今回は更にややこしくなると思いますので…
後、レベルを☆表記にしますので、よろしくお願いします
それではどうぞ
倒れてしまった立木に近寄り起こしてやる。
「大丈夫?立木君」
気絶して伸びているとはいえ、全く反応がない…いやそれどころか…
「息を…していない?」
僕が驚いて固まっていると後ろに気配を感じる。
「っ!?」
後ろを振り向くと知らない白衣の女性がそこにいた。
辺りを見渡すと先程までいた一般市民も居ない。
「立花遊理、あんたに決闘を申し込むわ!」
白衣の女性がいきなりデュエルディスクを起動する。その一瞬、視界がぶれるように感じたが、まずは逃げなくては…
「っ…何かヤバい!うわっ!?」
逃げようとすると勝手にデュエルディスクが起動する。僕は全く起動していないのに…
「さぁ…最高の決闘にしましょう!デュエル!!」
一方的な宣言と共に、周囲の街並みがホログラムによって変わる。
普通の決闘ならばホログラムはモンスターの召喚以外に使われないはずだが…
「あのお方の為に捧げるデュエルなのだから…しっかりと頑張りなさい!私のターン!」
勝手に女性の先行となり、僕はデュエルディスクを構え5枚ドローする。
「私は、ストロベリーナイトを召喚!!」
ストロベリーナイト ☆4 ATK 1200 DEF 900
カードを置かれると苺の盾を持ち、ピンク色の剣を持った勇者が現れる。
「ストロベリーナイトの効果発動!デッキからナイトと呼ばれるモンスターカードを1枚サーチする!私は、マンゴーナイトを手札に加える!」
僕はその展開を見ながら自分の手札を見る。
レッドドラゴン ☆4 ATK1500 DEF1500
ガイアドラゴン ☆6 ATK 0 DEF3000
カオスドラゴン ☆5 ATK2000 DEF1500
強欲な壺 魔法
プライムプレゼント 速攻魔法
…やはり、わからない。
やはり、このデッキは強いのだろうが…初めて見るカード達だらけでわからない。
「…僕のターン!!ドロー!!」
デッキからカードを1枚ドローする、引いたのは…なんだ…これ?
真っ黒なカードを引いたが…モンスターでも魔法トラップカードでもない…なんのカードかすらわからない………
「っ…レッドドラゴンを召喚!」
「Graaaa!!」
レッドドラゴン ☆4 ATK1500 DEF 1500
先程とは違い、小さな卵が出現し、そこからドラゴンが生まれ、僕の隣に寄り添うように出現する。
「へぇ…Rから聞いてた通り変なカードばっか使うのね」
女がニヤニヤしながら僕のレッドドラゴンを見る。
「バトル!!レッドドラゴン!ストロベリーナイトに攻撃!!」
レッドドラゴンの口からブレスが放出され、ストロベリーナイトに直撃、そのまま大きな爆発を起こす。
「きゃっ…痛いわね…もうっ!」
??? LP 4000→3700
「カードを1枚伏せて…ターンエンド!」
一応速攻魔法のプライムプレゼントを伏せておく。効果は…中々だが…
「私のターン!ドロー!…ふっ…ふふふ!」
向こうの女が不気味に笑い始める。
「まずはマンゴーナイトを召喚!」
マンゴーナイト ☆3 ATK500 DEF0
「ふふふふふっ、遊理!貴様はここで終わるのよ!私は、アビスリチュアルを発動!」
アビスリチュアル…聞いたことの無いカードが発動される。
「私はマンゴーナイトのレベルを手札のオレンジナイトを墓地に送ることで0にする!」
「何っ!?」
モンスターのレベルを0だと…!?初めて見たぞ!!
「アビス召喚!!深淵の王を守る騎士よ、私を守れ!現れろ、アビスナイト!!」
「はぁっ!!」
アビスナイト ☆0 ATK 2500 DEF 2500
「アビス…ナイト…っ…」
漆黒の鎧を纏った西洋騎士の様なモンスターが次元を切り裂き現れる。
そのモンスターを見た時にズキっと左目が痛みが走る。
「さぁ、バトルよ!アビスナイト!あのドラゴンを切り裂け!」
アビスナイトがレッドドラゴンに走りながら近づいてくる、レッドドラゴンもブレスを出そうとするが、その前にアビスナイトがレッドドラゴンの胸を剣で貫く。
「ぐっ…」
遊理 LP 4000→3000
「っ…がっ!?」
ダメージを貰うと、全身に激痛が走り、そのまま膝をついてしまう。
「言い忘れてたけど…LPが0になればあなただけは死ぬからね?」
「なん…だって…?」
僕のLPが無くなれば…死ぬ…?でも、この激痛をくらい続けたら…
「アビスナイトの効果発動!破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるわ!」
そう言うとアビスナイトの剣からビームのようなものが僕に向かって当たる。そのビームを食らって僕は数メートル吹き飛んでしまう
「がっ…!!」
遊理 LP 3000→1500
「まぁ、せいぜい頑張りなさい、カードを2枚伏せてターンエンド」
女はニヤニヤしながら僕を見る。
…こんなとこで…こんなところで…死ねないんだ……!
「僕の…ターン!!」
デッキからカードを1枚ドローする。引いたのは…また真っ黒なカード…
「っ…手札から強欲な壺発動!僕はデッキからカードを2枚ドローする!」
デッキから2枚ドローすると、ドラゴン抹殺の毒というトラップとシャワードラゴンというカードを引きあてる。
ドラゴン抹殺の毒 トラップ
シャワードラゴン ☆2 チューナー ATK150 DEF 100
「っ…どうすれば………」
こんなカードで…どうやって勝てばいいんだ…
「ふふっ…万策尽きた?じゃぁ、早く負けちゃいなよ…負けてしんでさ…魂を私たちにあげようよ…」
くっ…揺さぶりを掛けてくるな………
『…勝つための力が欲しいか…』
「っ!?」
頭の中に誰かが話しかけてくる…!?
『今ならこの私が力を貸そう…』
…今の僕には何も出来ない…このまま行くと僕は負けるだろう…だけど…!!
「…あぁ…力を貸してくれ!!」
頷いてカードを天に掲げる!
「なっ…!?お前もしかして…!!」
女が動揺するが関係ない…!!
『…よかろう!我が名は深淵の愚者!ゼロだ!』
僕の隣からアビスナイトが召喚されたように次元が歪み、僕と同じ姿をしたもう1人の僕が現れた。
「…僕と…同じ姿…?」
『少し君の姿を模倣させてもらった、まずはこの女を倒そう』
ゼロと言うもう1人の僕は不敵に笑う。
………信じてみるか…!
「僕は!チューナーモンスター!シャワードラゴンを召喚!」
シャワードラゴン ☆2 チューナー ATK 150 DEF 100
地面から水が溢れ始め、そのままドラゴンの形になる、これがシャワードラゴン…!
「そして、僕はアビスリチュアルを発動!!レベル2のシャワードラゴンに手札のガイアドラゴンを使ってアビス召喚!」
シャワードラゴンが次元に囚われ、その姿を巨大な檻へと変化させる
「『深淵より来たる大きな厄災よ!その力を龍へと変化させ顕現せよ!現れよ…!アビスドラゴン!!』」
アビスドラゴン ☆0 ATK2500 DEF 2000
その檻に黒い液体が溜まっていき、その姿をドラゴンと変え、折を突き破る。
「………」
「君も…使えるのね…」
「…使えた…というか、使わせてもらっているの方が強いかな」
ゼロを見ながら僕はニヤリと笑う。
「行くよ、バトル!アビスドラゴンでアビスナイトを攻撃だ!!」
アビスドラゴンが口から巨大なブレスを放出する。
「それはどうかしら!リバースカード!トラップカードオープン!騎士の誓い!私のモンスターの攻撃力を1000上げて、戦闘で破壊されないようにする!」
アビスナイト ATK 2500→3500
「そして、2枚目のトラップカード!アビスファイト!自分フィールドのアビスモンスターの攻撃力を倍にする!!」
アビスナイト ATK 3500→7000
「せっかく召喚したのに…敗北するなんて絶望的ね!アビスナイト返り討ちにしなさい!!」
アビスナイトがブレスを吸収し、そのまま僕たちに打ち返す…だけど…!
「…それはどうかな?」
「なにっ…?」
『私たちのモンスターのアビスドラゴンの特殊効果発動!戦闘ダメージを全て効果ダメージと変換し、相手に反射する!!』
アビスドラゴンがそのブレスを受け止め、そのまま手に巨大なエネルギー弾を作り、そのまま撃つ。
「『アビスインパクト!!』」
「くっ………きやぁぁぁぁあ!!」
??? LP 3700→0000
「終わった…のか…?」
見知らぬ女性を倒すと、そのままホログラムが無くなり先程居た場所に戻ってきたようだ。女性も居なくなっており、そこに存在したかどうかも怪しい………
「なんだったんだ………あっ、立木君!」
辺りを見渡し、立木を探す………居ない…
「………なんなんだよ…いったい…」
僕は先程手に入れたアビスドラゴンのカードを見つめながら、そう呟いた
ほんっっっっとうに表現がくそざこでごめんなさい
次回辺りにはしっかり書きますので…