ちなみに解説編あります。これはポップスター編が終わったら投稿します。
あと転生者ツイステもよろしくお願いします。
では本編。どうぞ。
デデデ城で話していると、一つの影が現れた。
「やはり、奴が復活していたか。」
「貴様も来たのか、メタナイト。」
謎多き仮面の剣士メタナイト。藤丸立花は案外仮面が割れて素顔が晒されている件について何も言わなかった。
と、そこである事を思い出す。
「あっ、そうだ!確かメタナイトは前に戦ったことがあるって…!」
「そうなのか?」
「勝てる確率は低い。」
「何故だ?あの時よりもお前は強く…」
「だとしてもだ。私自身あの時よりも断然強い確信がある。しかし、聖杯によって強化されたギャラクティックナイトはいまや破神以上の強さを持つだろうな。」
「そういえば、さっきも言ってたけど破神って?」
「破神エンデ・ニル。秘宝ティンクル・スターアライズを使用してやっと勝てた強敵だ。」
『藤丸ちゃん、知っていたかい?』
「いえ。きっと、2017年とか2018年の作品の出来事かな…」
「まぁいい。つまり…」
その時、デデデ城の壁が爆発する。
いや、爆発と見間違うほどの衝撃が加えられた。
「もしや…!」
「何処へ行く!」
「外だ!もしかすると、最悪の事態が起こったかもしれん!」
外に出ると、やはりと言うべきか。槍を振りかぶった状態のギャラクティックナイトがいた。
「こ、この重圧は…!」
「くっ…デデデ砲発射ーッ!!!」
無事だった大砲を向け、一斉掃射する。が、特に効いている様子はない。
「化け物め…!」
「…私が時間稼ぎをする。その間に逃げろ。そして、カービィを連れてこい。」
「無茶だ。いくらアンタだって…」
「無茶だと?ふん、そんな事か。あの時の再戦が出来る事に感謝せねばな。はあっ!!!」
「マスター!俺も行くぜ!あいつ一人置いていくなんてそんなのカッコ悪いしな!」
「ならば、俺も行こう。デデデ大王、彼らのことは頼んだぞ。」
「言われなくてもな!藤丸、行くぞ!」
「で、でも!」
「心配するな。ああ見えて奴らは強い。メタナイトはもちろん、ドロッチェも多彩な武器を使った戦術が得意だからな。簡単に負けはしないさ。」
黄昏時の暗さがギャラクティックナイトの重圧を表しているようだった。
「っぶねー。マジで死んだかと思った…」
「何あいつ、あんな強いのか?」
ところ変わってリィンカーネーションズ+カービィ+サーヴァント群。
「あ、ぼくの家!」
「え!?見せてほしい!!!」
「私も…見たいなぁ!」
「えぇ…なんかこう、助かった!とか無いんですか?」
「…ついでに陣地作成Bで結界を作りました。無いよりはマシでしょう。」
「あ、私陣地作成EXなので手伝いましょうか?」
「………お願いします。」
「…自信満々に結界作ったのにすぐにその上が……危なっ!魔術飛ばしてくるな!」
「黙りなさいクソ虫!!!」
白い半球の家があった。
「本物だー!」
「少し恥ずかしいな…」
「……ふむ。」
「どうしたんだい星奈さん。」
「いや、なんでもない。」
「……ふーん。あ、少しだけいい?内緒話、2人だけでさ。」
「別にいいが…」
「じゃあ、林檎さんは先に行っておいて。」
「…了解。」
2人はその場に止まった。
「…アルトリア、あそこだけ結界をさらに強くして。出来る?」
「えぇ。…やはり、そうなりましたか。」
「…なるほどね。いやぁ、内緒話ってなんだろうなぁ!」
「君もその作ったような口調しなくていいよ。」
「………は?」
「僕もそう思う!なんというか、マホロアみたい!」
「マホロア…はぁ!?あんな大嘘吐き…」
「ブーメランですね。」
「ブーメラン投げてますよ。」
「うっさい予言の子姉妹!」
「えっ私ってモルガンと姉妹なんですか!?」
「こっちもこっちでカオスだなぁ!」
「……だめだこいつら…」
「……で、その内緒話ってのは?」
「あぁ、それね。…星奈さんやっぱなーんか隠してない?」
「何も隠してな…」
「その顎に右手を添える癖。」
「………っ。」
「それをする時は大小関係なく何か嘘をついている、もしくは隠している時の癖だ。気付かなかった?」
「でも、この場において何も隠したところで…」
「オケアノス、海に落ちてから何があった?」
「ッ…」
「私はね、今まで過ごしていた環境のおかげか、人の感情の過敏には鋭いんだ。だから、分かる。…あんた、破滅願望を持っちゃった?」
「……」
「何だろうなぁ。自殺なわけないし…迷惑をかけたいわけでもない。……あぁ、そうか。恨みだな?」
「…な、」
「『なぜそれを?』ふふ、簡単なことさ。その『目』。私はよーく知ってるからな。遺恨か…?それとも怨恨…?いや、違うな。逆恨みからの私怨コンボか。と、なると…なるほどね。大体わかった。」
「…っあなた達に関係ある?」
「……そう。…失望したよ。少ないとは言えない時間を共にして、そこまで、信用されてなかったとはね。」
「…お前に何が分かる。」
「何も?分かるわけないじゃない?それとも何?悲劇のヒロインみたいな扱いでもして欲しかった?」
「…うるさい、うるさい!」
「チッ!はぁ……仕方ない。」
叫ぶと同時に炎が発生し、楓の方に向かってくるが、難なく氷を作り出し、相殺する。
「…アンタも嘘ついてたんじゃない。」
「そう言う君こそね。でも、今ので確信したよ。能力の覚醒があったんだね。」
「…」
「答える気なし、か。まぁいいさ。…さて、構えろ。今の君に勝利したら、全てを話してもらおうか。逆に私が負けたら、その時は君の事情に協力してやろう。」
「…上から目線で…言うなッ!」
星奈はコピー能力ソード、カッター、スピアを同時に使用し、無数の武器を射出させる。
「さながらギルガメッシュ王の『王の財宝』みたいだね…!だけど、それくらいなんてことないさ!」
錆がかった龍の翼を生やし、黒い風圧で飛んでくる武器を吹き飛ばす。
「さぁ、もっと本気を出せよ星奈!私はまだ余裕だぜ?」
「〜〜!うざったいんだよ!どいつもこいつも!」
「はっ!それが本性か?こいよ悲劇のヒロイン気取り!」
「…死んでも知らないからな!」
「死ぬわけねぇだろバーカ!」
星奈は無数の武器を射出しながらさらにボム、プラズマ、ウォーター、ファイアを使って、電撃や水の刃、爆炎を向ける。
一方楓は身を隠せるほどの大盾を攻撃を防ぎ、大型のボウガンや弓で応戦する。
「キリがないな…!」
「そのまま降参しろ!」
「ほざけ!これでも…食らえッ!」
フリーになった左手を真っ直ぐ星奈の方に向け、雷のビームを放つ。それは地面が少し掠っただけで簡単に抉れていく。
「くっ…!どうしてっ…!」
「ほうら、まだまだ行くぞ!」
青白い炎を地面に広がらせ、逃げ場を無くさせる。そして、雷撃弾を放つ。それは、度重なる猛攻に耐えきれなかった星奈は直撃する。
「くっ、しまっ…」
「隙を見せたな!歯ァ食いしばれよ!」
雷によって少し痺れた。その一瞬で楓は距離を詰め、星奈の顔を一発殴った。
「ガッハ…」
「はぁ…はぁ…思ってたより強いな…だけど、私の勝ちだ。」
「……………どうして、そこまで。」
「はぁ?」
「どうしてそこまで…絶望しない?」
「…訳がわからない。端折るな、全部言え。」
オケアノスでの出来事を全て話した。
謎の空間で出会った2人組。転生特典の全貌、そして、人でなくなった事への絶望。
「………人じゃなくなった事。それは前から…いや、そこで認識したからこそ絶望したのか。」
「…滑稽でしょ。」
「…そうは思わないけどね。」
「え…?」
「人間の定義とはなんだと思う?」
「定義…?」
「人型であること?違うな。故に私はこう思う。人間とは、考えることができる生き物の事だと。」
「考える…こと…」
「もちろん他の生き物も思考することは可能だろうよ。だが、発展性を持ち何より…」
「何より、未完全なもの。」
言葉を継いだのはいつのまにかいた西園寺林檎だった。
「……林檎。」
「いつからいた?」
「戦闘が終わった直後。」
「はぁ………だから、そんなに絶望しないで。それに人間じゃなくなったなんてそんなの些細なことさ。」
「…あぁ、確かに。」
「…?」
「……気付いてないの?」
「嘘でしょ?…まぁ、私らも予想でしかないけど…」
「ま、とにかく。そんなみみっちぃことで悩んでちゃ損だよ。」
「…ふふ。…………ありがとう。」
「どういたしまして。」
「やっぱり、気付いていなかったみたいだ。」
「仕方ない。彼女の特典からして容易に確かめることが出来ないからね。」
「その点はどうも。…しかし、どうしたものかな。きっと、私達の言葉も半分届いたらいい方かな。あまり響いていなさそうだね。」
「素直に伝えたら?」
「だったらいいんだけどね…」
「何か問題でも?」
「いや、問題というか…本人が気付くのが一番だからね…」
「なるほど。で、あれば…」
「それで行くと、林檎さん。あなたもそろそろ言っておいたら?」
「……長年会っていなかったんだ。今更どうやって話すのさ?」
「…知らんよ。つーか、アイツも気付かないものなの?」
「偽名だからね。」
「ウッソ!?マジで!?」
「いや、苗字が違うだけ。」
「…それでも、気付かないかな?」
「どうだろう。髪の色も、目の色も、髪型も。変わったし。」
「やっぱ一番変わってるのは林檎さん自身だと思う。」
「前世関係からしてそうだろうね。他のみんなもこんな事にはなっていないだろうし。」
「それはそう。…さてと、そろそろ戻らないとね。」
「うむ。…リィンカーネーションズ、変わってるというか闇が深いやつマジで多いな。」
「転生者に何の恨みがあるんだ!」
「知らん。」
「…さて、本当に戻らないと。バレたら面倒だしね。」
夜。星奈と楓の戦いから2時間ほど。皆が寝ているカービィの家から出る影が。
「………」
手を見つめる。力を込めると、ファイアやプラズマのエネルギーを纏う。あの2人が言っていたことはつまりそういうことなのだろう。変なところで詰めが甘い。聞かれていることすら気付いていない。いや…気付かれている事込みで話していたんだろうか?
「どうしたの?」
「……カービィ。」
まんまるピンクの彼が心配そうにこちらを見つめてくる。
「いや、大したことじゃないさ。少し、以前と変わった事を考えていてね。」
「僕や皆の力のことでしょ?」
「…」
「隣座るね。」
ちょこん、と座るカービィ。
「確か、そっちの世界ではげーむ?ってやつで僕たちの活躍が見られるんでしょ?」
「あぁ。私が知っているのは、キカイ化騒動の事までだけどね。」
「へぇ…じゃあ新世界での冒険は知らないんだね。」
「新世界?」
「じゃあ僕が話してあげる!」
アニマル軍団、かつての遺産、そして騒動の終幕。
とっくに消えたと思っていた感情が感じられた。
「………だからね。そんなに悩む必要は無いと思うよ。」
「…しかし、これは簡単に解決できる問題じゃ…」
「せーなが悩んでるのはいっぱい強くなったから自分じゃなくなるのが嫌って事でしょ?」
「概ねはそうだね。あとせーなじゃなくて、せ、い、な。」
「せーなはコピー能力を使う時何を考えてる?」
「……はぁ。で、何を…か。どうやったら効率的に倒せるか、とか?」
「ふーん…僕がコピー能力を使う時考えるのはね、どうやったら悪い事をやめさせようか、って事。」
「はぁ?そんな綺麗事…」
「それ、大王やメタナイトにも言われたよ。」
「そりゃそうだ…」
「でも、それで救えた事がある。」
「……!」
「君は今まで私利私欲でその能力を使った?少なからず、皆を助けようとしたでしょ?」
冬木、オルレアン、オケアノスでの出来事が頭の中を駆け巡る。
冬木ではフラウロスに一撃を加えたおかげで大聖杯を奪取し、オルガマリー・アニムスフィアを救えた。
オルレアンでは必要以上に兵士達の犠牲が出なかった。
オケアノスではリィンカーネーションズが関わらない本来の特異点に比べて危険度がグッと下がった。
「…じゃあ、そろそろ僕は寝るね。おやすみ。」
「……あぁ、おやすみ。」
もう一度、手を見つめる。
今度は、もう大丈夫だ。
ゆっくりと立ち上がる。
「さぁ、私が出来る事をやってしまおうか!」
ワープスターを呼ぶ。
「行くぞ!行き先は…ギャラクティックナイト!」
出来るなら、夜明けまでに。決着を。
伏線たっぷり。ロンドンで回収して、アメリカである程度伏線を増やして、キャメロットとバビロニアで全回収出来たらいいけどね。
ちなみになんですけど、終局特異点でゲーティアにダメージが与えられなかったのはネガ・サモンでサーヴァントに対して耐性を持ってるって認識でいいんですかね。でロマニ改めソロモンの死によってネガ・サモンが消える、と。
だったらまぁ全員生存エンドも出来そうではありますね。
ところで、特典上佐藤出流(カムクラ)の出番が少ないんですけど、どうしようもないんですよね。これ。新宿くらいしか本編で活躍できるところがない…もし何か案があれば教えてください…オリジナル特異点みたいな感じで作るかも。
強化できないのか?という点については難しい問題なんですね。
出来るだけ魔術と関わりが無いとしているので、実は西園寺林檎(林檎マスター)も危うかったり。サーヴァント召喚魔術と身体強化魔術くらいしか使えない設定です。
また、魔術をマーリンとかに教えてもらう、ってのは無しです。マーリンは転生者sと話したりはしても特別なファンとかでは無いので。あくまでファンなのは藤丸だけ。今回、転生者s(居残り組)の前に姿を現したのも、とある目的を達成した帰り。つまり、別に転生者sの味方ではないです。なので、カルデアと敵対などしたときはカルデア側に付きます。
そういえば今言わないと忘れそうからここで言うんですけど、不知火楓(不死鳥ちゃん)はエル(童話の召喚者)とは面識ないです。どちらも人理焼却前に街中ですれ違ったりはしてるかもしれませんが。
あと、公開情報なので言いますが、不知火楓だけリィンカーネーションズの拠点に『召喚』されています。これも理由があって今後の伏線となります。セプテム前に来た理由もあります。
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第一部終了後二部に繋がらない平和軸を
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それより転生者ツイステを更新しやがれ