「いやぁ、ここまで報酬がもらえるとは思わなかったぜ。」
「そうだな。」
サムスたちは、カフェでワールドの戦いを振り返っていた。
「にしても思った通り、特定のアーツユニットに触れればそのスーツ、強化されるな。」
「ああ。」
それは、メタルジャイロ撃破直後のことだった。サムスは、メタルジャイロの体を調べようとしたとき、偶然ネックレスに触れてしまった。
「!この反応は。」
クランの槍を持った時と同じ現象が、今起きていた。今回は光は収束せず、全身に駆け巡っていた。やがって光が収まると、バイザーにこのようなことが映し出された。
[モーフボールを入手しました。]
モーフボール、サムスの持つスーツの機能であり、サムスが良く使うアビリティであった。サムスが、ボール状に丸まって転がることができ、狭い通路を通れるようになる。
「…不思議なものだ。」
サムスはそういうとその場から、去った。
「それにしても、姐さん。行く当てはあるのか。」
「ない、そもそもスタ―シップがどこにあるかわからない以上、どこを目指すべきなのかも分からない。」
サムスはいまだにスターシップを見つけていなかった。地元民に探してもらったが、そもそも、そんなものが空から落ちてきたならばすぐに見つかっているはずとのこと。
「誰か、都合よく教えてくれる人がいればいいけどなぁ。」
「そんな都合よく、いや待った。誰かからメッセージが送られてきた。」
サムスはすぐさま、バイザーにメッセージを映した。
「『サムス、私は次の座標にいる。何かあれば連絡する。』…クラン、今すぐ地図を出してくれないか。」
「え、別にいいが…まさか分かったのか。」
「ああ、座標が送られてきた。この世界の都市はどうやら動くらしいが、それでも座標があればスターシップがどこにあるか割り出せる。」
サムスたちは地図を広げ、座標を割り出していた。
「これは、ウルサスだ。ウルサス帝国!」
「…ここになるというわけだな。」
「ああ、そうだぜ。姐さん、今から天災トランスポーターにちょうどいいルートを聞いてくる。」
「…クラン、一つ聞いていいか。」
「?どうしたんだ。姐さん。」
「感染者を嫌っているやつは、あんな物なのか。」
「あれは極端すぎるが、でもまああんな事を考える奴は少なくないのかもな。国が主導で迫害をする事もあるしよ…」
クランは、あの時と同じ顔をしていた。すぐにでも泣き出しそうな暗い顔に。
「…お前はこの世界の現状に、不満があるんだな。」
クランは豆鉄砲を食らったような顔をした。
「…まあな、それがどうしたか。」
「安心しろ、私も不満だ。」
「…そうか、姐さんもそう思うか。」
クランはこれ以上言わなかった。サムスもつらい過去があったのだろうと推測するだけだった。
「…まあ、今そんなことより準備をしましょうぜ。」
「そうだな。」
クランは気持ちを切り替えて、ウルサスに行く準備をするのであった。
(あいつは、いいやつだな。)
これは、一つの星が世界を巡る物語。まだ、物語は始まったばかりである。
プロローグ FIN
「もしもし、俺だ。」
『ああ、ファンか。どうだったか。』
「所詮はただのチンピラだ。期待外れだ。」
『まあ、だろうな。』
「そっちはどうだ。」
『いい感じだ。気の合うやつもいたしな。』
「そうか、それともう一つ…サムス・アランがいた。」
『…奴は始末したはずだが、生きていたか。』
「ああ、こちらでも始末できなかった。どうする。」
『捨てておけ、どうせ俺たちに気が付く事もない。』
「そうか、わかった。」
『頼りにしてるぜ、ファン。』
「こっちもだ、
リドルド。」
To be continued
ここからサムスたちの冒険も本格的になりますが私は別の国でサムスの活躍を移すか。それとも、直接ウルサスに行くのか、はたまたアダムの視点にして物語を進めるか考えています。
ご意見・ご感想をしてもらえると嬉しいです。
次の話はどうするか。
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まだ本編に合流しなくてもいい。
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いきなり本編と合流してもいい。
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そんなんことよりアダムは?