やはり俺が花町高専に転校するのは間違っていなかった。 作:Lcrcl (エルマル)
♪すりぃ-空中分解
side桜木咲子
咲子「腕が…!?」
文字通り空に舞い散った。なのに…
咲子「痛く、ない…?」
よく見ると血も出てない。
咲子「次元斬り?」
でも、近くにメイは見当たらない。
風鈴「…やっぱりね」
咲子「?」
風鈴「咲子の能力、解除だけじゃないよ。…正確には、解除は能力の一部、かな?」
咲子「能力の、一部?」
風鈴「それ以外は分からないけどね〜?」
咲子「は、はぁ…」
で、コレ…
咲子「動かせるのかしら?」
フラフラ
腕はなりふり構わず踊りだした。
咲子「動いた!」
なら、この状態で…
咲子「超炎天桜舞!」BLOOOM!
風鈴「え、ちょっ!?」ズドッ
離されてる腕ともう片腕から攻撃を放つ。
咲子「ちゃんと機能するわね」
後は、どうやって戻すかね。
咲子「…戻れ!」
シュルル…
腕は戻ってきた。
咲子「くっつけて、と」
これでいいのかしら?
シュッ。
咲子「あ、戻った」
風鈴「(能力はかなり規格外だね…)…一旦停戦しよう」
咲子「停戦?」
まさか風鈴から言うとは思わなかったわ。
咲子「いいわよ。今の内に離れてなさい」
風鈴「そうするよ。じゃ!」ダッ
風鈴は走り出し、数秒後には見えなくなった。
咲子「これがホントの空中分解、なんつって♪」
…誰もいないから寂しいわね。
咲子「分裂ね…」
ドッキリを仕掛けてみよっと。
咲子「まずは腕を離して、と」
ポロッ
右腕は体から離れ、宙に浮く。
咲子「後は待つだけね」
ー1.3965分後ー
メイ「あ、咲子さん」
ルマ「やっと会えたね!」
咲子「ええ…」
2人は私の腕がない事に気付く。
メイ「どうしたんですかその腕!?」
ルマ「大丈夫!?」
咲子「ふふっ、大丈夫よ」
右腕を操ってメイの背中の後ろまで持っていく。そして…
トントン
メイ「?」クルッ
メイは振り向き…
メイ「キャァァァ!?腕が浮いてます!?」
めっちゃ驚いたわね。
咲子「ドッキリ大成功♪」スッ
カチッ
ルマ「えっ、どういう事?」
ルマ「えっ、どういう事?」
咲子「私の能力よ」
メイ「能力?解除じゃなかったんですか?」
咲子「風鈴に指摘されたのよ。解除や数分前目覚めたコレは能力の一部に過ぎないって」
ルマ「へえ。離せるのは腕だけじゃないよね?」
咲子「もちろん、首もオーケーよ。…この通り♪」ポロッ
メイ「ヒッ…それは流石に怖いですよ…」
咲子「うん、ゴメン」カチッ
ルマ「で、これからどうする?」
メイ「体力を温存させますか?」
咲子「いや、他のチームは最低1人脱落してるけど私達は1人も脱落してないわ。だから私達はココで相手を待つ」
体力を温存しておくわ。
咲子の能力(の一部)
体を分裂させる 能力を解除する
次回もよろしくおねがいします。