転生者たちで行くFGO   作:よっしぃぃぃい

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すみません!!!
テストあったんで更新遅れました。
ちなみにこの小説を触媒としてキャストリア召喚できました。
やったね!!!!

そういうわけで、本編どうぞ。


セプテムの小話集

小話1 立花と雪の女王パンドラ

 

 

夜も更け、夜勤の職員以外の気配がしなくなったころ、とある影が食堂に姿を現した。

 

「……誰もいないよね。」

 

そう、人類最後のマスターである。

 

彼女は今、セプテムから帰還した後疲労により真夜中という時間までぐっすり眠っていたのだ。目を覚ました後、空腹の訴えに気づいた彼女は備蓄されているカップラーメンを求めてスニーキングミッションを開始していた。

 

「よし、食堂まで誰にもバレずに着いた…」

 

彼女がここまで必死になるのには理由があった。それは、食堂の主(エミヤ)にバレたら数日間の罰が待っているのだ。その罰とは、食事制限。前に同じようなことをして罰を食らったサーヴァント(アルトリア・ペンドラゴン)がいた。とても辛そうなものだったことを覚えている。…彼女には特別厳しいものだったのかもしれないが。

 

「確か、ここに…」

 

ガサゴソ、最低限の明かりをつけて探る。

 

その時、背後から声が聞こえた。

 

「やっほー、カルデアのマスター?」

 

おそるおそる振り返った。

 

美しい銀色の髪を持ち青い宝石のような目のツインテールの少女がいた。服は現代的なものではなく、少し古びている。

 

しかし、見覚えがない。誰だコイツ。

 

今度は違う意味で固まった。

カルデア職員でもない、サーヴァントでもない。正真正銘の不審者だ。

 

「あはは、そう警戒しないで。ちょーっと会いに来ただけだから。」

 

よいしょ、と食堂の椅子に座る少女。

 

「あなたは、何者?」

「パンドラ、雪の女王パンドラ。よろしくね?」

 

「女王…?」

「知らない?カイとゲルダは?」

「……人名?」

「あちゃ~。そっか…まあいいか。今日はプレゼントしに来たんだ。」

「話が唐突すぎる。」

「はいこれ、とある世界の軌跡。」

「話聞いて?あとすごい壮大なタイトルですね。」

「物語の題名ってそういうものじゃない?」

「確かに…」

 

紙袋に入れられた数冊の本を覗き見ようとすると。

 

「ふう…この時間のスイーツは格別だよね…」

「あ。」

「あっ、やばっ。」

「え?」

 

夜勤をしているはずのロマ二・アーキマンが食堂に入ってきた。

 

「じゃあねマスターちゃん!また会おう!」

「えっ、だ、誰なんだ君は!?」

「あ、そうそう…黒幕の目的は人理焼却じゃない。むしろ、焼却を手段とした何かさ。…じゃあね、マスターちゃん、そして魔術師さん。」

 

そう言って、文字通り消えた。

 

「き、消えた!?ど、どういうことだい立花ちゃん!」

「いやぁ…私にもさっぱり…あ、本貰いました。」

「本当にどういうこと!?」

 

改めて紙袋の中を覗くと、そこには「グリムエコーズ」というタイトルの本が数冊入っていた。

 

タイトルの名前違いますけどパンドラさん?

 

 

 

 

 

 

 

 

小話2 ナビゲーター組の考察

 

 

「……さて、議題は分かっているわよね?」

「もちろんさ。ロマ二の間食食べ過ぎ問題のことd」

「違うわよ!!!いや後で問い詰めるけども!」

「所長!?」

 

思わず茶化すレオナルド・ダ・ヴィンチに怒るオルガマリー・アニムスフィア。一通り笑ったダヴィンチは雰囲気をガラリと変え、議題を進めた。

 

「ゴホン。…議題はいつも特異点に介入してくる黒衣の組織、リィンカーネーションズのことだ。そうだろ?」

「ええ。」

「…これまでに分かっている事は三つ。まずサーヴァントに匹敵する戦闘力を持っていること、その次に比較的若いということ。そして…立花ちゃんの知り合いがいるということ。」

「今のところ判明している構成員は七人。ライダー、という日本語を付けた奇妙な鎧を持つ者、呼び名から推測したコードネームはジオウ。あまりに多くの武器や魔術紛いの攻撃を持つ女性、コードネームは旅人。サーヴァントを二騎も従え、そのうち一人は男性のアーサー王。仮称は黒衣のマスター、もしくはリィンカーネーションズのマスター。剣や盾、弓矢や槍と多彩な武器を扱う男性、コードネームは英傑。武器や魔術は使わないものの体術スキルがとても高い男性、コードネームはカムクラ。サーヴァントに似た者を呼び出す男性、仮称はサモナー。立花ちゃんの昔の知り合いで、炎の魔術を使う少女、本名は不知火楓。」

「…共通点は、無さそうね。」

「全て黒のローブを着ていることから、正体を隠して活動しています。…目的は、人理修復を目指し、平和を望む事。」

「ん〜…訳がわからないね☆」

「…あ、一つ気になることがある。」

「…それは?」

 

一つ気になったことがある、というロマニ。さらに続けて言う。

 

「彼らは、サーヴァントの真名を簡単に当てていた事だ。ヒントもなしに当たるのは無理に等しい。だけど、彼らは当てた。」

「……未来から来た魔術師軍団とか?」

「何言ってるの。時間旅行は第五魔法じゃない。向こうに魔法を使える魔術師がいるって言うの?」

「…だよねぇ。」

 

そもそも彼らは「Fateがゲームとして存在している」という異世界から来ているので第二魔法に近しい事をしている。だが、もちろんそんな事を予想できるはずもない。

 

「歴史に深く理解している、とか?」

「いやいや、だったらあの騎士王やローマの皇帝陛下はどう説明するんだい?彼らは、史実とは違い、女性だった事実に驚きもしなかった。」

「…話し合っても、結論は出なさそうね。」

「同感だ。一番良いのは、彼らに直接話を聞くことだ。もちろん、素直に話してくれるとは到底思えないけどね。」

「しかも、問題点はそれだけじゃない。」

 

ダヴィンチは紙袋に入った本を指し示す。

 

「パンドラと自称する少女が持ってきた本。…そもそもカルデアに侵入してきた事も正直信じられないが、真に気になるのはその本の内容だ。」

「…ボイドの事ね。」

「確かに、ローマの特異点に出現したボイドと呼ばれる正体不明のエネミーと成り立ちは似ている。…いや、似ているどころじゃなく正真正銘その本に出てくるボイドだろう。」

「その本によると、ヘンゼル・ボイドは妹が魔女になる運命に絶望したから。シンデレラ・ボイドは成り代わった自分が本当に国を豊かにできるのか。赤ずきん・ボイドは生贄として捧げられた事実に絶望したから。…この例で行くと、ネロ陛下の絶望はローマの皇帝として、建国真祖に立ち向かう事による絶望。だけど…」

「なぜ、その本と同じ現象が起きているのか。図書館にメルヘン、童話のキャラクター…本当に複雑だ。」

 

 

 

その話し声を聞いて、決めた。

 

「…なるほどね。次は、海の特異点だっけ。既に変わっているようだし、別にいいか。問題は、ロンドン。まぁ、彼女に任せれば大丈夫かな。電気対電気だし。後は…いや、これは自分で確認しないと。いざとなったら…」

 

そこには既に誰もいない。イレギュラーは既に暗躍しているのだ。




次からオケアノスです。海だ海。


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第一部終了後二部に繋がらない平和軸を

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  • それより転生者ツイステを更新しやがれ
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