アーマード・リリカルコア   作:4256巻き

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来年が今年になった、死にたい・・・けど死にたくも無い
なんかほのぼのが書けてるのか心配になってきたなぁ

今回ほのぼの書こうと思ったのになんか違う、そして長い
まぁいいや

久しぶりにFAのアセンブルをやってレイレナードと
アクアビットの機体を合わせたのを作ったけどENの減りが早くて
速度が速いPAが高くアクアビットマンの頭の付いた機体・・・

なんかイイんだよなぁこれが


10話 夕焼けの励まし、リリカル

「はぁ・・・・どうしたものか」

 

ズシン、ズシン

 

フォートは翠屋を目指して移動中、手に入れた考えていた

 

「まさか過去と思われるここがまったく別の過去だとは・・・・」

 

 

フォートの言う過去とはアーマードコアの世界の過去であり

この世界はそれとは違う過去である確信した

 

「私の知る日本のこの位置で、過去に海鳴と言う町はなかった」

 

仮説だがタイムスリップした上にパラレルワールドに跳んだか・・・・・

戻るには絶望的なものと言えるな

 

この世界の次元世界を超えるのとパラレルワールドを越えるのでは

桁も格も違うどころか文字通り次元が違う

 

「もうここで暮らして行くのが良いのかもしれんな、

今のところここで暮らせない理由がある訳でもない・・・」

 

それに戻らなくてもあの人ならば新しく設計したらしい機体で

AF相手の戦場でも問題なく戦えるだろう

 

自分のやりたい事に没頭しながらの暮らしも悪くはないだろう

 

作るならACを巨大化したAFを作るなんて目標にするか・・・・

 

汚染の心配もないしアクアビットの・・・アクアビットマンだったか

それを巨大化してPAも付けて強化した上に要塞化したら楽しそうだ

 

巨大化で遅くなる分、コジマキャノンかソルディオスオービットで

補うか、カブラカンの様な自立飛行兵器を積むか・・・・むぅ

 

「考えるだけでは虚しいだけだな、帰ったら設計図を描くとしよう」

 

そう歩いて考える内に翠屋が見える位置にまでたどり着いていた

 

 

そして以前キメラが町を歩いて注目を集めた事もあったが

明らかに怪物ルックなキメラと違い人型のフォートは怪しまれない・・・

訳もなく、ほぼキメラに近いサイズと殆ど同じのカラーリングで

更に注目を引き、下手な推測を促進させ興味を持たれていた

 

「あれ?この前見たロボか?」

 

「いや違うだろ、足普通だし人型だし」

 

「もしかして兄弟?」

 

「ガン○ムのジ○ンみたいに同じ所属なんじゃないか?」

 

「まさか・・・変形して人型に」

 

「ねーよ、別の奴だろ」

 

「せっかくだし正体なんなのか予想して賭けしようぜー」

 

「んじゃ足後ろに曲がった奴の宿敵に100円賭ける」

 

「おし、仲間に400円」

 

「僕は二号機に200円賭ける」

 

「ライバルに500円!」

 

「実は量産型のプロトタイプにギザ10二枚を賭けるぜ」

 

「ギザ10ってお前・・・・・まぁ良いや同じ金だし」

 

「この前のロボの恋人に1220円」

 

「「「「「ねーよ」」」」」

 

そしてこの野次馬達はこの話しからロボット論争に入り

夕方辺りでやっと終わり、語るまでもなくフォートを見失った

 

 

ズシン、ズシン

 

ガチャ

 

「ここか、翠屋は」

 

フォートはトビラを開けてそう言った

縦幅と横幅が明らかに入りきらないサイズだが

 

重い足音と人の声になにかと既に居る客が見れば半数は唖然として

残りの半数はそれぞれの違った反応を取っていた

 

「ブフォ!!」

 

ちなみに口に入れたコーヒーを霧状に吹き出してむせる

バラエティ豊かなアクションをかました愉快なお客様も居た

 

「やはりドアが狭いな」

 

でかいからじゃ・・・と客の半数以上は思った

 

「では入るか」

 

膝を曲げて高さを落とし、体を横向きに変えてそのまま

足を上げずにすり足の要領で足を横にスライドさせて移動する

 

ズッ

 

ズッ

 

ズッ

 

ゴッ

 

「む?」

 

ゴッ、ゴッ

 

フォートの背武器のコジマミサイル、ZINCがドアの枠にぶつかり

店に入れなかった

 

ちなみに店の客はドアに引っかかって入れない様を見て

少し笑う者も居たが

 

客の中に居たロボットアニメ好きの者達はフォートの背中の物が

もしかしてミサイルとか出て来るあれでは?、とぶつかる物を見て

ワクワクしたりビクビクしていたりする人も居た

 

「・・・・仕方ない」

 

一旦フォートは入るのを諦め、

店のドアから出入りの邪魔にならない位置に移動して・・・・

 

「パージ」

 

ゴシャン、ゴシャン

 

背中の武器であるコジマミサイルのZINCと

グレネードキャノンのGRB-TRAVERSをパージ、

武器を外す機能を使い重い金属音を響かせその二つを地面に落とした

 

先程と同じく体制を変えての移動をして店の中に入る事ができた

 

ズシン

 

ズシン

 

重い足音を出しながら歩くフォートを目で追う客達

 

そしてフォートはレジの前に立ち店番らしき茶髪の女性に

話しを掛ける

 

「注文したいのだが良いだろうか」

 

「こちらの、メニューをどうぞ」

 

女性は不思議な物を見る目で見ながらもスマイルでメニューを渡した

 

フォートはメニューの商品名をデータベースでサッと探して

食べてみたいと思う詳細のものを選ぶ

 

「ではぺペロンチーノ一皿とシュークリーム2個にレモンティーを」

 

思いのほか簡単に選んで注文する事に女性は少し驚くが

注文した物の名前を縦長の紙に書く

 

「ところで店員さん、聞きたい事があるのだが」

 

「はい、何でしょうか」

 

「私はどこに座ればいいのだろうか?」

 

「ではあちらの席――」

 

女性は気付く

 

歩く度に出る重い足音、明らかにとてつもなく堅く重そうな体、

イスに座ればバキバキと音を立てて壊れるだろうと

 

大きさ的にも座りきれないとも気付く

 

「あら・・・どうすればいいのかしら・・・・」

 

やはり座れなさそうか・・・・

仕方ない、ここでの食事は諦めるとしよう

 

「ふむ、ならば持ち帰りでシュークリーム6個とショートケーキ1ホール

を頼みたいのだがそれで良いだろうか?」

 

「お持ち帰りで?」

 

「無理に座って壊すつもりはないのでな」

 

「では、シュークリーム6個とショートケーキ1ホールでよろしいですか?」

 

少し申し訳なさそうな様子で店員は注文の確認を告げる

 

「ああ、それで」

 

 

 

そして私は外でパージした武器を背中に付け直してまち、

できた食品と代金の受け渡しを済ませてしばらく歩く

 

こうして私は現在、公園のベンチに座ってシュークリームを食している

 

「うーむ、このドロッとした甘いクリームとそれを覆う

生地の風味が良い味と香りを出している」

 

夕焼けに照らされた公園での食事も良い物だな

座っているベンチがミシミシと音を立てているが

 

で、今の私は気になる事がある

 

先程から私の座っているベンチから少し離れた横のベンチで

こちらをチラチラ見ている茶髪でツインテールの小さい女の子が居る

 

推測だが翠屋で働いていた茶髪の女性の家族かなにかなのだろう、

中々似ている

 

しかしこちらを見ているのは私自信が気になっているのか

私の持つ翠屋のシュークリームが気になるのか・・・・

 

いっその事、聞いてしまうか

 

「そこの少女よ」

 

ビクッ

 

「!?な、なに・・・?」

 

「なぜこちらを見ている」

 

「え、えーと・・・・・・でっかくて珍しい、から?」

 

データベースで見た動物園のパンダを見る理由と同じことを・・・・

 

「そうか、私はパンダと同じか」

 

「なんでそうなるの?」

 

「今言った言葉がパンダを見る理由と同じだったからだ」

 

「・・・そうなの?」

 

「大体の人がかわいい、でっかくて珍しい等の理由でパンダを見るそうだ」

 

「そうなんだ・・・」

 

確かに・・・・と少し少女はそう思った

 

 

公園に入ってから見かけたがやはりどこか沈んだ様子だな

この年齢であれば家族か友達の問題が多いそうだが

それらの問題か?

 

ふむ・・・・せっかく話せるのだしまともな性格の相手との

会話はどうなるかの参考になるだろう

 

話すついでの悩みの解決にも挑戦してみるとしよう

 

「ところでなぜ一人でここに?

時間的にもそろそろ帰るべきだと思うが」

 

「帰らないほうがいいの・・・邪魔だから」

 

「何故に?」

 

「みんな忙しそうだから、なにもできない私が居ないほうが・・・」

 

「そうかもしれんな」

 

「・・・・・・・」

 

「君は母親が自分の事をどう思っているかと、考えてわかるか?」

 

「・・・・・多分わからないの」

 

「もし、君の家族が大嫌いだと思っていると知らない誰かから聞いたら?」

 

「え?」

 

「さてどう思う」

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・・」

 

「うそだと、思う」

 

「ほう、どうして」

 

「そんな事言わないって知ってるから・・・」

 

・・・・いらないお節介だったようだ

 

「なんだ、ちゃんとわかっているじゃないか、家族の事を」

 

「・・・・・あ」

 

時間が経つだけで問題が解決する程度に仲が良いのだろう

 

「つまらない話しに付き合わせてすまないな、

お詫びに・・・・」

 

ガサガサ

 

スッ

 

「これを渡そう」

 

袋から翠屋のシュークリーム手に取り、少女の前に差し出す

 

「いいの?」

 

少女はこちらを見上げて言う

 

「ああ、お詫びと言っただろう

それを食べて気が変われば帰るといい、暗い夜は危険だ」

 

形が歪んでしまったベンチから立ち上がる

 

「ではさらばだ、また会う事があれば」

 

ズシン

 

ズシン

 

ズシン

 

「・・・・・・」

 

少女は歩いて公園を離れて行く黒く大きいフォートを見えなくなるまで

見ていた

 

パク

 

もぐもぐ

 

・・・・ごくん

 

「お母さん・・・」

 

 

翠屋のシュークリームを食べてしばらくしてから少女は帰る

 

遅く帰った事を叱られたが自分を心配してくれていたと少し嬉しくなり

 

なぜ遅くに帰ったと聞かれれば

黒い巨人さんとお話ししてたと明るく言ったそうだ




そのあとフォートはケーキを食べて満足したそうだ

そしてアサルトキャノンを当てられるようになりたい・・・・
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