕がお茶を買って戻ってくるとなにやらにぎやかになっていた。どうやら、テニスコートの使用権を賭けテニス勝負をすることになったらしい。しかもその相手がイケメンでリア充という比企谷と正反対なこの男、葉山隼人がひきいる葉山グループだなんてな。なんで僕がいないうちにそんなめんどくさいことになってんだよ。まぁ僕は出なくても大丈夫そうだし別にいいか。そういえば、雪ノ下さんの姿が見えないな。どうやらどこかに行ってるらしい。相手は葉山隼人、三浦優美子、戸部翔の3人らしい。ん?何で3人もいるんだ?こちらは比企谷と灰呂の二人だけだった。どうやらテニス部である灰呂が出るからと一人多くして調整したようだ。かくして、変則テニスが始まった。

 最初は比企谷にばかりボールが飛んでったが比企谷が難なく撃ち続けるので灰呂をねらいだした。だが、灰呂は来た球を思いっきり敵コートへ叩き込んだ。これなら楽勝だな。

 

 「ぐ。あ、脚が。」

 

 いきなり灰呂が足を抱えて痛がっていた。

 

 「どうやら、体育の時間の時サッカーで痛めてしまったらしい。」

 

 どうやらこいつサッカーの試合でゴールキーパーを勤めていた燃堂を相手に延々と戦い続けていたらしい。結局試合は1-0で勝ったそうだが。酷使しすぎた脚が今になって痛くなったそうだ。

 

 「すまない、みんな。でも大丈夫だよ。斉木君と由比ヶ浜さんがいる。斉木君、君の本気を見せてやってくれよ!」

 

 いや、わざわざ3人で続ける必要がないだろ。

 

 「確かに、斉木君。君は、昔は勝ちにこだわりすぎていたかもしれない。だが、今はちゃんとした君の仲間いるんだ。テニス部の元部長だったという君の本気を僕に見せてくれ。」

 

 いいから早く保健室行け!今こいつが変なことを口走っていたが、僕にそんな過去はない。以前こいつに僕の超能力がばれかけた時に記憶消去を行ったのである。だが、これにはデメリットがあり、消去されると同時に記憶の補完が行われるのである。つまり、こいつは僕が超能力者という記憶が僕は昔テニス部の部長だった勝ちにこだわるあまり温度差を感じた部員が一人残らずやめていき心に傷を負っているという記憶にすり替わったのである。残念ながらこれは僕が関与できないので、どんな補完がされるかは僕にも分からないのである。

 

 「早くしてよ~。俺早く魔球撃ちたくてうずうずしてんだけど。」

 

 黙れ戸部。だがまわりは僕が元テニス部部長だと聞いて盛り上がっている。

 

 「灰呂が抜けて絶対勝ちめないと思ったけどこれは分からなくなったな。」

 

 「頑張れよ斉木~」

 

 「灰呂の思い無駄にすんなよ!」

 

 マジですか

 

~おまけ~

 

体育の時間

 

 「うぉぉぉぉ~」

 

 バシン

 

 「へっへっへ、オレッちを倒そうなんて10年はやいぜ」

 

 「くそ、こうなったら。あ、あれはなんだ!?」

 

 「お?どれだ?」

 

 「いまだ!」

 

 パスン

 

 「よっしゃぁぁぁぁぁ」

 

 灰呂それうれしいか?




次回は、テニス勝負の続きになります。
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