メトロイドアーク   作:ルーデリアン

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もう、サムス一人で十分じゃないかと思ってきましたが皆さんはどう思うでしょか。


プロローグ5「圧勝」

ここは、感染者の居住区内。そこでは正しく修羅場ともいえる状態になっていた。

 

「ヒャッハー、感染者どもがうようよいるぜ。」

「これだけいれば、気持ちよく殺せるだろうな。」

「もう我慢できねえ、殺していいですか?」

ワールドの面々は、異常に士気が高まっていた。

 

「くそ、何なんだこいつら。」

「ただのチンピラのくせに何でこんなに強いんだ。」

「気を付けろ、奴ら蓄音機を持っているぞ。」

ウォルモンドの民兵は、ワールドの猛攻に苦戦をしていた。

 

「…おかしいな。」

「ああ、奴らさっきより動きが良い。」

「恐らく、リーダーが直接指揮を執っているんだろ。」

「それに、やつらの目がおかしい色になっていやがる。薬でブーストをかけていやがる。」

現場に到着した、サムスたちはこの状況を観察していた。

 

「いいか、感染者は殺せ。庇う奴らも殺せ。いるだけで害のある連中だ。殺せ。」

そういうのは、ひときわ大柄の男。その耳はクマのようになっている。所謂ウルサスである。

 

「……………」

リーダーの隣にいるのは、フードの男。手には、拳銃のような武器を持っていた。

「…サムス・アラン。」

フードの男はサムスを見かけると、サムスに向けて武器をむけた。

「…死ね‼」

武器が光った瞬間、光弾が発射されサムスに向かって飛んだ。

 

「!姐さん、危ねえ!」

クランはとっさにサムスを庇おうとした…が。

「遅い。」

サムスはいつの間にかチャージをした、ビームで光弾を相殺していた。

 

「ち、一発撃っただけで使い物にならなくなっちまった。やつに言わないとな。」

フードの男は、そう呟くといつの間にか設置した蓄音機を使用し始めた。

「させるか!」

 

クランも、いつの間にか槍をチャージしており、一気にフードの男に近づいた。

 

「!こいつ!」

「悪いが、邪魔させてもらうぜ。姐さん!この野郎は俺が食い止める。姐さんはあのクマ野郎を。」

「分かった。」

 

サムスは、敵をなぎ倒しながらリーダーのもとに向かう!

 

「邪魔だ。」

「ウゲラ!」

「どけ。」

「アミバ!」

サムスは、やがてリーダーのところにたどり着く。

 

「お前が、こいつらのリーダーか。」

「あぁ、あんだてめぇ。」

「しがないバウンティーハンターだ。お前にも、聞きたいことがあるからな。」

「聞きたいことだと。笑わせてくれるぜ、感染者を庇ってるくせに。」

「…お前は、感染者に恨みでもあるのか。」

「恨み?何故そんなこと気にしなきゃ、行けねぇんだよ。感染者は人じゃねえからころしても誰も文句は言わねえ!それに人を殺すとスカッとするんだ!それをじゃま」

ダン!

「もういい、しゃべるな。」

「どうやら、俺とやり合うつもりだな。このメタルジャイロ様に歯向かおうとはいい度胸だ!」

 

メタルジャイロはそういうと、ネックレスが光始め、こいつの体が鉄で覆われ始める。

 

「これが、俺の無敵のアーツよ!誰にも破れねぇぜ。」

 

メタルジャイロはサムスに右ストレートをぶちかまそうとした。ウルサルの身体能力はかなり高い。しかも鉄を身にまとっているため威力はかなり高い。だが、サムスは微動だにもしなかった。

 

「!こいつ片手だけで‼」

サムスはすぐさま、メタルジャイロを投げ飛ばした。サムスは鳥人族のDNAを持っているがゆえに、通常の地球人よりも身体能力は高く、更にパワードスーツの性能もありこのようなことを可能にしてるのである!二メートルほど飛んで行ったが、それでもダメージは少ない様子だった。

 

(肉弾戦では有効打にはならないな。ここはミサイルで応戦するのがよさそうだ。残弾数は残り、五発。ここで仕留める。)

 

「てめぇ、調子に乗りあがって。」

メタルジャイロはすぐさまサムスに振りかぶる。しかし、避けられてミサイルを撃ち込まれてしまう。

(これで一発。)

メタルジャイロはけりを打ち込もうとするが、アームキャノンで防がれてしまいまた、ミサイルを撃ち込まれてしまう。

(これで二発。)

メタルジャイロはベアバックを仕掛けるがしゃがまれてしまい。ミサイルを二発撃居こまれる。

(これで三発、四発。)

 

「て、てめぇ!」

メタルジャイロはまだ、倒れない。こんなやつでも、サムスと張り合えるほどの実力を持ったやつなのだ。ミサイルの数発では倒れない。

 

「こうなったら、俺のとっておきを見せてやる!」

メタルジャイロはいきなり丸まり始め、高速回転をし始めていく。

「これが、俺の必殺技よ!このままひき殺してやる!」

 

サムスは、鉄の玉を見つめていた。残り一発、距離10m。この攻防で勝敗は決まるだろう。

 

「死ねぇぇぇぇぇ!」

メタルジャイロが突っ込んできた。

 

残り8m。サムスは動かず

 

残り5m。サムスは微動だにせず。

 

残り3m。

 

残り2m。

 

残り1m。

 

残り0.1m。

 

ドゴン!

 

サムスはアームキャノンでメタルジャイロをぶん殴った!すかさずビームを発射しダメージを与えていく。

 

「ぐぉ!」

メタルジャイロは思いっきり吹き飛ばされ、地面に落下した時には体が地面に刺さって抜けなくなっていた。

「し、しまった。早く抜かねぇと!」

 

サムスはこの隙を逃さなかった。チャージビームをたて続けに当てていく。1発、2発、3発。メタルジャイロの鉄の鎧にもひびが出始め、あと少しで砕けそうになっていた。

 

「くそぅ。おい、ファン!この俺を助けろ!」

しかし、誰も来なかった。誰もが目の前の戦闘にしか集中できなかったせいか、あるいは護衛を付けなかった慢心か、どちらにしろ誰も助けに来ないだろう。

 

「…最後に言い残すことはないか。」

「ゆ、許してくれ。もう感染者は殺さないから、だから命だけは」

「ああ、命だけは助けてやる。」

サムスはミサイルをメタルジャイロに向け発射し、その装甲は粉々に砕け散った。

「ぐわぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

 

一方クランは、フードの男の戦闘に苦戦を強いられていた。

(何だこいつ、手ごたえがねぇ。槍を何度も何度も刺してるのに、ぴんぴんしていやがる。攻撃をすり抜けるアーツを使っているのか。)

 

「…………」

「おい、何かしゃべったらどうだ。」

「…………」

(気味が悪いな、姐さんも無口な感じだがこいつはまるで幽霊だ。)

 

フードの男は何もしゃべらなかった。お前にはなすことはないと言っているように。

 

クランは攻撃を何度も当ててるつもりだが、ダメージを受けたような感触はなく、逆に男の投げナイフを食らってしまっている。ジリ貧だが、どうしようもないというのも事実である。

 

「おい、ファン!この俺を助けろ!」

いきなりメタルジャイロの大声が聞こえ、フードの男は戦闘の手を止めた。

「…所詮はその程度か。」

「おい、仲間が呼んでるぜ。助けに行かなくていいのかよ。」

「奴は仲間ではない。」

そう言い放つとフードの男はスモークを炊いた。

 

「ゴホ、おい、逃げるな!」

そういう頃には、フードの男はいなくなっていた。

 

 

 

 

メタルジャイロが倒されてから、ワールドの士気が大幅に低下し、連携も取れなくなっていた。

「じゃ、ジャイロさんが。」

「おいそこどけ!クロスボウが撃てねぇじゃねか。」

「もうだめだ、お終いだ。」

 

「奴ら、連携が取れなくなってるぞ。このまま攻め続けろ。」

民兵のリーダーらしき男が、そう指示を出す。

「トールワルド!」

「父さ、いやセベリン憲兵長。」

「状況はどうだ。」

「あの、鎧の人が奴らのリーダーを撃破しました。奴ら大分士気が落ちています。我々の勝利は目前です。」

「そうか、分かった。」

 

この戦いは、驚くほど早く終わった。それも、サムスたちのおかげだとウォルモンドの住民は理解していた。

 

 

 




ワールド壊滅!
サムスの強さを見せつけた回になりましたが、どうでしょうか。他のキャラももっと活躍させた方がいいのでしょうか。
ご意見・ご感想はぜひ感想に書いてもらえるとありがたいです。

次の話はどうするか。

  • まだ本編に合流しなくてもいい。
  • いきなり本編と合流してもいい。
  • そんなんことよりアダムは?
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