インフィニット・ストラトス〜厄災の担い手〜   作:ユークレース

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ひとまず分けます
学年別トーナメントです

ちゃんと悪魔も出ます


第13話

〜トーナメント当日〜

 

「うーん……どうしようかね」

 

警護って言ってもな……暇だ…

 

「あ〜りょーがんだ〜」

 

「ん?おお、のほほんさんじゃないか」

 

「何でここにいるの〜?」

 

「あっはっは!ちょっとヤンチャし過ぎてな、参加禁止食らった」

 

「ふ〜ん、もしかしてセッシーやりんりんの件?」

 

「おおう……もう広まってたか」

 

「警備の仕事頑張ってね〜」

 

「おう、ありがとうな」

 

ピットの辺りに行くか

 

「織斑先生、ピットの周りに行きます」

 

『了解した、ただし参加者への接触は禁止だ』

 

「うぃーっす」

 

さて、ピットで相手が動くまで観戦しますかね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 三人称

 

「やるぞ、シャルロット!」

 

「オーケー、猟牙の分も暴れるよ!」

 

「俺もセシリアの敵討ちしなきゃならないしな!」

 

「鈴、猟牙、みててね……。よし!行くよブラン‼︎」

 

「やるぞ白式‼︎」

 

そう言ってシャルロットはラファール・アンジェロ・ブランを、一夏は白式を纏った

二人のISのメインカラーは両方とも白

その姿は何処か神秘的なものを感じさせるものだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『さあ、始まりました学年別トーナメント!第一試合は織斑一夏&シャルロット・デュノアペアvsラウラ・ボーデウィヒ&篠ノ之箒ペア!真っ白コンビ対黒系コンビ!色的には面白い組み合わせになりました!』

 

やけにテンションの高い司会が入り、戦闘開始のブザーが鳴り響く

 

「一夏!ここで私はお前の側に立つに相応しい事を証明してやる!」

 

「何を言ってるんだ箒?」

 

「ここで……ここで証明するんだ!」

 

「シャルロット!俺が箒とやる!」

 

「オーケー、じゃあ僕はドイツを!」

 

「待て!織斑一夏‼︎」

 

ラウラは一夏を追いかけようとする

 

「君の相手は僕だよ!おいでウリエル‼︎」

 

シャルロットは炎と光の双剣を構えた

 

「邪魔だぁ‼︎」

 

ラウラはワイヤーブレードを飛ばして拘束しようとする

 

「無駄だよ!」

 

ウリエルの炎の剣で火球を生み出して飛ばす

ワイヤーブレードに当たったそれは爆発した

 

「くっ!」

 

爆風の煙でラウラの視界が奪われる

 

「はぁぁぁぁあ‼︎」

 

その煙からシャルロットが出てくる

 

「グランドクロス‼︎」

 

炎の光の剣を十字に構え、Xの文字を描くように斬る

 

「くっ……!舐めるなぁぁぁあ‼︎」

 

ラウラの右腕の装置が赤く光る

するとシャルロットの体が何かに縛られたように動かなくなった

 

「…なるほど、これがAICってやつだね」

 

「ふん、指一本も動かせまい」

 

「そうだね……でも…」

 

「「僕(シャルロット)は1人で戦ってない‼︎」」

 

ラウラの後ろから一夏が斬りかかった

しかし、ラウラはそれに反応し、かわした

 

「なっ!織斑一夏⁉︎では、あいつは」

 

ラウラが箒の方を見るとシールドエネルギーを削られ機能を停止させた打鉄に乗った箒が居た

 

「猟牙に鍛えられているんだ、そう簡単に負けてたまるか!」

 

「くっ…!」

 

「ボーデウィヒさん、僕に意識が来てないみたいだけどいいの?」

 

「しまっ!」

 

火球(ファイアボール)!」

 

「くぅぅっ!」

 

「うぉぉぉぉお!」

 

「こうなれば織斑一夏だけでも!」

 

「そうはさせないよ!」

 

「待ってくれシャルロット!」

 

「どうしたの?」

 

「まずは一対一でやらせてくれ」

 

「それじゃあAICに捕まるよ?」

 

「そうなったら来てくれればいい、まずはそういった小細工抜きで闘いたいんだ」

 

「……分かったよ、負けたら承知しないよ?」

 

「サンキュー、シャルロット」

 

「全く……男の子って何でこうなんだろうね……」

 

そう言いつつシャルロットは箒の元へと向かった

 

「くそっ……私は負けてしまった…」

 

「どうしたの?」

 

「シャルロットか……」

 

「どうして勝ちたかったのか聞いていいかな?」

 

「私は……一夏の側に立てると証明したかった……あいつの側に立っているのはセシリアや白峰、そしてお前…全員専用機持ちで実力があった……そのせいで私はあいつの練習にはあまり付き合えず、あいつの力にもなれなかった。だからここで証明したかったんだ…あいつの側に立てるだけの実力がある、と」

 

「ふーん……」

 

「(力が欲しい……一夏の側に立てるだけの力が…他の誰にも負けない強い専用機(ちから)が‼︎)」

 

「うわっ!流れ弾⁉︎早く篠ノ之さん回収に来てよ先生……」

 

「シャル!」

 

「猟牙⁉︎」

 

「篠ノ之の回収は俺がやるそうだ、頑張れよ」

 

そう言って猟牙は箒を回収してピットに帰って行った

 

「さーて、あの二人はどうなったかな……」

 

シャルロットは一夏達の方を見る

すると一夏が零落白夜を使い、ラウラに立ち向かっていた

 

「……やっぱり彼は馬鹿なのかな?なんで常時展開?あ、AICに捕まった」

 

シャルロットは一夏の行動にも呆れているようだ

 

「はあ、仕方ない……助けに行こう」

 

シャルロットは光球と火球をラウラにぶつけた

 

「今回の勝負は君の負けだからね、織斑君」

 

「すまん……」

 

「くっ…あと少しだったものを‼︎」

 

「フラッシュ!」

 

左手の剣から光が発せられ、ラウラの視界を奪う

 

「小癪な!」

 

「目が!目がぁぁぁぁあ‼︎」

 

ついでに一夏も

 

「ボーデウィヒさん、これで終わらせるよ!」

 

「シャルロット!俺に何か言うことは⁉︎」

 

「目をつぶってっていうの忘れてた!」

 

「そうじゃない‼︎」

 

「織斑君うるさい‼︎」

 

「ひでえ⁉︎」

 

「無視を…するなぁぁぁあ‼︎」

 

視界が元に戻ったラウラがレールカノンを構えた

 

「ああもう!織斑君がゴチャゴチャ言ってるから!」

 

シャルロットは剣を十字に構えた

 

「グランドクロス‼︎」

 

間合いを詰め、ウリエルを構える

 

「二度も食らうか‼︎」

 

AICを使い、シャルロットの動きを止める

しかし……

 

「でもさ、後ろに気をつけた方がいいよ?」

 

「しまっ……‼︎」

 

ラウラは後ろから衝撃を感じた

それは、一夏の零落白夜によるものだった

 

「くっ……」

 

ドンドンと減っていくシールドエネルギー

それを見てラウラは思った

 

「(私は……負けるのか?嫌だ、負けたくない…!)」

 

その時ラウラの頭に声が響いた

 

【力が欲しい方?】

 

「(ああ…欲しい!負けない力が、奴らを倒す力が‼︎)」

 

【ならば望め、力を】

 

「(寄越せ、その力を!)」

 

【良かろう、ただし対価をもらうぞ】

 

「(対価か……くれてやる!だから力を寄越せ‼︎)」

 

【ククク……ならば貰うぞ、お前の意識と身体、お前の未来を‼︎】

 

「(何っ⁉︎)」

 

そして異変は起こった

 

「な、何あれ⁉︎」

 

ラウラのIS、シュバルツェア・レーゲンから黒い何かが溢れた

 

「強い……魔力?」

 

「何だよあれ……‼︎」

 

「織斑君は逃げて!」

 

その黒い何かはラウラとシュバルツェア・レーゲンを包んだ

 

「で、でも!」

 

「いいから!君がいても足手まといなんだ、だから逃げて‼︎」

 

「っ!分かった……」

 

一夏はピットへ戻り、観客はアリーナから避難した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

side 猟牙

 

「ついに動き始めたか!」

 

『白峰‼︎』

 

「分かってますよ!」

 

パンドラがプライドを展開してくれた

 

「行くぜ‼︎」

 

俺はアリーナへ飛んだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「シャル!」

 

「猟牙!あれは一体……」

 

「VTシステムらしい……だが、どっちかっていうと悪魔関係っぽいな」

 

「うん……」

 

【フン……貴様ら…何者だ?人間のくせに魔力を持っておるが】

 

「なら、先にお前の事を聞かせてもらおうか?」

 

ブヨブヨと体を包んでいた黒い塊はある形をとった

 

【まずはこの形を使うか】

 

それは暮椿を纏った織斑千冬の姿だった

 

【我が名はドッペルゲンガー、あの人間共は我のコピーを作ったようだが……オリジナルである我には勝てぬぞ人間‼︎】

 

そう言ってドッペルゲンガーは黒い影を広げた

それはアリーナを多い、深く、暗い闇が広がった

 

「ちっ、ISじゃあダメだ。シャル!お前もISじゃないウリエルを!」

 

「もうやってるよ!」

 

深い闇に赤い光と強い白い光が現れる

 

「光よ、闇を照らせ‼︎」

 

ひときわ大きな光球を生み出し、暗闇を照らす

 

【グァァァァア‼︎】

 

光に照らされてもがき、苦しむドッペルゲンガー

一瞬だが、ボーデウィヒの姿も見えた

 

「…なるほど……シャル!ボーデウィヒを助けるぞ!おそらくあいつはボーデウィヒを依り代としているはずだ。だからその依り代を抜けば……」

 

「あいつは動かなくなる?」

 

【何の話をしている‼︎】

 

ラウラの顔がまた影で覆われ、地面を殴る

 

するとシャルロットの生み出した光球が闇に飲まれた

 

「こいつは……一筋縄ではいかないようだな……」

 

「でも僕たちなら……」

 

「「やれる‼︎」」

 

再び光球を生み出す準備をするシャルロット

しかし、ドッペルゲンガーがシャルロットの背後に立った

 

「しまっ……きゃぁぁぁぁあ‼︎」

 

「シャル!」

 

シャルロットは背後から黒い球を放たれ吹き飛ばされてしまった

 

【愚かだな人間、その程度の策を見破れぬとでも思うたか‼︎】

 

「だったら……これならどうだ!」

 

俺はパンドラを足元に置き、開く

 

「オーメン」

 

パンドラから強い光が放たれる、それはドッペルゲンガーの闇を祓った

 

【グァァァァア⁉︎なんだその光は!】

 

「コード023、ギルト!」

 

ギルトに変更し、斬る

 

「ボーデウィヒは返して貰うぞ」

 

【ふざけるな‼︎】

 

奴は影を伸ばして貫こうとしてくる

だが

 

「そっちじゃないんだなそれが」

 

【何っ⁉︎】

 

猟牙はトリックスタースタイルの技で相手の背後に移動した

 

「おらぁ‼︎」

 

ギルトを突き刺して影を切り開いていく

 

「ボーデ…ウィヒ…‼︎」

 

「う……白…峰…?」

 

「大丈夫かボーデウィヒ!」

 

「白峰……助けて…私が欲しかったのはこんな力じゃない……!」

 

「任せろ、だから手を伸ばせボーデウィヒ‼︎」

 

ラウラ小さく短い手を伸ばして猟牙助けを求める

そして猟牙も手を伸ばしてラウラの手を掴もうとしている

 

「白峰……!」

 

「掴め、ボーデウィヒ‼︎」

 

そしてついにラウラは猟牙の手を掴んだ

 

「引っ張るぞ!」

 

猟牙は必死にラウラを引っ張った

 

【させるか‼︎】

 

しかし、影がラウラを飲み込んでいく

 

「お前は……少し黙ってろ‼︎」

 

猟牙は影に手を触れ、ブリッツクリークスタイルで電撃を流した

 

【グォォォォオ⁉︎貴様正気か?こんなことをすればこの小娘も……‼︎】

 

確かに、こんなことをすればラウラにまで被害が出てしまう

しかし、猟牙はニヤリと笑みを浮かべた

 

「残念だったな……お前が取り込んだのはボーデウィヒだけじゃ無いんだよ」

 

ラウラは今、シュバルツェア・レーゲンを纏っている

しかも、ドッペルゲンガーが目覚めたことで一時的にシールドエネルギーが回復しているのだ

そこに強力な電撃を浴びせたらどうなるか。答えは一つだ、ISに備わった操縦者を護るためのシステム絶対防御が発動する

猟牙はそれを狙い、電撃を流したしたのだ

 

「(ま、一か八かだったけどな)」

 

【グォォォォァァァァア‼︎】

 

そして猟牙はその隙を狙いラウラをドッペルゲンガーの中から引っ張り出した

 

「大丈夫か、ボーデウィヒ‼︎」

 

「ああ……ありがとう……白峰」

 

「よし、これで……」

 

しかし、その考えは甘かった

 

【ふざけるなぁぁぁぁあ‼︎】

 

依り代を失ったドッペルゲンガーは暴走し、さらに暴れ始めたのだ

 

「ちぃっ‼︎」

 

「猟牙!」

 

「シャルか、大丈夫か?」

 

「うん、少し気絶してただけで今はもう大丈夫」

 

「デュノアか……」

 

「大丈夫?ボーデウィヒさん」

 

「白峰に助けられた……だが、少し疲れた…」

 

「もうちょっと待ってろ、俺たちで片を付ける。シャル、ミカエルを」

 

「うん!行くよミカエル‼︎」

 

するとシャルロットの周りに銀色の十字架が5つ現れたのだった




ドッペルゲンガーどうしようかな……

猟牙のスタイルに加えた方がいいですかね?

ミカエルに関してはまた次回
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