やはり俺が花町高専に転校するのは間違っていなかった。   作:Lcrcl (エルマル)

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………。


信用するわよ

side比企谷八幡

 

桜木に近づく。彼女はこっちに気付いた。

 

咲子「あら、八幡。どうしたの?」

 

八幡「隣、いいか?」

 

咲子「ん、どうぞ」

 

八幡「ありがとな」スッ

 

マッ缶を開け、一気飲みする。

うん、美味いな。

 

ゴクゴク

 

咲子「………」

 

八幡「………」

 

しばらく誰も喋らない無言が続く。

…悪くないな。

 

咲子「ねぇ、アンタ、質問があるんだけど…」

 

八幡「なんだ?」

 

咲子「…アンタ、何でそんな”目”をしてるの?」

 

目?まさかの中二病かコイツ。

 

八幡「何のことだ?」

 

咲子「その半分腐ってる目の事よ。何故か私以外気付かなかったわね。余程の事がないとそうはならないわよ?」

 

気付かれたか。まあ、隠してるつもりはなかったんだが。

 

八幡「気付いたのか。話してもいいが……気分が悪くなったらすぐに言えよ?決していい話じゃないからな」

 

嘘だと思われるかもな。

 

咲子「ええ、知りたいの。話してくれる?」

 

八幡「…分かった」

 

そして、桜木に俺の過去を話した。総武高校の事、奉仕部の事、そして…依頼の事とその後の事を。

桜木は悲しそうな顔をしていた。

しかし、俺が母さんの事を話したら、安心したような顔をしていた。

 

八幡「これがこの目の理由だ。母さんに助けられる前はもっと酷かったぞ」

 

咲子「…………(思ったより酷かったわ。てかあの雪ノ下と由比ヶ浜と八幡の元妹は最低な人達ね)」

 

八幡「で、お前はどう思う?ただの作り話だと思うのか?」

 

しかし、桜木は違った。

 

咲子「…信じるわよ、アンタの目は嘘をついていない」

 

そう言ってきた。

 

八幡「………?」

 

咲子「アンタの過去は最悪だった。……でも、それはもう繰り返される事はないわ。だって…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…今のアンタには、味方がいるから」

 

八幡「……!!」

 

咲子「有美さんも、さとかに隊のみんなも、アンタの味方よ。アンタは何も悪くない。裏切る事は絶対にないわ」

 

八幡「そう、なのか…?」うるっ

 

クソッ、何で涙が…!

 

咲子「そうよ。…肩、貸すわよ?」

 

八幡「……ちょっと、借りるぞ。ううっ…」

 

俺は桜木の肩で静かに泣いた。

肩の荷が降りた気がした。

 

咲子「私がアンタを守ってやるわ」

 

ー数分後ー

 

八幡「…ありがとな、桜木」

 

咲子「ええ、どういたしまし……て?」ポカーン

 

八幡「ん?どうした?」

 

咲子「いや、あの、その、目が…」

 

目?

 

八幡「さらに腐ったのか?」

 

それは流石に嫌だな。

 

咲子「いや、その真逆で…めっちゃカッコよくなってるのよ///」

 

…は?

 

八幡「は?」

 

心の声がそのまま出た。

 

咲子「ほら、鏡」スッ

 

鏡を覗いてみる。そこには俺ではなく黒く澄んだ目をしたそこそこイケメンなヤツがいた。

 

八幡「…誰だコイツ?」

 

咲子「…///」

 

桜木は顔をさらに赤くした。コイツ、まさか…

 

八幡「熱か?」

 

咲子「…違うわよ!」

 

八幡「そ、そうか」

 

咲子「それと、私の事は咲子と呼びなさい」

 

八幡「いや、無理」

 

名前呼びとか陽キャかよ。

 

咲子「無理じゃないわ。文句あるの?」じー

 

桜g「咲子」…心読むなよ。

 

八幡「ハァ…分かった。咲子」

 

咲子「………///」プシュー

 

八幡「?まあいいや。また明日会おうぜ咲子」

 

スタスタ




ふう、なんとかできた…。

次回もよろしくおねがいします。
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