僕の超能力は青春を狂わせる。   作:るろう

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ついに決着です。
ついでにあのキャラも出てきます。


斉木楠雄はΨ確認する

 パンッ!

 

 葉山達は驚いていた。比企谷も驚いていた。それはそうだろう。なんせ、先ほどまで体力切れで碌に動けもしなかったはずの雪ノ下さんが打ち返したのだからな。

 

 (どうなってんだ?確かにあいつ体力切れでばててたはずなのに)

 

 比企谷の疑問どおりだ。普通なら打ち返すことは出来なかっただろう。だが、普通ならざる僕がいるのだ。

 “復元能力”それが僕が今使った超能力の名前だ。これは対象を1日前の状態に戻す能力である。この能力を使い雪ノ下さんの体の状態を1日前に戻したのだ。つまり雪ノ下さんの体力を0からMAXまで回復させたということだ。

 言っただろう本気を出すとな。別に僕が決着をつけるとは言ってない。まぁ、こんなことをすれば当人である雪ノ下さんもさすがに怪しむだろうがそこは怠っていない。あの瞬間

 

 (打って!ゆきのん)

 

 (くそっ!なんとか打ち返してくれ雪ノ下!)

 

 (・・・・何で二人の声が?え?何?からだが急に軽くなって)

 

 なんていうことが起きていたのだ。“強制以心伝心”僕がテレパシーを用いて二人の心の声を雪ノ下さんに聞かせたのだ。まぁ、漫画などでよくある仲間の応援で復活というものだ。これならば多少不自然でも何とか強引にごまかせるだろう。  ふぅ、何とか無事終わりそうだな。比企谷『61』、僕『52』か。まずまずの数字だな。雪ノ下さんの打ち返したボールに相手は対処できなかった。それはそうだろう、もう動けないと思われていたのだからな。そして僕達もマッチポイントとなった。そして、雪ノ下さんがボールを打った。だが、それを三浦さんが返してきた。

 

 「あーし達が簡単に負けると思わないでよ」

 

 そのボールは比企谷に向かって飛んでいった。比企谷はそのボールをネットぎりぎりのところに打ち返した。葉山達はいきなり打たれたそのボールに反応できずにいた。だが、三浦さんはそれに一瞬早く反応し打ち返そうと全力でダッシュしたが思いっきり転倒してしまった。その時どうやら足をすこしひねったらしい。葉山がすぐに保健室へと連れて行った。みんなの興味はそっちに移ってしまった。『47』それが僕と比企谷の最終的な好感度である。というか、ある意味すごいな。終盤あそこまで高くなっていたのに葉山の行動一つで一瞬でここまで下がるとは。忘れていたが好感度は簡単に下がるんだった。まぁ、それでも比企谷は下がりすぎな気がするがな。こいつの好感度を上げるとしたらかなり骨が折れそうだな。まぁ、そんなことは一生ないだろうが。

 僕は今少し罪悪感を感じている。その理由は、三浦さんが何もない所で転んだように言ったがアレは実は僕があけてしまった穴のせいだ。僕が力加減に失敗しあけてしまったあの穴につまずいて転んだんだ。ふぅ、今度三浦さんが困ってたら助けてやるとするか。僕は借りを作りたくないのでな。

 どうやら戸塚の依頼も無事解決したようだ。今、事情を知った灰呂が自分の通ってるジムを紹介している所だ。一番うまい灰呂と一緒に練習するのが一番という結論に至ったのだ。

 

 「斉木君、比企谷君。僕は感動したよ!二人ともナイスプレイだったよ」

 

 こいつからの僕達への好感度は『100』だ。正直どうでもいいことだが、比企谷にたいしても何の偏見も持ってないのだから、ある意味すごいやつだな。

 さてと、昼休みももうすぐ終わりだな。比企谷は偶然雪ノ下さんと由比ヶ浜さんの着替えてるところを目撃してしまうといういかにもラブコメ的なことをやってる。ほっといてとっとと着替えて戻るとするか。いや、その前に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーー屋上ーーーー

 

 「グフェッフェッフェッ・・・・」

 

 この覗きのベストポジションで双眼鏡を覗いてたら偶然にもテニスをやってる女子を発見してしまったっス。それがなんと、あの有名な雪ノ下さんだったのだからこれは覗くしかないっスよね。

 紹介が遅れたけれど俺の名前は鳥束零太、霊能力者っス。霊能力とは霊や死者の魂などを感知したり霊的な力で普通の人には出来ないことを可能にする能力っス。

 俺は今偶然にもテニスで体を動かす女子を見て興奮してるんっスけど、その女子が今ちょうどお着替えをしてるようなんスよね。あと少しのところで建物が邪魔で見えなかったんスけど、今いかにもさえない男子っぽいやつが偶然覗いてしまったぽいんスよね。うらやましい!けど、そいつのおけげで女子が動いたのであと少しで見えそうになったっス。くっ、後もうちょっとなのに~。

 

 おい!何やってるんだ?

 

 「!?さ・・・斉木さん!」

 

 まったく。試合中気持ち悪い声がずっと聞こえてたんでな。こいつ鳥束零太は煩悩の塊である。

 

 「ちょっ、俺の紹介だけなんかひどくねぇっスか?それより、斉木さんも覗いてくっスか?」

 

 そんな、屋台に誘うのりで誘うな!ともかく、ちょっと、お灸を据えてやる必要があるようだな。

 

 「え、ちょっ斉木さん?ぎゃああああああ」

 

 その日屋上で何が起こったのかはあえて語らないでおこう。




まさかの鳥束が登場しました。
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