ヴンダー、発進!!~~~神殺しの船の艦隊勤務~~~   作:ゴマだれ

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キャラの口調ちげぇよ!!とかあると思いますが
見守っていただけると幸いです。



神殺し 世界を知る

 

ヴンダーside

 

取り敢えず助けた彼女達に応急修理をしている間に情報交換を行う

 

「なぁ、あの怪物達は何だ?教えてくれ」

 

「知らないのに戦ってたのか...あれは深海棲艦と呼ばれる人類の敵だ。」

 

「まじか....まぁ、友好的には見えなかったしな」

 

「お前...何処の艦隊だ?」

 

「いや、艦隊には入ってないな。

気づいたら海の上にいたからな。」

 

「じゃあドロップ艦....だが聞いたこともないし...」という彼女の言葉から俺は相当イレギュラーな存在のようだ。

 

「ところで、君らの名前は?」

 

「私は長門だ」

 

「...加賀です」

 

「叢雲よ」

 

「雪風です!」

 

「青葉です!ヴンダーさん、取材していいですか!!」

キラキラ

 

「お、おう。ひとまず落ち着いてからな」

 

にしても深海棲艦か....ん?

 

「妖精さん...姫とか鬼とか言ってたけどもしかして...」

 

『....テヘペロ♪』

 

「えぇ...」

 

いや、知ってたんなら教えてくれよ...もしかしたら長門達を撃ってたかもしれないだろ

 

「だが、ヴィレという組織もAAAヴンダーという船も正直聞いたことないな....」

やっぱり知らない感じか...

となると槍のおかげでうまくいったか、それともここが別世界かの2択になる訳か

 

「しかも妖精さんの数も多いな...どれくらいいるんだこれ....」

 

「実際どうなの?」

 

『えっと....戦闘員十数名、整備士20名程、後開発部門もあります!それから....』

 

いや、多いな!

長門曰くここまで多いことはないらしいが...

 

「取り敢えずどこか休める所に行きたいな...」

 

「ならうちの鎮守府に行こう。そこなら色々説明できる」

 

「了解だ、座標とかわかるか?」

 

「え?えっと.....カクカクシカジカ....といった所だな」

 

よし、位置が分かれば充分

 

「妖精さん!」

 

『操演、いつでもどうぞ!』

 

「よし、行くぞ!」フォン

 

「えっちょっと...うわあああ!!」フワ

 

「!これは...」フワ

 

「雪風たち、飛んでます!!」フワ

 

「周りの艦も浮かせられるのね...」フワ

 

「うおーーー!すごいですよこれ!!」フワ

 

よし、うまくいってるな!

 

「皆、飛ばすぞ!!」ビュン!

 

「「「「「いやあああ!!」」」」」ビュン!

 


 

お、見えて来たな

近くに着水してと...

 

「よし!長門、近くまでk「おまえええ!!」ドコォ!

ごほぉ!!」バシャン!

 

「い、いきなり何すんだよ...」

 

「コッチのセリフだ!やるならやるって前もって言え!」

 

...あ、うん...ごめん。

完全に忘れてたわ。

加賀は放心状態、叢雲は髪が乱れて疲れている。

雪風は体が震えている。

青葉はむしろ興奮しているようだ。

 

「おかげで腰が抜けたぞ....」

 

「悪い..あらよっと」ヒョイ

 

「!!?」

 

「な!?」カァ///

 

「あらあら~...」ニヤニヤ

 

「はわわ....」

 

「...良いものが見れましたね」

 

長門の背中と膝の裏に手を通して抱っこする。

言わばお姫様抱っこと呼ばれるものだ。

流石に背負うにしろ装備が邪魔なのでこれしかない

 

「少し我慢してくれ、嫌なら加賀に...」

 

「流石に無理です」

 

「うぅ....重いだろ..艤装もあるし」

 

「何を、軽い軽い」

 

「いや~いい顔してますね~長門さん」ニヤニヤ

 

「もう殺してくれぇ.....」

 

え、俺のお姫様抱っこそんなに嫌か?!

ちょっと傷ついた....

 

そんなやり取りをしていると

鎮守府をのドックについた

すると中からピンク色の髪の女性が出てきた

 

「えっと、取り敢えず皆さん艤装を外してください。」

 

長門ももう大丈夫らしく下ろしたが足下が覚束無い。大丈夫かあれ...

全員装備を外していくが...

 

「なぁ、えっと....」

 

「あ、明石です」

 

「明石さん、これ...どうやって外すの...?」

 

「え?」

 

外し方がわからん....どうすれば...あ

 

「妖精さん、装備外せる?」

 

『了解!!』

 

するとガシャンガシャンという音と共に羽が収納され装備も外れた

 

「俺の翼に収納機能はないはずだが...」

 

「ね、ねぇ...それ分解(バラ)していい..??

工作艦の血がどうなってるのか気になり過ぎて...!!」ハァハァ!

 

「やめろぉ!!」

 


疲れた....

長門たちがCQCしてくれたから今頃ぐっすりだろう

今は長門に執務室まで案内してもらっている。

 

「ここが執務室だ。」

 

そう言うとドアをノックする

中から「入ってきて」という女性の声が聞こえる

 

「失礼します」ガチャ

 

中に入ると1人の女性が白い軍服と軍帽を着ている

多分この人が...

 

「初めまして、佐世保第3鎮守府提督矢萩茜よ」

 

「こちらこそ、飛行戦艦AAAヴンダーです」

 

うーん、長門の容姿的に何となくわかっていたが

女所帯なのかな?

 

「まず、うちの子達を助けてくれてありがとう

本当に感謝してるわ。」

 

「いえいえ、目撃しただけですから」

 

「それでもよ...さて、まず貴方は何が知りたいのかしら」

 

「取り敢えず...今の戦況を」

 

「わかったわ。まず、今から30年ほど前太平洋某所において初の深海棲艦との邂逅と戦闘が起きたわ」

 

「いきなり...戦闘ですか?」

 

「えぇ、でも現代兵器のほぼ全ては奴らに対して効果がほとんどなかったの」

 

「そうなると...もう」

 

「えぇ、結果は日の目を見るより明らか...人類は追い込まれて行ったわ」

 

「でもやられてばかりでも無い、健気な抵抗の果て数体を撃破...その残骸と過去の艦船のデータを元に作られたのが艦娘」

て数体を撃破...その残骸と過去の艦船のデータを元に作られたのが艦娘」

 

「長門達の事ですか」

 

「えぇ、艦娘の活躍により被害は激減...戦いの主導権取り戻しつつあったわ」

 

「でも、数年前に行われた大規模な反攻作戦によって大打撃を受ける事になったわ」

 

「奴らの被害は...」

 

「お察しの通りよ、今ではどこも抑えるのが精一杯な状態ね」

 

酷い....このままじゃ未来はない...か。

 

「さて、私の番ね。貴方の事について聞かせてちょうだい。勿論、言いたくない事があるなら伏せててもいいわ。」

 

「...ありがとうございます、長くなるので掻い摘んで話しますと。」

 

俺はエヴァやインパクトのことを伏せてありのままのことを話した。

NERVによって世界が滅茶苦茶になり、WILLEの艦として戦ったこと、そしてその末に沈んだことも。

 

「...という感じです。すいません、気分悪くしてしまったようで...」

 

「...大丈夫よ、ありがとう」

 

多分、茜さんは無理をしている。

長門もだ、顔を伏せ表情を悟られぬように。

 

「...うん、あなたに頼みがあるの」

 

「...なんですか?」

 

「私達とともに深海棲艦と戦ってほしいの」

 

やっぱり、言うと思っていた。

このままの戦況では人類は負ける...でも俺の力なら

 

「無理強いはしないわ...嫌なら本土で生活して...

 

もしここで逃げれば茜さんも長門もここにいる全員が間違いなく死ぬ....

なら、選択は一つ

 

「茜さん」

 

「...決めたの?」

 

「艦だったころ、俺は人からあまりいい印象を持たれてなかった...当たり前です、人類を滅ぼしうる力があったのは紛れも無い事実です...」

 

「....」

 

「でも、そんな俺にも船員がいた。信じてくれた艦長がいた。だから、茜提督も俺を信じてください」

 

「!!決まりね!」

 

「はい、俺AAAヴンダーは人類の希望としてもう一度戦います!宜しくお願いします!提督。」

 

「えぇ、よろしくヴンダー」

 

「長門も宜しくな!」

 

「あぁ、この鎮守府の先輩として何でも聞いてくれ!」

 

ヴィレの皆.....艦長(ミサトさん)...俺はもう一度

人類の為に戦うよ。

 




茜「ところで長門、貴方彼に惚れてるみたいね」

長門「え?!なんでそんなこと....」

茜「青葉から聞いたわよ、お姫様抱っこなんてされて顔赤くしてたって」

長門「青葉ああああ!!」

うちの長門は乙女です
この後鎮守府で締めあげられる青葉の姿があったとか....

NHGシリーズ(エアレーズング、エルブズュンデ、ゲベート)は出した方がいいですか?

  • 出すに決まってるだろ!
  • ヴンダーくんだけでいいです。

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