では、本編どうぞ。ちなみに今回掲示板形式無しです。
「ウッソだろ!?メディアが魔神柱化とか予想外にも程がある!」
「文句言うな英傑!全員戦闘態勢だ!構えろ!」
「…!前二人下がって!」
その言葉を疑うことなく後ろへ下がる。その瞬間、魔術式が起動し、船に直撃する。
「うわわわ!」
「マスター!?」
「やば、海に落ち…」
「させないよ。しっかり捕まって!」
「エッナンデトンデってエアライドマシン!?いやあの二人がいるから別に問題はないか…」
「そのすぐに冷静になれる性格は好感が持てる。さて、盤面を見ろ。君はマスターだ。サーヴァントを指揮する立場の人間だ。…やる事は理解した?」
「…分かった。マシュ、前に出て攻撃をできるだけガード!ドレイク船長は今まで通り銃で、エウリュアレは弓で牽制!」
「了解しました!」
「あいよ!」
「そっちも気をつけなさいよ!」
「下ろすよ、すぐに助けには行けないだろうしサーヴァント達の言う通り気をつけて。…じゃ。」
「…ありがとう!」
「………どういたしまして!」
エアライドマシンで魔神柱の目の前まで移動する。
「コピー能力プラズマ…プラズマビーム!」
雷属性の極太光線を放つ。が、ダメージは少ない。
「知ってたけど硬いな!というかこれもしかしてメディアのスキルとか残ってたりするのかな!?」
「左右どっちかに避けろ!…はぁっ!!」
続け様に剣が振るわれる。
『効かぬ。諦めろ、カルデア。』
「…もしかして、俺たちカルデアと勘違いされてる?」
「さぁね。少なくとも今は関係ない!」
「無駄話するな!」
「はいはい!よし、次はこれ。ミックス能力 トルネイド×ファイア、アイス、プラズマ!」
「避けろよ旅人!三連爆弾矢!」
ドッカンドッカンと爆発が起こる。
「くっそ思ったよりキツイぞこれ!っと、次来るぞ!」
『焼却式…』
魔神柱が溜めに入る。
「大きな技がある!避けろよ!」
「当たり前でしょ!」
と、その時星奈の体がガクンと下がる。
「っやっば…ここにきて…!」
『…フォルネウス』
「…っ『吸い込み』っ!」
咄嗟に吸い込みの能力を使うが、全体攻撃を吸い込めるはずもなく、海中へと沈められた。
「そんな…!」
「…悪いが、悲しんでる場合じゃない。それにどちらにせよ、こいつを倒さなければ生き残ることもできない。」
「そんな薄情な!」
キッ、とリィンカーネーションズを睨む藤丸。
「…当たり前でしょ。だってあれくらいじゃあいつは死なん。」
「…え?」
「そもそも、認識が違う。…不知火楓が知り合いだからといって人間とは限らない。あいつもれっきとしたリィンカーネーションズだ。…あいつの本当の力は知らないけど、きっと並のサーヴァントだったら敵わないんじゃないか?」
「あの子が…」
「その辺りは後だ。武装展開『王家』シリーズ。…はぁっ!」
剣をぶん投げて刺す。
「…よし、抜きはしないか。いや、抜けないのか…?まぁいいや。…カウント、3、2、1…今だ!」
海から何かが飛び出したかと思うと、フォルネウスの体を突き抜けた。
「今のは…」
髪を虹色に輝かせ、腕に巨大なドリルを装着した桃瀬星奈がいた。
「(やられた…アレが魔神柱のスキル…?)」
体が思うように動かず、海底へと徐々に沈んでいく。
「(ヤバい…息が…)」
と、その時、いきなり、水が消え、呼吸できる空間が出来上がった。否、景色そのものが変わり、まるで自分が別の場所へと一瞬にして移動したようだった。
「な…え…?」
「…はぁ。介入するつもりは無かったんだけど…」
「まぁそう言わずに。こんにちは、リィンカーネーションの人。」
「リィンカーネーションズね。」
金髪の少女と、全身を包帯に巻いていて仮面を着けている青年がいた。
「あなた達は…?」
思わず聞くと、少女は嬉しそうに言った。
「よくぞ聞いてくれた!私は…そう、旅人!君と同じ、旅人の称号を持つキャラクターの能力を持った、転生者だ。」
金色の髪を揺らし、少々大げさにポーズをとる彼女は残念そうに笑う。
「先ほどの戦い、見ていた。残念だね。君は本当の力の数割しか出せていない。…まぁ、私もそういう時期はあったけども。原因はおそらく認識の違いだろう。…君、転生した時の記憶はあるかい?」
「転生した時?確か、大阪の病院で生まれてその後関東に…」
「誰が生い立ち話せって言ったよ。転生させてくれた神のコトだよ。」
「それは………覚えてない。」
「なるほどなるほど…え、予想外なんだけど。そっか…」
「じゃあ、君が選んだ転生者特典は?」
包帯の男が質問を問いかけた。
「星のカービィの能力だけど…」
「…あー。そういうことね。OK、分かった。…え、チートじゃん?」
「そこまでチートではないけど…コピー能力はその元になる物を吸収しなければいけないし…」
「そこでそうなるのか。よし、よく聞け。君の能力はカービィの能力ではない。」
「………え?」
「その言い方だと誤解を招くよ。」
「確かに。ごめんごめん。正確には、カービィの能力だけではない、って事。」
「……どういうこと?」
「よく考えてみて。」
「……………まさか。」
「そう。
君の転生者特典は、歴代星のカービィに登場した全て。ありとあらゆるキャラクターや能力、アイテムをも生み出せる能力だろうね。」
「………………………………えっ。」
「…そうなるのも無理はないよ。旅人、…えーと、金髪の方。」
「金髪言うな。…で、何?」
「分かってるね???」
「うっ………はぁ。あんたには借りがあるし。それくらいやるさ。」
星奈に近づいた旅人は、剣を取り出すと、切っ先を向ける。
「混乱するのも分かるけど今はその時じゃない。その力、切り伏せてあげる。いつでもかかってきな。」
「急すぎない?」
「あっはっは。頭を使うのは疲れるからね。やっぱり、最後は力がものを言う。敗者が何を言っても、意味すら持たない。…さ、やるの?やらないの?」
「…怪我しても、しらないからね。」
「その慢心、大いに結構。…いざ。」
「尋常に…」
「「勝負!」」
星奈も剣を喚び出して攻撃をしにかかる。
「おっと、そっちも剣か。じゃあ私は槍にしようかな!」
剣を投げて目くらましに使うと、その隙をついて槍で突きを狙ってくる。その槍捌きは速く、重い。
「っ速い…!」
「まだまだこんなものじゃないよ!」
旅人は手を前に出すと、そこから無数の風の刃を放つ。
「うっ、くぅっ…!」
「そこは、間合いだ!荒星!」
上空から岩の創造物を落とす。横に転がってギリギリで回避した。
「っ、マジで殺しに来てない!?」
「せいぜい、死にかけで止まるから大丈夫だよ、そんなに呑気にしていて大丈夫?」
「えっ?…くっ!」
巨大な竜巻が発生して星奈の方に真っ直ぐ向かっていく。
「………、そうだ。」
「何を…」
何かのコピー能力を発生したかと思うと、旅人の目の前に瞬間移動した。
「ええっ、近っ…」
「…そこ!」
足払いをして、旅人の体勢を崩す。
「くっ…風刃!」
「あっ、その使い方も出来るのか…」
「はぁ、危ない危ない。」
風の力で自らを後方に移動した旅人だったが、まだ油断は抜け切っていなかった。
「…チェストォォ!!!!!」
「っ、残ぞ…ごふっ!」
いつのまにか後ろにいたハチマキを巻いた星奈に三連撃をされ、地面に転がる旅人。
「なかなかやるね…そろそろ本気を出そうかな。」
「姿が変わった…?」
可憐な少女の姿から、長身の男性へと姿を変えて槍を構える旅人。
「震天動地!」
そう叫ぶと、瞬時にして、地面から岩の柱を生成する。星奈は天性の勘のおかけで避けることができたが、そのスピードに驚いた。
「奇襲か!」
「どうだ?だがその偶然は続かないぞ。」
「…それはどうかな。」
「何?…これは!?」
地面がせり上がり、何かが顔を出す。
「いでよ、天翔ける船…ローア!!」
「地面にワープさせるなど…!」
「その隙、見逃さない!」
仮面を側頭に着け、金色の枝分かれした剣を持って旅人に近づく。
「取った!」
剣は確かに旅人を捉えたはずだった。
「残念だったな。」
旅人の周りには、半透明のシールドが貼られていた。
「さぁ、終わりの時だ。天道ばんしょ…」
「はい、そこまでー。やりすぎだよ二人とも。」
包帯の男が言うと、その瞬間旅人の手足は氷に覆われ、身動きが取れなくなっていた。
「流石にそこまで行くと殺し合いの域だ。…さて、リィンカーネーションズの旅人。君の能力の使い方は分かるね?まずは回復してから向かうといい。…あぁ、大丈夫だ。ここでの時間はほとんど一瞬。何も心配は無い。」
「え、えーと。…ありがとう?」
「どういたしまして。あの魔神柱とやらの耐久性はなかなかのものだ。より強力な力を使うといい。」
「どうもありがとう。…君も転生者?」
「さぁ、どうだろうね。少なくとも今は、ね。」
「どういうこと?」
「今はこうしてアドバイスをしたが、別に今の僕はリィンカーネーションズではない。だから…いや、これはいいか。さぁ、行きなさい。君の物語に幸があらん事を。」
「……うん。ありがとう。また、会おう!」
そして、星奈はその空間から消えた。
「また会おう…か。」
「…どうせ、また会うよ。後半の特異点はより凶悪だし、いくつか原作乖離があるし。」
「それに…おそらく今の彼らでは次のポイントで詰むからね。助けに行かないと。」
「甘いね。」
「そうかな?」
「そうだよ。…はぁーあ。疲れた疲れた。」
「そこまで疲れてないくせに。…ターゲットの居場所が発見された。場所はロンドンの特異点。」
「…なるほど。」
「内密に処理できたらいいけど…」
「ま、それはおいおいって感じかな。」
誤字脱字あれば教えて下さい。直しに行きます。感想返信はそのうち返します。一応全部返す予定ですが(何かの間違いで何十単位で感想来ない限り)返す時期は気分によりけりなのでよろしくお願いします。
さて、今後の予定ですが、オケアノスの次はカービィ特異点、ロンドンと続き、間章が来ます。多分今の更新ペースだとこれくらいで年内終わりそう。一応アメリカ、キャメロット、バビロニア、時間神殿ですが、どこかでゼル伝特異点挟みます。バビロニアと時間神殿は間そこまで空いていないので特異点挟みません。そして1.5部。今のところ新宿とアガルタを予定しています。残りの2つはやりません。最後に2部。FGO公式のストーリーが完結したら(3部はあるか分からないので2部のストーリー)書き始めます。
ここまで書いて思ったんですが、転生者ツイステと同じ方式で人理修復終わった時空として平和軸の物語書いたらダメですか?
「感想」「お気に入り」お願いします。モチベアップに繋がります。多分。
第一部終了後二部に繋がらない平和軸を
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書いて欲しい
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書かなくて良い
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それより転生者ツイステを更新しやがれ