やはり俺が花町高専に転校するのは間違っていなかった。   作:Lcrcl (エルマル)

38 / 76
信頼

side火野八幡

 

一郎「いやー、お前強いな!」

 

咲子「アンタもなかなか強かったわよ?」

 

風鈴「私吹き飛ばされたんだけど!?」

 

八幡「…風神の舞の威力は充分みたいだな」

 

風鈴「私まさかの実験体!?」

 

流「風鈴の舞、なんてな!」

 

風鈴「…りゅう?」ギロッ

 

流「…スミマセン」

 

そのジョークは寒いぞ。

 

砂智子「それにしても、あの最後の攻撃、必殺技っぽいですね」

 

咲子「嵐爆熱ハリケーンのこと?…いや、アレはただ範囲と威力が高くて溜めも長いハイリスクハイリターンな技よ?」

 

一応必殺技だよな?

 

砂智子「そうなんですか?」

 

咲子「そうなのよ(ま、フレイムウェイブという溜め時間短縮用の技があるんだけどね…)」

 

メイ「…咲子さん」

 

咲子「ん、どうしたのメイ?」

 

メイ「…そろそろ時間ですよ!」

 

咲子「え、もう!?速く行くわよ!」

 

ダダダー

 

室見と咲子は倉庫へ走っていった。

いつものアレか。

 

一郎「何するんだあいつら?」

 

八幡「倉庫に行けば分かるぞ」

 

風鈴「大事なこと?」

 

八幡「まあ…あの2人にとってはな」

 

砂智子「行ってみましょう」

 

ー倉庫ー

 

『ムゲン・ザ……ハンドォォォ!』

 

咲子「おー、キタキタ!」

 

メイ「進化しました!」

 

流「急いでた理由が…」

 

一郎「イナイレ鑑賞なんてな…」

 

風鈴「なんか、ね…」

 

砂智子「意外ですね…」

 

咲子「ん?アンタ達も観る?」

 

5人『見ません』

 

咲子「そう、残念ね」

 

イナイレ信者が増えると思ったのに…なんて、思ってそうだな。

(実際そう思ってる)

 

メイ「………」パクッ

 

咲子「あれ、ポテチない!?」

 

メイ「あ、今のが最後のでした」

 

咲子「むぅ…しゃーない、新しいの取ってくるわ」スタスタ

 

そう言って咲子は冷蔵庫へ向かった。

平和だな。

 

一郎「…八幡」

 

八幡「なんだ?」

 

一郎「話がある」

 

八幡「…おう」

 

そして俺と雷落は移動した。

 

八幡「で、話って?」

 

一郎「…お前、咲子に助けられたんだろ?」

 

一郎はそうきいてくる。

 

八幡「…まあな」

 

一郎「だよな。道理で引っ越してたったの2週間で彼女できるワケだぜ(コイツは根は優しいしな)」

 

八幡「で、本題は?」

 

一郎「…どうやって助けられたんだ?見た所良い奴そうだし、お前の心を

動かすぐらいの事があったんだろ?」

 

コイツには…話せるな。

 

八幡「そうだな…俺は目が腐ってた事が真っ先にバレたんだよ、咲子に…」

 

俺は話した。俺が過去を打ち明けたことを。その後咲子に慰められた事を。咲子の優しさに惹かれた事を…。

 

一郎「…まるで運命だな」

 

八幡「そうとしか思えねえよ」

 

一郎「マジでお似合いすぎるぜ。手合わせでの信頼も中々のものだったしな」

 

確かに、咲子が技を溜めてる時に攻撃されないとは保証できない。それができると俺を信頼してたんだ。

 

八幡「ホントに良い奴だぜ、咲子は」

 

…だからこそ大好きだ。




一郎と八幡の仲について
友達以上親友以下ですね。
中学校で八幡をいじめてたヤツらを止めてました。
結局八幡の目は腐りましたが。

次回もよろしくおねがいします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。