ヴンダー、発進!!~~~神殺しの船の艦隊勤務~~~ 作:ゴマだれ
何とか土曜日中に投稿できた...
今回はレーズンの朝と一航戦、五航戦の絡みです
エアレーズングside
「レーズン、朝だよ...起きろー」ユサユサ
「...んん、後5時間....」
「長いわ!ほら起きろ」バサッ
あぁ...私の布団が....ユートピアが...
「まったく...ゲベートを見習え、5時起きでランニングしてるぞ」
「子供は風の子、大人は「いい加減にしないと大淀さんの拳骨が飛んでくるぞ?」おはようございます!」ピシッ
危ない危ない...あの人の拳骨は威力がおかしいと一部の人から聞いてますからね...あの北上さんが真面目な顔をして「あの人は怒らせちゃだめだ..!!」と言うほどですから多分とんでもない威力が...!
「おーい、そろそろ身支度しろよ?エルブズとゲベートはもうご飯食べに行ったぞ?」
「え!?ちょ、待ってくださいよ!なんで起こしてくれなかったんですか!?」ドタバタ
「起こそうとしたけどレーズンが起きなかったんだろ」
「今度からは無理にでも起こしてください!」
「やっぱこの時間の食堂は混んでるよな」
「すいません...」
何で私はこんなに朝が弱いんでしょうか....
この際誰でもいい!アダムでもリリスでも使徒でもいいから私の朝の弱さを治してください....
「二人ともここが空いてるぞ」
「悪いな長門、助かった」
「構わんよ、にしてもレーズンは朝が弱すぎるな」
「生憎、艦船の頃は俺みたいに軍事組織に属していないからな」
「...あの二人は?」
「耳が痛い限りだな...まだ本能的なものじゃないから治せるから...な?」
「お前やっぱ妹に甘くないか?」
「...そうか?」
「無意識とは....恐ろしいな」
あはは...それにしてもやっぱ
「ご飯美味しい...」キラキラ
「ヴンダーも言ってたな、そんなに酷いのか?」
「あれはご飯じゃない....栄養価の高い砂ですよ...」トオイメ
「「砂....!?」」
無駄になんか着色されてるし....色つける余裕があるなら見た目と味をもっと....うん、この話は忘れよう、悪い夢だったんだ....
「...何か悪い事を聞いたな、すまない...」
「俺以上とは...NERVはとんでもないな...」
「それよりも兄さん、朝からカツ丼は重くないんですか...?」
「いや、あえて重くすると朝動きやすいんだよ」
「普通逆だろ...」
今日は加賀さんや瑞鶴さんなどの空母の皆さんと合同特訓が予定されてたのですが....
「....」ビリビリ
「....」バチバチ
なんかあの二人....仲悪すぎませんか?
「あの...赤城さん、あれって...」
「安心して、あれは日常茶飯事だから」
「何が!?」
安心?なにそれおいしいの?みたいな状況ですよ?!
これが日常茶飯事なんて...頭が痛くなる....兄さん、この事知ってるのかな?
「ハックション!」
「あら、風邪?」
「多分レーズンとかに噂してるんじゃないか?」
「もしかしたら加賀達のことでボヤいてるのかもね」
「そんなボヤく事ってあったか?」
「いや、加賀と瑞鶴の不仲の事なんだけど....」
「...え?」
「ま、慣れるでしょう」
「そ、そうだな(面倒事が起きなきゃいいが....)」
「いい加減やめにしたら?」ギャリン!
「この!」ガキン!
「いやいや!あれこそ止めなきゃでしょ!?」
「うん....仲がいいほど喧嘩するって言うし...ね?」ダラダラ
「翔鶴さん!汗だらっだらだし逆ですよ!?」
「いつもはあそこまでにならないんだけどね...」
というか瑞鶴さんも帯刀してたんだ...
「...もしかして私関係ですかね?」
「多分...でも貴方のせいじゃないわよ?」
「...」
私一人でなんでこんな事に...何でこんな事に...
「まるで漫画のヒロインね」
「そんな事言わないでくださいよ瑞鳳さん...」
「多分どっちが面倒見るかで喧嘩してるね。でもって自分の後輩にしたら相手にヘイトを向けさせようとしてるね」
こうなったら...意地でも止めないと。
直接的でないとはいえこうなったのは私のせいでもあるから....
「れ、レーズン?」
「どうかしました?」
「もしかして止めるつもりなの?!」
「...見ててもしょうがないですし」
「で、でも危ないよ...?(何か変なスイッチ入った!?)」
「...大丈夫、怪我するつもりはありませんから...」チャキ
(((大鎌!?)))
「そろそろ諦めたら?」ギン!
「そっちこそ!」ギャリン!
ズガン!!
「「!?」」
「お二人共...」ゴゴゴゴ
「れ、レーズンさん?」
「...ど、どうしたのかしら?」
「それ以上続けるなら...わかりますよね?」ニコッ
「「は、はい!((殺される...!!))」」
よし、取り敢えず二人とも喧嘩は収まったね
「赤城さん、二人とも仲直りしましたよー!」
「...え、ええ(レーズン...恐ろしい子...)」
「(あれ、後輩に死神っていたっけ?)」
「(もしかして...私も殺される!?)」
皆どうしたんだろ...何か固まってるし...もしかして何か間違ったことしちゃったのかな...?
「あの...加賀さん?」
「な、何かしら?」ビクビク
「え?ず、瑞鶴さん?」
「ヒッ!」ビク
え?これ...完全にやらかしてしまった奴では...!?
「赤城さん...ヘルプ」
「...うん、ごめんね」
「...瑞鶴?今度から切り合いの喧嘩はやめなさいよ?」
「...はい」
「加賀さんも...今回は躍起になりすぎですよ?」
「...すいません」
「それじゃ、二人とも仲直りしましょう」
「「え?」」
「ん?」
「わ、悪かったわね(もし断ったら今度こそ....!)」
「...いえ、私こそ大人げなかったわ(殺られる...!)」
よかった...二人とも仲直り出来た
「それじゃ、訓練を始めましょう」
「「「はい!」」」
「...お、来たきた」
「遅れてごめんねエルブズ」
「何か問題でもあったの?」
「...ちょっとね」
「...そっか(何かあったな...これ)」
「それよりそのライフルってやっぱ扱いやすいの?」
「うん、やっぱ兄さんの観察眼は凄いね...一体どこの艦長さんに似たのやら」
「アハハ...優秀な兄を持つと誇らしいわね」
でも最近忙しくしてるみたいで部屋に帰る時間もかなり遅くなり始めてる。できればゲベートが寝ないといけなくなる時間になる前には帰ってきて欲しいな...そのうち帰ってくるまで起きてるとか言いそうだし。
■おまけ
ヴンダー「加賀さん、レーズンとどうでしたか?」
加賀「ヴンダー...貴方の妹は怖いわね」トオイメ
ヴンダー「やっばり何かあったんですか...」
加賀「実は―――」
ヴンダー「いや、加賀さんが悪いでしょ...」
加賀「え?」
ヴンダー「レーズンはほとんど他人とコミュニケーションとか取った事ないし、目の前で殺す気はないとはいえ斬り合いが起これば武器を取り出しても止めるでしょ」
加賀「...でも正直そのおかげで最近五航戦の子と仲良くなり始めてるわ」
ヴンダー「感謝してあげてもいいんじゃない?」
加賀「もう少し方法を考えて欲しかったわ....」
レーズンちゃんはどちらかと言うと思いが空振りして結果的にいい方向に行くタイプだと思ってます。
因みに瑞鶴が帯刀してる理由は決戦仕様に刀が似合っていると感じたヴンダーくんがあげました