夜明けのウマ娘   作:kapebarasan

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 ウイポで作ったウマがなかなかドラマチックな競争生活を送ったので書きたくなったので書きました。
 駄文注意です。


1話 始まり

 日本のとある病院の一室、今日この日ある一人のウマ娘が生まれた。

 

 「産まれました!」

 

部屋の外で落ち着かない様子でいた男に看護士が告げ、男を部屋へ招く

 

 「フィア!よくやったありがとう」

 

産まれたばかりの子を抱える母ウマ娘に夫は駆け寄るも

 

 「あまり大きい声をださないで、この子がびっくりしちゃうでしょ」

 

と夫をたしなめる。

 少しバツが悪そうに頭を掻きながら

 

 「悪い悪い、うれしくてつい」

 

そういう夫は急に眼に入る光に少し驚き名を細める。

 

 「もう朝か…」

 

窓から差し込み始めた日光を受け、緊張していて気が付かなかったが病院に担ぎ込まれてから相当な時間がたっていたらしいことに気が付く

 

 「ねぇ」

 

妻が話しかける。

 

 「この子の名前...デイライトトレイル(夜明けの轍)なんてどうかしら」

 

妻の言葉を聞き

 

 「あぁ、この子はデイライトトレイルだ!」

 

夫は大声で答えた。

 

 

 

 

 8年後...

 

 朝日を受けて産まれたウマ娘は、その8歳の誕生日に家族と海外旅行へと来ていた、場所はアメリカメリーランド州ボルティモア、アメリカクラシック2冠目プリークネスステークスの観戦のためだった。

 

 

 会場の異常な熱気とターフを疾走するアメリカのウマ娘たち、競バ場で初めて直接見るレース観戦に興奮した私は飛び跳ねながら応援する。

 

 「いけー!頑張れー!」

 

 声援を受けて走るアメリカのウマ娘たちは各々の全力を出し切りゴール板を駆け抜けていく、レースが終わり興奮が冷めやらぬ内にレースの実況が放送を始める。

 

 

 『…全員よく頑張りました、続いて抽選にて選ばれた子供たちによる200メートル単距離レースのイベントです。出場する選手はターフへお越しください』

 

 この単距離レースこそ本当の誕生日プレゼントであった、

 

 「頑張ってね」

 

母はそういうと私に6番のゼッケンを付け、手を取り一緒にターフへ降りていく、

 

 まだ子供のため、ゲートは使わず砂の上に書かれた白線上に並ぶ

 

 『さぁ可愛らしい選手たちがそろいました。この中に将来の大物ウマ娘がいるかもしれませんね、200メートル競走が発走になります。』

 

実況がそう言うと、係員が声をかける

 

 「始まるよ、3、2、1、スタート!」

 

係員が手を振り下ろすと同時に全員が走り出す。

 

 『一斉に走り始めました!』

 

それと同時に実況が始まる。

 

 勢いよく走りだした私は一気に先頭へ出てゴールへと一直線に走り始める

 

 『ゼッケン6番が先頭にでました、ほかの子たちも後に続きます。』

 

 全力でゴールへ向かい疾走する、あっという間にゴールが見えてくるあと少し...そう思った矢先に

 

 『おっとここでゼッケン3番が並んだぁ!』

 

実況とともに並んでくるウマ娘、抜かれまいと必死に走るがゴール直前で抜かれてしまう、

 

 『3番が勝ちました!6番が2着、手に汗握る接戦でしたね。』

 

息を整えている私に1着のウマ娘が近寄り手を伸ばす

 

 「いいレースだったわ、私はグレートカッパーっていうのあなたは?」

 

私は彼女の手を取り

 

 「...デイライトトレイル」

 

これが私の夢とライバルとの初めての出会いだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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