アーマード・リリカルコア   作:4256巻き

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4シリーズのネクストも好きだけど3や5のACも大好きなんだよなぁ・・・
ネタ要素なら4のFAが一番多い気がする

代表例「コジマ、水没王子、逆流王子、カーチャン、アクアビットマン」


6話 とっつき漁

現在、キメラは海岸から離れ、沖へと移動して生態反応も含めた

広範囲をレーダーで索敵中

 

「・・・・1メートル単位ノ魚影カクニン」

 

シュォォォォ

 

見つけた魚を手に入れる為、追いつくよう追い越さぬように

ゆっくり飛んで魚影の上に寄り魚を捕まえる為、狙う

 

「空ノ希剣」

 

ヒュゥゥ

 

言葉を呟き風の吹く音が聞こえた後にキメラの手に先日、

サンマを捌いた薄く透き通った空気の刃が握られていた

 

空の希剣(からのきけん)、技量しだいで形も数も自在に変わる

空に希を込めた風の剣、空気のある場所ならば消費はとても少なく

使える、消費は通常よりも少し多いが魔力があれば空気を作り出し

土の中、海の中、宇宙でも使える

 

ミッドチルダ式、ベルカ式とも大きく外れた魔法大系、

古き世界の魔術は実用性、コスト的にもキメラは気に入り

こうして使っている

 

フォートに教えれば喜びそうなものだが別にいいやと言う感じで

伝えていない

 

「・・・・・・・」

 

 

手を前に出し、視線を透き通った刃に向け

 

ヒュォォォォ

 

手元につむじ風が吹き

 

ヒュン

 

風を切る音と同時に刃は長く細く、貫いた獲物を逃がさないようにと

刃の先に返しの付いた槍に変化した

 

「アトハ槍デ突クダケ・・・」

 

海に目を向け早速腕を引き・・・・・突く!

 

ザブ

 

水飛沫を上げ海面に突き刺さる

 

「・・・・」

 

 

ザバァ

 

腕を上げて槍を見るが

 

ピチャン ピチャン

 

水が槍から滴り落ちるだけ。

 

「・・・・・」

 

それから何度か突いた

 

ザブ

 

ザブ

 

ザブ

 

ザブ、ザブ、ザブ

 

 

「・・・・トレナイ」

 

まったく採れなかった・・・

だがキメラはこの引いて突く一連の動作になにか覚えがあった

 

だが思い出せない

 

「・・・近接武器カ?」

 

ブレードは横に振るだけで突くのとは違う

ならば物理・・・・

 

物理?

 

 

物理ブレード?

 

突く?

 

射突型ブレード?

 

突き?

 

パイルバンカー・・・

 

射突・・・突き

 

しゃとつ、つき

 

とつ、つき

 

 

 

とっつき

 

「思イ出シタ」

 

――――

 

―――

 

 

射突型ブレードと呼ばれる兵器が存在した

 

全ての武器を凌駕する火力の代償に、人外の攻撃精度を要求する

魔性の兵器

 

その扱いに悩んだ多くのレイヴンが挫折を覚えた不遇の兵器でもある

 

この武器を振り回すレイヴンは道楽か、或いはショウビジネスとしての

見世物でしかなかった

 

だが・・・

 

そんな浪漫でしかなかったロストテクノロジーを手足のように操る―

 

―レイヴンは確かにそこにいた

 

これは歴史の闇に葬られた、ドミナントの黙示録である

 

――

 

 

そんな緑の字幕が映る動画を主はガレージで見ていた

光景を思い出した

 

「・・・トッツキ」

 

腕を引き

 

「ターゲットノ動キヲ予測、修正」

 

魚影を狙い見て腕の角度、体の位置を変える

 

「肘ハマゲ、手ハ縦、横ニ動ゴカサズ後ロニ引イテ」

 

弓を引く様な共通の動作を縦にも横にも揺らさずに引き―

 

「・・・・・・放ツ」

 

トプン

 

先ほどの突きよりも正確に、まっすぐブレずに突いた高速の突きは

水面にあまり音を立てず、無駄な水飛沫も出さない

とても静かで早いとっつきだった

 

「・・・・・トレタ」

 

キメラの見つめる先には見事、透明な槍に刺さったカンパチと

突きの威力に頭と体の二つに分かれて浮かぶ小さいサケ・・・

 

「可能ナ調理法ハ・・・刺身?、興味ブカイ」

 

シュォォォォォォォ

 

サケは槍に貫かれたカンパチにキメラの目線を奪われ、

その身を食されずにただ頭と体に両断されいずれ海へと

沈んで腐り果てる、哀れな生ものとなる

 

そして水底へと水没したサケの逆襲が明日か明後日か来週か来月か

来年のいつか、始まる――

 

 

と言うのは置いといて

キメラはしばらく飛行してフォート達の居る山へと着地した

 

ズシン

 

「帰還シタ」

 

「戻って来たか、キメラ」

 

フォートは帰ってきたキメラを出迎え手に持つ

所々緑の光を放つデバイスをキメラに差し出す

 

キメラは受け取り見知った緑の光を放つデバイスを見る

 

 

千『自立戦闘外付けコジマジェネレーターデバイスGEDO(ゲド)だ』

 

デバイスが喋って自己紹介を始めた、

知る人ぞ知るあのゲイヴンの声で・・・

 

「・・・・・・・データヲ」

 

千『分かった送信しよう』

 

使うにしろデータを見て自分に合うかと考えデータを見る

 

「・・・・自身ヨリモフォートニ使ウ方ガ適シテイル」

 

と言ってフォートの手に渡す

 

千『ではよろしく頼む、フォート博士』

 

「私の元へ帰って来るのか・・・まぁよろしく頼む」

 

 

「スピーダハドコニ?」

 

「アリサを連れて冒険に行くと言って飛んで行ったな」

 

そしてキメラはカンパチの血抜きをしてデータベースの

手順通りに綺麗に捌き、

カンパチの刺身をフォートと一緒に食して満足した後、

スピーダとアリサの分を用意して二人の帰りをただ静かに待っていた。

 




AC3シリーズのとっつきは憧れるほどかっこいい思う

けどできないよ・・・とっつきが・・・・
やってみて思うけど動画で見かけるとっつき使い共は
命中率が化け物過ぎてドミナントだと思う

なんで当てられるだ・・・・・・・
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