ブラック鎮守府にやって来た(元)真の王 作:四代目ハンクさん
〜鎮守府執務室〜
そしてさらに4日が経ち…
決行する日は来た…
ノクティス「…んで何のようだ…と言ってももう知ってるけどな。」
元帥『うむ、一週間ほど前に言ったとおりテロ組織の基地を破壊する依頼だ…何か質問などは?』
ノクティス「んでその組織の場所や規模は?」
元帥『場所は御主がいる大湊警備府から南の岩手県の山田町の海辺にある。基地そのものは非常に小さく見えるがおそらく地下に続いてると思われる。』
ノクティス「…一ついいか?」
元帥『何かね?』
ノクティス「元帥さんの組織は一応軍だよな?」
元帥『そうじゃな。』
ノクティス「じゃあそっちで対処できたんじゃねえのか?」
元帥『…軍だからこそ我々が艦娘の救助や資源の奪取に行けないのじゃ…』
ノクティス「どういうことだよ。」
元帥『我々海軍は組織として大規模すぎる、さらに向こうは我々が艦娘を救助しようと来たら皆殺しにすると脅されている…これでわかったかね?』
ノクティス「…わかったよ、んでそっからどんくらい遠いんだ?」
元帥『おおよそ270kmじゃな…目的地まで10kmは儂らが空から送っていく、そして御主はそこから潜入して艦娘を救助するのじゃ。』
ノクティス「決行する時間はいつからだ?」
元帥『警備にバレぬように夜間の9:00、すでにこちらから迎えを送っている所、もうすぐ着く頃じゃ。そこから基地を占領してくれ。』
ノクティス「最後の質問だ、敵の戦力は?」
元帥『他に補給基地などは無いが…情報によるとその基地のみの敵の数はおおよそ200…を超えているな…』
ノクティス(200か…そんな数相手するなんて普通ならかなり絶望的なんだが…前のあの憲兵って奴が俺を持ち上げようとしたとき…なんかすげえ力弱かったな…)
ノクティス(もし俺の考えが合ってるなら…)
元帥『ノクト君?聞いているかね?』
ノクティス「…わりい、考え事をな…」
元帥『そうか…まぁ良い、決行の時まで準備をしてるのだぞ。』
ノクティス「了解、それでは。」
プツッ
ノクティス「…さ〜て、久しぶりに暴れるための準備をしますか…」
〜大本営〜
大淀「本当に彼に任せて問題無いのですか?」
元帥「映像を見る限りハッタリではないだろう、何より艦娘と力比べで勝った人間は一人もおらん。」
大淀「まぁ確かに私が仕掛けたカメラがおかしいっていうのはもっとありえませんし…」
元帥「そういう事だ、果報は寝て待てというものじゃ…」
〜大湊警備府〜
ノクティス「…誰だよ、盗み聞きしてる悪い子様は。」
響「…ノクト、一体これはどういう事だい?」
ノクティス「俺にだって隠し事の一つや二つくらいあってもいいだろ…」
響「…正直言うと、私としては行ってほしくないね。」
ノクティス「そうは言われてもこれ引き受けないと俺が捕まっちまうんだよ。」
響「…またあの力を使うつもりなのかい?」
ノクティス「…何のことだ?」
響「とぼけないでよ…君が言ってた例のファントムソードという剣…」
響「…自分の命を削ってるじゃないか。」
ノクティス「…教えてもねえのに何でコイツの特徴がわかったんだ?」
響「わからないほうがおかしいよ…」
響(まあ暁達は全く気づいてなかったけど。)
響「…天龍さんの攻撃を一度も食らっていないのに、過呼吸も起こすくらいまでになって倒れるなんて、そう考えるしかないじゃないか。」
ノクティス「…大丈夫だよ、俺もこの一週間の間鍛えてたんだ、艦娘ならわからねえがただの人間なら問題ねえ。」
響「…電がもしノクトが自分の命を賭けて他の皆を助けに行くなんて聞いたらすぐに止めに来ると思うよ。」
ノクティス「なんでそう思うんだよ。」
響「…あの子は優しい…優しすぎるんだよ…」
ノクティス「…どういう意味だよ。」
響「そういえばノクトには教えていなかったね…」
ノクティス「?」
響「…電はね…とっても優しいんだ…」
ノクティス「それは今さっき聞いたぞ。」
響「…でも優しすぎてね…ちょっと困る私達の大事な妹なんだ。」
ノクティス「…それで何が困るんだ?」
響「沈んた敵も、できれば助けたい。なんて言うくらい優しいから困るんだ。」
ノクティス「…敵も和解できる奴もいるかもしれねえけど、相手は深海棲艦とか言う未知の敵なんだろ?じゃあどうやって和解すんだよ。」
響「…私も知らないよ、それを知っているのは電ただ一人さ…」
ノクティス「…そうか、じゃあ俺は言ってく…」ガシッ
ノクティス「…俺が行こうとする時に腕掴むの止めてくんないか?」
響「…皆には何も言わないのかい?」
ノクティス「…あいつらには出かけてくるって言っておいたさ。」
響「…本当の事を言わないなら私が皆に言いふらすよ。」
ノクティス「…頼む、騒ぎを広めたくないんだ。」
響「…じゃあノクトが帰ってこなかったらどうするの?」
ノクティス「俺が死ぬなんてありえねえよ。」
響「…証明できるの?」
ノクティス「…ちょっと外にいくぞ。」
響「?」
〜森〜
ノクティス「ここなら少し暴れても騒ぎにはなんねえな。」
響「暴れるって…?」
ノクティス「まあ見てな…」
熊「…」
ノクティス「よぉ。」
熊「…グルルル…」
響「…」ブルブル
ノクティス「怖くねえのか?」
響「…別に…」ブルブル
ノクティス「そっか…」
ノクティス(そう言う割には体が震えてるけどな…)
ノクティス「…すまねえな…お前にはなんの罪もねえのに…」っ父王の剣
熊「…グワァ!」
ノクティス「…おらよっ…!」スッ
グシャァ!
熊「…グ、ル…?」
バタン
響「…何が…起きたんだ…?」
響にはいまいちよく見えなかったが、ノクトが恐ろしい速さで熊に切りかかり、周りに剣が舞っている所が一瞬だけ見えた…
ノクティス「…ちゃんと見たか?」
響「で、でも今君が使った剣は…」
ノクティス「…ああ、さっき言った俺の命を削る奴さ…」
響(…何度も斬撃を入れている…なのにノクトからは疲れが全く見えない…)
ノクティス「どうだ?こんだけ切りつけたのにまだ俺はピンピンしてるぞ?」
響「…たった一週間でこんなに強くなれるの?」
ノクティス「ああ、努力すれば報われるって事さ。」
ノクティス(と言っても実少しはやせ我慢してるけどな…やっぱまだ少し疲れがくんな…)
響「…君の言う事は本当だったんだね…」
ノクティス「な?これで証明ができたろ?じゃあ俺はそろそろ行くわ…」
響「…ノクト!やっぱり行っちゃ…」
ブロロロロロ
二人が会話しているところに空気を読まずヘリが着いた。
ノクティス「ちょうど着いたみたいだな…それじゃ行ってくるな…」
響「…それはずるいよ、ノクト…」
パイロット「こちらパイロット、ランデブーポイントに到着。」
元帥『うむ、それでは向かってくれ。』
パイロット「ノクティス殿、そろそろ行きますぞ。」
ノクティス「ああ、頼む…」
〜鎮守府〜
ナニアレナニアレ!
ナンデヘリガマタキテルノ!
アッ!ノクトダ!
ツレテイカレチャウノ?
時雨「…ついに来たんだね…」
大和「大丈夫ですよ時雨ちゃん…ノクトならきっとやってくれるはずです!」
時雨「…うん、大丈夫。僕だってノクトを信用していないわけじやないよ。」
時雨(…無事に帰ってきてね…ノクト…)
大和(…何なのでしょうか…この胸のざわつき…)
大和(嫌な予感がする…でも、何か変な感じ…いえ、変な事を考えるのはやめておきましょう…)
〜ヘリ機内〜
パイロット「…はい、無事到着して現在テロ組織基地に近づいております。」
元帥『ノクト君の調子はどうかね?』
パイロット「見た限りは顔色や身体状況から見て問題は一つもないように見えます…」
元帥『そうか。すまぬな、まだ新人なのにこんな事に手を貸してもらって…』
パイロット「いえいえ、私自身もこのような大事な任務に参加させられるだけ感謝しかありません、今まで物資輸送などしか特に仕事もありませんでしたから…」
元帥『ふむ、まぁそうじゃな。』
パイロット「こちらパイロット、まもなく目的地まで50km…敵の監視などはまだ特に見つかりません…」
元帥『ふむ、偵察部隊の情報通りじゃな、ただ油断はいかぬぞ、情報は正しくとも敵の警備シフトが変わっている可能性は十分にある、警戒を解くでない。』
パイロット「了解。」
ノクティス(…今の技術にはこんか技術まであるのか…空を飛ぶもんは元の世界にもあったがこんな小型なのは見たことねえな…)
〜30分後〜
パイロット「こちらパイロット、目的地まで30km…周囲の生体反応が無くなりました…」
元帥『レーダーばかりに気を取られるでないぞ、敵がジャミングを発している場合もある、肉眼でも周囲を見渡すのじゃ。』
パイロット「了解…」
ノクティス(とんでもねえ無茶振り言うなあの爺さん…)
パイロット「…ノクティス殿、一つ聞いてよろしいですか?」
ノクティス「構わねえぞ。」
パイロット「何故ノクティス殿はこんな無謀な任務に参加を?」
ノクティス「…悪い、その事だけは話せねえ…」
パイロット「…申し訳ありません、聞いてはいけないことを聞こうとして…失礼しました…」
ノクティス「気にしなくていいさ…」
〜30分後〜
パイロット「…こちらパイロット、まもなく着陸地点に到着します…」
ノクティス「…そろそろか…」
パイロット「ノクティス殿、そちらの物を耳に装着してください。」
ノクティス「なんだこの変な形をした機械は?」っ無線機
ノクティス「…付けれたぞ、これでいいのか?」
元帥『聞こえるかね?ノクト君。』
ノクティス「なんでそこから元帥さんの声が…?」
元帥『無線機というものじゃ、まぁどういう構造なのかは今は考えるのではないぞ?』
ノクティス(そんな事わざわざ考えねえよ…)
元帥『御主が何か聞きたいことがあればこれを通じてわしが直接話す、と言っても全ての問いに答えられるわけではないのだがな…』
ノクティス「あ、ああ…わかった…」
パイロット「………こちらパイロット、着陸地点に到着!」
ノクティス「それじゃ行ってきます…送ってくれてありがとな。」
パイロット「ええ、ではどうかご無事で…!」
ブロロロロロ
ノクティス「…さーて、一仕事と行きますか…」
区切りがいいのでここで締めます、それではまた二週間後に…
…はい、申し訳ございませんでした。
何故約一日投稿が遅れたか話します。
…昨日投稿したと勘違いしてましたが今日UA数でも確認しようかなとスマホ見たらただ編集内容を保存しただけでした、本当に申し訳ありませんでした。