『僕────ちゃんの事が大好き!でも、今の僕じゃ君を幸せに出来ない………だから、だからもっと大きくなったら僕と付き合ってください!』
『なんで今じゃ無理なの?私も八幡のこと大好きなのに!』
『ごめん、本当にごめん。明日家を引っ越すんだ』
『え、嘘……。な、なんでもっと早く言ってくれなかったのよ?』
『だって言ったら、────ちゃん悲しむと思って』
『そうだけど、で、でも前日は無いよ!────が居なかったらもう私どうしたらいいのよ。明日から生きていけないよ!うわぁーん』ダキ
『ごめん、ごめんよぉー!うわぁーん』ギュー
1時間弱、2人は抱き合いながら泣いていた。そして────ちゃんが覚悟したようで
『八幡、分かったよ。じゃあ高校生になったら私がそっちに行くから!待っててよね!』
『うん、高校生くらいになってからね!』
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は!……今のはなんだったんだ?告白シーンみたいな感じの夢は。俺の小さい頃か?でも、そんな約束すらした覚えないんだがな。あと変なナレーションが入ったな。
うーん、でもなんか思い出さないといけないような気がする。それも今すぐに。あ、ダメだ。全然思い出せねぇや……。まぁ思い出すのは後でいいかぁ。今は学校行く準備しないと
「お兄ちゃん、早く起きてー。入学式だから早く行くん────ってお兄ちゃん、なんで泣いてるの?」
「え?俺が泣いてる……?」
「ちょ、お兄ちゃん!大丈夫?今日は入学式だけど休んだ方がいいんじゃない?」
「いや、大丈夫だ。さすがに入学式は休めない」
「え、でも」
「大丈夫だって、嫌な夢見ただけだから、な?そんなに心配しなくてもいけるぞ?」ナデナデ
「あうぅ……まぁいけるならいいんだけどさ。あ、じゃあ久しぶりに一緒に学校行こうよ!」
「うーん、でも自転車だから事故りそうなんだけど」
「なに言ってるの、お兄ちゃん。徒歩で行くんだよ?」
Why?なぜ歩きなんだ、遅刻してしまうだろが。もしかして小町のやつ俺に遅刻して欲しいのか?それだったらいくら妹でも却下だぞ!
「まだ6時半だよ?」
は?
「はぁ?じゃあまだ起きなくて良かったじゃねぇかよ……」
「お兄ちゃん?昨日自分で7時過ぎに出るって言ってたじゃん!もしかして夢のせいで忘れちゃった?」
マジ?昨日の俺そんなこと言ってたのかよ。……あ思い出した、そんなこと言ってたなぁ……。マジであの夢のせいで忘れてたのか。ん?あの夢ってどんなのだったっけ?忘れてはいけない気がしたけど、まぁいっか。忘れるってことはそんなに重要じゃないだろ
「ふぅ、準備するか」
「ご飯出来てるから早く降りてきてよね!」ダダッ
行くとするか。
こうして俺の高校生活が始まり、時は1年後。俺は高校2年生になっていた。