飛び交う光線チックな魔法の打ち合い
相手とのおはな死と広がっていくバカでかいビーム
くっ、殺せ!って言いそうなピンクやグラディウスっぽいでかい戦艦?
行き違う思いとゴリ押しの全力全壊娘、色違いのツンデレとクーデレ?
中々強くそんなやり方もありかと思うんだけども
ロマンとほのぼのが足りない
そして爆発武器って良いよね
爆発は特に深い意味はないけど言いたかった
「ここは・・・」
寝てる間にスピーダに攫われたアリサは起きて早速混乱していた
なにせ起きたら明らかに日本ではなさそうな近くに森と砂漠があり、
その境目の小さい草の原っぱで太陽の光を浴びて居たのだから
「・・・・・・・どこ!?」
本気で訳が分からなかった
「起きたか、待っていた」
人の声がした
「誰かそこに――」
自分の他に人が後ろを向くと
「砂漠ボックスへようこそ」
4分の1から元のサイズに戻った10メートル近くのスピーダだった
「歓迎しよう、盛大にな!」
「・・・・・・・」
ぐにぃ
アリサは頬の部分を引っ張る・・・・が、普通に痛い
「夢じゃ、ない・・・」
夢ではないのだろうと理解し軽く絶望した
例えるならGA製ガトリングガンで風穴だらけになった飛行機で
高度8000の空を飛ぶ気分になっている
早い話しが不安でどこかにSOSを出したい気分だった
「そんな訳で今日から実践向きなレイヴンの訓練と魔法の訓練を
受けて魔戦少女☆ラディカルAROー(アロー)となってもらいまーっす」
「え?」
「ちなみにアローはアリサ・ローウェルのアとローを合わせました」
「いや、そうじゃなくて」
「どうよこの名前の一部を使った違和感のないネーミング!」
顔があればドヤ顔で言ってそうな感じでそう言った
そしてアリサは 違う、そうじゃない!、と言うか
なにがどうなってここに居る?のどちらを言うかちょっと迷っていた
「ところで後ろのヤツほっといていいの~?」
「後ろ?」
素直になにがあるのかと後ろを振り向くが森が見えるだけ
ガシッ
「へ?」
再び前を向こうとする前に体が大きく、
冷たく黒いなにかに掴まれ空中に持ち上げられ
そして掴んでいたなにかから離され落ちる
「きゃ」
突然の落ちる怖さに高い声が少し漏れ、目を瞑り
ドサ
すぐに痛くもない軽い衝撃と、
草の地面にそれなりの高さから落ちたにしては妙な感触に
目を開いて周りを見てみるが・・・
「・・・・・・・・なんで暗いの?」
真っ暗でなにも見えない
ピッ
なにかのスイッチを押して反応したかの様な電子音が
暗い中、響く
ブゥン
先程まで見ていた森の景色が横長の四角形のモニターらしき目の前の
物に映り、画面の上と右の端になんらかの数値、メーター、
レーダー、高度計、FA(フォーアンサー)プレイヤー操作画面が
そのまま映っている
「え、え?」
「ようこそぅう!!」
「ひゃ!?ってスピーダの声」
スピーダの声が室内全体から聞こえる
「ここはいった「さぁ訓練の開始だぁ!」ちょっとぉ!?」
話しを聞こうとするが聞かないスピーダ
「高速機動による負荷にコックピットでしっかり耐えて慣れていってね!」
高速と言う言葉にアリサは眠る前の山道を高速で駆け抜けた
一部始終を思い出し、青い顔色から生気が抜けた様な白になる
「や、やめてぇ、またやったら今度は吐ちゃうからぁぁぁ」
「う~んそうだなー・・・時間的なのもあるし変えるか!」
スピーダの言葉で顔色も健康な肌色に戻り
「・・・・良かった・・・・・これで吐かなくてす――」
「倍プッシュだ」
真っ白な顔色になった
ちなみにスピーダはACと正面から戦えるアリサを目標としているので
当然の如く訓練がハードになるのは可笑しくはない
そもそも魔法があるとは言え生身でACと戦えるように
しようとする自体、色々と可笑しいのだ
――――
―――
そしてアリサが連れ去られてからのフォート達は
「こちらフォート、なにか発見は?」
―――
シュゴォォォォォ
千『こちらゲド、目標は見つからない、次の世界へ転送する』
ゲドは中心に緑色の光を放つ戦闘機となって飛んでいた――
なぜこうなっているかはスピーダを捜索するにも
他の次元世界に行った為だった
どの次元世界でどの場所に居るのかを見逃さぬよう広く調べる
必要があり、探すのは一つの世界である故に並の機動力では
時間も手間も掛かる上にもしかしたら帰ってくる可能性もあるので
誰か一人でも残り、帰って来たら探しているもう一人に連絡を
これを実行するには機動力と通信性能に優れた機体が必要
キメラとフォートはどちらも重量機体で機動力はそれほど無い
だが通信制にも優れたデバイスであるゲドが居たので
デバイス状態のゲドを格に機動力、攻防性能の高い戦闘機を製作
材料はデータベースにあった03-AALIYAHシリーズを使い
頭500000c(50億)
体500000c(50億)
腕500000c(50億)
足500000c(50億)
合計2000000c(200億)
ブースターとジェネレーターも使い
メインブースターCB-RACHEL 90000c(9億)
バックブースターGAN02-NSS-B.CG 150000c(15億)
サイドブースターS02-ORTEGA 300000c(30億)
オーバードブースターKB-JUDITH 290000c(29億)
ジェネレーターGN-JUDITH 490000c(49億)
合計1320000c(132億)
そしてアリーヤパーツを飛行に適した形に改修、ブースタとの接続、
コア部分を延ばしたような形になり頭部とジェネレーターを中心に埋め込み
腕もあるが空気抵抗をそれ程受けない形で武器を持てる構造へ
脚部を改造して着陸部に接合し、地上移動を可能に
最後に外付けコジマジェネレーターデバイスのゲドを組み込む事で
初めてコントロールが可能になりジェネレーター二つ分のEN容量、出力、
回復力、KPで1.15に近いEN、PA消費量で永久的なOBを可能とした
緑色の光を中心部で発するネクストの様なアリーヤ風の戦闘機が完成した
金額的価値はとんでもない物になった
合計材料価格 3320000c(332億)
作業費 フォートの自力(無料)
こうしてテスト飛行しながらの捜索をしていた
「見つからんな、作る方に時間を掛け過ぎたか?」
ちなみにクレーンや溶接を自分で出来たのもあり、8時間弱で完成した
ガシン
ガシン
「フォート、昼ゴハン時間ダ」
キメラがトレイに乗せてカンパチの刺身二人分を持ってきた
「む?・・・スピーダとアリサの分だが良いのか?」
「帰ッテコナイナラ今食ス方ガイイ、鮮度ガオチル」
そうだな、としつつも美味いカンパチの刺身が食べれる事に
内心、喜んでいた
醤油と山葵(わさび)で食べたカンパチの余韻に浸る食後――
「思い返せば私だけ町へ行った事がないな」
「ソウカ」
「・・・・・・」
空を見てフォートは思い返す
キメラは焼き魚を買いに町ヘ
スピーダは気まぐれとアリサの荷物運びで
色んな物を見て、経験した二体に自分もしてみたいと
フォートは最近この町に好奇心を持っていた
「キメラ、確か前に買ったらしいこの町のガイドブックはあるか?」
フォートが振り向けば既に手に持ってこちらに差し出していた
「予測ガ当タッタ」
「まさか先読みされるとはな・・・」
ガイドブックを受け取り町の方角へ向かう
「(私は経験すればなにが見えてどう成長するか・・・・・
しかしまずは甘い物を食べてみたいな、どこか良い場所はないか・・・)」
まだ味わっていない甘い物にフォートの好奇心はワクワクでいっぱいだった
ガイドブック見ていると一つの店の名前と説明に目が着く
「翠屋、ケーキとシュークリームか・・・・ここにしよう」
シュォォ
シュォォ
ブースターを二回噴かせて軽く調子確認してから
シュォォォォォ
空中へと浮かび町へ飛んでいく
「楽しみがあると言うの良い物だな」
―――――――
―――――
そして留守番のキメラ
「・・・・・」
バサバサバサ
トン
「ポッポー」
「・・・トリ」
頭にハトが乗った状態でじっとしていた
空飛ぶゲド(ゲイヴン)、タイトル通りだった
ここしばらくダークソウルをやってて
他にも転生の小説を書きたくなってくる
シースと結晶系かっこいいなぁ・・・・
なんだろう、アクアビットマンとAFが欲しくなってきた
そして遅れました