ではどうぞ。
小話1 エリザベートと星奈
「………なるほど。では、竜の魔女を倒すのに、協力してくれるんだな?」
「ええ。それに安珍様にも出会えましたし…」
清姫が藤丸立花の方を見て声を漏らす。
困惑しまくっている藤丸を放っておいて話を進める。
「でもまずは休憩したいわ。歩きっぱなしで疲れたのよ。移動手段くらい確保しておいてほしいものだわ…」
ため息をつきながら、エリザベートは言った。
「エリちゃんはアイドルなんでしょ?どんな歌を歌うの?」
「僕も音楽家として気になるね。」
「仕方ないわね!そんなに聞きたいのね!行くわよ!」
…その後の事を、カルデアのマスターはこう言った。
「初めてのちゃんとしたレイシフトで、さらに冬木よりも大きい特異点だからとても緊張していたんですよ。そこに自称アイドルっていうサーヴァントが来たので、せっかくなので聞こうと。そしたら、そしたらね?あの声ですよ。死んだかと思いました。あとね、リィンカーネーションズの1人が対抗して歌ったんですよ。初めて地獄を見ましたね。」
小話1の裏話 その時のカルデア管制室
「エリザベート・バートリー。反英霊の中でもトップに位置するほどの逸話を持っている。藤丸君、十分に気を付けたまえ。」
『分かりましたダヴィンチちゃん。でもアイドルのクラスらしいですけど。あ、自称らしいです。』
その後も清姫たちと交流をする現地組に対しカルデア管制室は緊張に包まれていた。
「安珍・清姫伝説の清姫は日本。血の伯爵夫人のエリザベートはハンガリー。なぜフランスに召喚されたのかしら?」
「おそらく竜の魔女に引っ張られたのでは?二人とも竜属性を持っていますし。竜には竜をぶつけろ的な。」
オルガマリーの疑問に返すロマ二。自分でも理由が弱いと思っているのか少し苦笑気味だが。
「まあまあ。過程がどうであれ、竜の魔女に対抗できるサーヴァントには変わりない。ほら、ちょうど簡単な歌を…」
その瞬間、カルデア管制室は半壊した。エリザベートの歌で。
「な、なんだこの歌声は!?こんなのがアイドルだなんてボクは認め…ああっ!所長が倒れた!」
「ロマ二!至急医療室に…」
その時、対抗して星奈がマイクのコピー能力を使った。
もちろん、結果は言うまでもないだろう。
オルガマリーは泡を吹いて倒れ、ロマ二は机に突っ伏し気絶、ダヴィンチは比較的無事であったため、崩壊したカルデア管制室の対応として残業を強いられることとなった。
余談だが、後日、各職員に耳栓が配布された。
定礎復元後の考察
第一特異点定理復元後、深夜帯と呼ばれる時間に、一人管制室に残り作業する者がいた。
「…こんな時間にまで、お疲れ様だ。はい、コーヒー。」
「ああ、ありがとうレオナルド。藤丸君があそこまで頑張っているんだ。ここで泣き言を言うわけには行かないさ。」
医療部門のトップであるロマニ・アーキマンはそう言って椅子に身を預ける。
「そういえばオルガマリーは?」
「所長はそこの仮眠室にいるはずさ。」
「そうか。あの子はあれでも前所長の急死によって急遽あの立場に置かれた。今は休ませてやろう。」
「ああ。ここのところずっと気を張っていたようだからね。」
そう言うと、ロマ二はため息をついた。
「どうしたんだい?」
「あの黒衣の彼らについてね…」
「確か、リィンカーネーションズ、だっけ?」
「直訳で転生、輪廻の意味だったはずだ。」
「今のところ分かっているのは、妙な鎧を着る男、サーヴァントのマスターである女性、多彩な能力を使う女性、剣と弓を使う男、そしてサーヴァントとは違うが近しい存在を呼び出す男。うーん。統合性が見えないが…」
「しかも全員が体を覆うほどのローブを着ているから声しか分からない。どうやって報告書書けばいいんだよ…」
「ま、頑張りたまえ。こっちはこっちで調べておくから。」
「ええっ!?手伝ってくれるんじゃないのかい!?」
「気絶した君たちを介抱して残業したのは誰だったかい?」
「うぐ…」
「じゃ、お先〜。」
「あ!待てレオナルド!せめて一枚でもいいからー!」
とっても短かったでしょ?掲示板形式じゃないので…
次回からセプテムです。お楽しみに。
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第一部終了後二部に繋がらない平和軸を
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書いて欲しい
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書かなくて良い
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それより転生者ツイステを更新しやがれ