ガシン、ガシン
地図を手に入れたキメラは魚屋があるであろう場所へ向かい歩く
歩いていく度にこちらを見て様々な反応があった
「すっげぇー!ロボだロボ!」
「結構カッコいいな」
「最近の機械は凄いのね・・・」
「中に人は・・・居なさそうだな」
「デカイし足が逆曲がりだからな」
「凄くおっきぃ・・・」
「ちょっとお嬢ちゃん、もっ回いまの言ってくれ」
「通報しますた。」
「な、なんだってー!?」
「あれガン○ムじゃね」
「いやホン○ムだろ」
「俺がガン○ムだ!!」
「いや、俺がガン○ムだ!!」
「「俺たちがガn「そんな事よりおうどんたべたい」
「俺はそば食いたい」
「「(´・ω・`)」」ショボン
「元気ダセ」くる
「「(´・ω・`)うん」」
「(言葉ハトテモ不思議ダ・・・)」ガシン、ガシン、ガシン
キメラはよく分からない言葉のなにかが分かった気がした
ガシン、ガシン
「ココカ・・・・・長カッタ」
そこまで長くはないがキメラは長く感じる道のりを歩いた、
意思を持たなければ分からない不思議な事を経験した
そして目の前には新鮮な魚の並ぶ魚屋へ遂にたどり着いた
「おう!らっしゃいってデケぇ!?」
コンビニの時と同じくしゃがんで用件を言う
「焼キ魚ニデキル魚ガ買イタイ」
「お、おう、じゃあサンマなんてどうだい?」
「サンマ?」
「ああ、焼き魚の定番で今は新鮮だから生臭さも普通よりない」
「・・・・ソノサンマヲ四ツ買イタイ」
「おう!サンマ四つで480円だ」
キメラは腰に付いている物を入れられそうなスタビライザーから
コンビニで一万円を使って手に入れた小銭をだして魚屋の
おっちゃんの手に渡す
「はいよ!サンマだ、早めに食べてくれよ」
「・・・・」
魚屋の新鮮と言う言葉が気になり検索したところ新鮮とは
鮮度の事でもあり鮮度が良いほど美味しく食せて、鮮度を落とさない
方法は冷やす、日に当てない、時間経過させ過ぎないの三つだった
この三つの条件を満たす道具で冷蔵庫とクーラーボックスが
出たのでサンマを受け取ったキメラは聞いてみる事にした
「冷蔵庫ト、クーラーボックスハドコデ買エル?」
「へ?・・・あ、冷蔵庫は電気屋で売ってるけど今日は休みだな」
「ソウカ・・・」
「けど家に余ってるクーラーボックスやるよ」
キメラは少し予想外の言葉で止まった
「・・・・貰ッテイイノダロウカ?」
魚屋は店から運びづらそうにデカいクーラーボックス
「いいんだよ、俺が使うにはちょっとデカくて持ちづらいし」
「それにあんたは魚が好きになりそうな感じがしてな!」
「ソウカ・・・・・感謝スル」
「気にすんな!
使わないクーラーボックスに氷入れてポイしただけだ!」
「面倒ヲ掛ケタ・・・・感謝スル・・・」
ガシン、ガシン、ガシン
そう言いながら黒い機体に夕焼けの光を受けて歩いて行った
「最近の若もんよりも活きなロボだな!」
キメラは焼き魚からどんな味するのか気にしつつも
帰る為歩いていた・・・・・・・が
町角を出た瞬間、誰かの悲鳴が聞こえたので頭へそちらへ向けると
黒いワンボックスの車が猛スピードで突っ込んで来た
ゴシャアアアァァン
ぶつかった勢いと衝撃でエンジンと言える部分が潰れ
道路に火花と煙を上げながら地面を滑る
車が。
見ていた少しの通行人は唖然とし、まったく傷付かずその場で
平然と立っているキメラと横倒しの車を見ていた
キメラからすれば当然の結果とも言えた、
なんの強化もせず運ぶ、走るだけの自動車と
小さくなったとは言え重量タンクとの戦闘を幾度となくこなした
重量級の強固な装甲と重さを持つ機体にぶつかれば装甲車でもない
車が衝突して逆に吹っ飛ばされるなどあたり前の事だった
「安全ニ運転シナイカラブツカル・・・」
確かに・・・とここに居る大半の人は思った
そう思っている間に車から子供を抱えた怪しい黒服の大人が
複数出てきた
「畜生!一体なんだってん・・・」
キメラを見てしゃべった男と車から出て来た子供二人と大人も固まった
「ナンダ?」
この男は現在、誘拐の途中で子供二人を攫って車に乗り込み
安心しているところで前にいきなり現れたデカいなにかと衝突して
車が壊れ、逃げる足がなくなった、事故で警察が来る、
ガキを抱えて逃げても捕まる、といっぱいいっぱいのところに
見上げる程デカい化け物と思う様な姿のキメラを見て
大人しく考える限界が来た
「このバケモンがああああ!!!」ジャキッ
「PA(プライマルアーマー)」
男は手に銃を持ちキメラに向けて構えた
「銃を持ってるぞ!?」
「キャーーーー!!」
ここに居た人は逃げ、男は銃を撃つ
バンバンバンバン
空気を叩く様な発射音が響き・・・・
チャリンチャリンチャリン
銃弾はキメラの張ったPA、コジマ粒子を使ったいわゆるバリアーを
ただの銃弾で貫ける訳もなく減速し地面に落ちる音を鳴らして
撃った弾はキメラに届く事もなく無駄になった
「う、うわああああああああああ!?」
「叫ブナ」
ゴン
キメラは左手で男の頭を叩いた、
※鉄で出来た腕です
加減したので男の頭は割れずに済んだ
ゴン、ゴン、ゴン、ゴン
この展回について行けずに唖然としている銃を持った大人達を
撃ってくる前に速やかに叩いて次々と気絶させていく
「ひぃいいいい!!」ダダッ
ゴン
バタッ
逃げる奴が居たがホーミングして叩いたので
特に問題なく全員気絶した
「え?・・・ええ?」
困惑した子供の女の子が居るがそれよりも焼き魚が気になる為
フォートとスピーダの居る山に向いて飛び立つ体制になる
「・・・・帰ル」ググッ
「ちょっとまって!」
呼ばれたので飛ぶのをやめて振り向く
子供の一人ががこちらをまっすぐ見ていた
「・・・ナンダ」
「助けてくれたけどアンタ一体なんなの!?」
キメラは少し考えて
「機械」
「あ、そうね・・・・ってそうじゃなくて!」
「鮮度ガ落チル」
グオッ
シュォォォォォォォォォ
高くジャンプしてそのままブースターで飛んで
山に向かった
「なんなのよ・・・あのロボっぽいの・・・」
「ねぇアリサちゃん、あれってもしかして・・・」
「知ってるのすずか!」
「ガンダムのロボットじゃないかな?」
「違うでしょ!?」
ちなみにこの声は山彦によりエコーで響いた。
感想より
アクアビットマン=汚染
「コ、コジマ汚染してもすぐ消えるようにすれば・・・!」
この後、汚染された
アクアビットマン好きだけど出す予定は特にないです