転生者たちで行くFGO   作:よっしぃぃぃい

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最近やる夫スレにはまっております。そのせいで執筆が遅れてしまう…

今欲しいサーヴァントはルーラー枠とアサシン枠とフォーリナー枠。
ちなみに依然として二部七章はクリアできておりません。

では、本編どうぞ。


歪んだ世界

「………なるほどな。そりゃ、簡単には明かせないか。」

「うん。そもそも私が異端なのは私がよく分かってるつもりだし。そうでなければ図々しくもオルレアン攻略後に来ないでしょ。」

「…しかしなぁ、それだと腑に落ちない点があるんだけど。ロンドンの時、ゲーティアに従っているふりしてただろ?あれって結局何だったの?そう簡単に取り入ることが出来ないのは分かってるんだが。」

「あぁそれ?それは…何故だと思う?」

「え…?」

「どうやって、敵味方の誤認をさせたと思う?」

「どうやって…?」

「答えは簡単さ。…これ。」

 

懐から取り出した物を見ると、理玖はとてもびっくりしていた。

 

「おまっ…!これって…!ぬ、盗んだ!?」

「いや、待って!?これは別の人から貰ったもの!」

「は?だってこれ、どう見ても…」

「一応切り札の一つだから他の皆には秘密にしておいてね。…あと、ロンドンの時だけ、使わせてもらったよ。………のやつを。」

「…〜!お前な!そういうのはちゃんと報連相をしろと何度も…!」

「あ、いや。本人には許可とったよ。」

「……なるほど、いやそれでも報連相はちゃんとしような?はぁ、だからか…ロンドンでお前が骨の龍と赤い虫で魔神柱を……。……。……なぁ、今だから聞くけどさ。確か、赤い虫の方の能力でエネルギー吸い取るって言ってたよな。」

「言ってたね。後、骨の龍はオストガロア、赤い虫はキュリアだよ。」

「OK、それはどうでもいい。…もしかしなくてもお前、魔神柱のエネルギー吸い取った?」

「そりゃあ限界まで搾り取ったよ。せっかくの高密度エネルギーなんだ。あいつにだけ使わせるなんて勿体無い真似やらせるかっての。」

 

「だったら、こんなよく分からない場所からそのエネルギー使って戻れるんじゃ?」

「…出来なくはない。けど、やったことがないし、最悪の場合が起こって体が分割されるのを恐れないのならいいよ。」

「は?こわ。」

「まぁそんな美味しい話があるわけでも無し。だけど…うーん。アイツがやってくれると信じてるし、こっちも出来る限りのことはしないとね。」

「…アイツ?」

「あれ、言ってなかったっけ?」

 

何でもないように言われたその一言は、とても混乱させた。

 

「………マジで?」

「大マジ。」

「…そいつと連絡は取れるか?」

「もっちろん。なんてったって…」

「いや、いい。その辺りの推測は出来るからな。なら…ふむ、よし。まずはこの空間を出るより先にこちらの元凶を叩こう。」

「…続けて?」

「俺の予想だが、ここは第六特異点キャメロットを元にして作られてる。とは言っても、いくつか見覚えのある…というか、感じることがある。多分、ここは色んな物が混ざっていると思うんだ。その証拠にさっきのモンスターの大群。おそらく『モンスターハンター』のものだろうな。心当たりは?」

「……『百竜夜行』、もしくはそれに近いもの。」

「OK。で、さらにこの気候。空は赤いし、魔物どもは倒した側から復活する。…復活しないモンスターどももいるみたいだがな。その辺りの予想は付くか?」

「多分…ブレワイの『赤い月』?」

「その通り。それに後は…遠くに見える都市。まぁ見たままだよな。荒廃した都市。ビル群もあるし何らかの要素があるはずだ。」

「あれに関しては…『新世界』、かな。星のカービィの新作の舞台。」

「え、そうなのか…まぁそれはいい。つまりは、俺たちの特典元の作品の要素がある。だから、それぞれをクリアしていけば元のキャメロットに戻れるんじゃないか?」

「まずは…赤い月からだね。敵を倒しても復活するんじゃキリがない。」

「厄災ガノンか…アメリカの特異点で戦ったんだろ?どうだった?」

「無理。光の矢が無いと倒せない。あれは多分そういうものだから。」

「なるほどな…では、百竜夜行とやらは?」

「原因となるモンスターを倒せばある程度は解決する。けど、既に起こってるものは無くせない。」

「新たに発生を抑えるだけマシと考えるべきか。そのモンスターっていうのは?」

「古龍イブシマキヒコ、並びにナルハタタヒメ。あと1人か2人追加すれば楽に狩れると思う。」

「やっぱり人員不足か…まぁ2人じゃやれる事は少ないし、メンバーを集めに行くか。誰かカウンターサーヴァントとして召喚されてないかな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「歓迎するわ、コトハ。ここは私たちの拠点よ。」

「拠点…完全に機械入ってるけど…?」

「キカイ?あぁ、この鉄屑の事ね。詳しいやつによると何らかの研究所の跡地、らしいわ。こっちにみんながいるはずよ。」

 

そう言って壊れた自動ドアをこじ開けた。

 

「やっぱりサーヴァントなんだな…」

「あら、そう?私のいたところではこれくらいみんなやってたわ。」

「どんな場所なんだ…」

 

「あっ、帰ってきた!みんなー!フランちゃんが帰ってきたよー!」

 

三つ編みの少女が叫ぶ。

 

「彼女は?」

「後で自己紹介させるわ。とりあえず入りなさいな。」

「お、お邪魔します…?」

 

研究所跡の中には多数のサーヴァントがいた。

 

「なるほど、リィンカーネーションズっすか…カルデアじゃなくて良かったっす。」

「というと?」

「カルデアのマスターは良くも悪くもサーヴァントが主体っすからね。」

「なるほど…あ、私は小鳥遊琴葉。よろしく。」

「俺の名前はアラジン。サーヴァントクラスはアサシンっす。で、さっき叫んでた…」

「私がドロシー!よろしくね、琴葉ちゃん!」

「アラジンに…ドロシー?まさか、絵留関係?」

「お、その通りっす。今はここにいないけど、ツヴェルクやグレーテル、ラプンツェルとかもいるっすよ。」

「ふむ…他には?」

「今はどこにいるか分からないけどメリュジーヌって子やパンドラちゃんもいるよ。後は…」

 

「やあ。私はレディ・アヴァロン。もちろん真実の名前だとも!楽園の方から来た、ただの花の魔術師さ。せっかくの機会だから、この特異点だけでも君たちの旅路を少しだけ見守らせてもらおうかな?これからどうかよろしく、マスター?」

 

思わず絶句した。

 

「…………………………な、なるほどぉ……」

「ん?どうかしたのかな?」

「…ツッコミどころが多すぎるけど…マーリン?」

「……よく間違われるね。まぁそれも納得できる。だって私は、マーリンお兄ちゃんの妹なんだからね。」

「い、妹…!?」

「そう、妹。」

「…ちょっと待って。」

 

 

 

「ふう、分かりたくないけど分かった。で、えーとレディ・アヴァロン?あなたはなぜここに?」

「そりゃマーリンお兄ちゃんの代わりに来たのさ。この特異点が今までとは違うって事が分かっていたからね。」

「なるほど…それで、ここはどういう場所なの?」

「ここは色々な要素が組み合わさって出来た場所さ。まず、魔獣達を復活させる赤い月、モンスターの大群が行軍し、最後にこの場所。」

「多分だけど、なんとなくそれぞれの予想は付く。それで?」

「この場所の解決方法は分かってる。まぁそれだけなんだけど…」

「だとしたら一つは解決してるはずじゃ?」

「いやぁ…その元凶がいないんだよねぇ。」

「………はい?」

「いた形跡はある。けど、その元凶が見当たらない。まぁ、今も探してる途中なんだけどね?」

「そいつはどういう?」

「さぁ?」

「さぁ!?」

「そんなに怒らないでくれたまえ。うーん、これは見た方が早いかな。こっちに来たまえ。」

 

部屋を移動する。

 

「ここだ。」

 

その部屋は、見るからに大きな試験管や書類の残骸がたくさん積まれており、中央には壊れた培養カプセルが置いてあった。

 

「これは…」

「きっと、ここで何らかの研究をしていたんだろう。これを。」

 

渡された資料を見る。

 

「…私、日本語しか読めないんだ。」

「あ、ごめんごめん。えーと、要約すると、ここでは『ID-F86』という生物が研究されていたんだ。どういう研究だったかは分からなかったけどね。そして、この生物は異空間を操る能力を持っていたらしい。」

「異空間を?」

「異なる時空へと移動したり、思念自体が一つの異空間世界として成立させたり。しかも、これの恐ろしいところは異なる時空同士をぶつけ合わせ、破壊することも可能な点だ。」

「破壊!?」

「で、その生物はいない。逃げ出したのか、それとも…」

 

その時、資料の一つに見たことある物が見えた。

 

「…ちょっとそれ貸してほしい!」

「えっ!?急に危ない…聞いてる?」

「これは…」

「…それか。どうも過去に起きた事件なんだけど、聞いた方がない単語ばかりあってね。」

「…なるほど。星奈は…向こうのチームか。どうにかして伝えたいが…いや、その前に皆と合流だな。レディ・アヴァロン。私の他に人間は?」

「外に出ているメンバーが見つけている可能性はあるよ。」

「了解。クソ、この空間では掲示板が使えないのが痛いな…」

 

「2人とも、メリュジーヌちゃんと、絵留くんが帰ってきたよ!」

「絵留が?よし、出迎えよう。ドロシー、案内してくれない?」

「分かったよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっと着いたよ。ここが私たちが拠点にしている研究所。」

「見るからに人工物だね…」

「そうは言ってもなんであるかは知らないよ?」

「いや、そこまで気にしないさ。さて、メリュジーヌ。君はどうするんだい?」

「仲間に会いに行くよ。幸いここから少し離れたところにいるみたいだし。」

「分かった。…ところで仲間って、楓のことか?」

「あれ、知ってたの?」

「知ってたも何も同じリィンカーネーションズだから…」

「ふーん。じゃあまたね、絵留。その研究所に人がいるはずだから。」

「案内ありがとう。では、また。」

 

高速で飛び去っていく竜の少女を見送ると、研究所の方を振り返る。

 

「せめて、リィンカーネーションズの誰かがいればいいけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「僕に敵うとでも?」

「ま、待て!私は神だぞ!全人類を支配する…!」

「うるさい。これならあの人間の方が強かったよ?」

「や、やめ…」

 

黄金の粒子へと姿を変える。

 

「…で、君は?」

 

物陰から視線を感じ、言葉を投げかける。

 

「流石と言うべき?まぁ、あっちでも竜なんて見なかったし、こんなものなの?」

「…何が言いたいの?」

「あら、これでも褒めてるのよ?ってそんな事はどうでもいいわね。ちょっと私に協力しない?」

「何が目的?」

「ん〜、何って言われても…こんな世界を作った元凶を倒す事?私、これでも神様だし。」

「はぁ?また神?」

「そうよ?月、地球、異界の地獄を司る女神だし。」

「そう…」

「信じてないわね?」

「もちろん。」

「…普段なら断罪しているところだけど今は勘弁してあげるわ。何てったって、私的に許せない奴がいるしね。」

「へぇ。そいつが元凶?」

「その通り。というわけでまずはあっちの方にいる2人組を仲間にしましょうか。一人は竜の力を持っているし、もう一人は…私が知っている中でもトップクラスの魔力を持っているわね。」

「…!もしかしてリィンカーネーションズかなぁ!」

「あぁ、例の。それなら早めに行きましょうか。噂ではトンデモな力を持っているらしいし、楽しみね。」

「うん、早く行こう!」

 

 

 




ちなみになんですが、表キャメロットこと「神聖円卓領域キャメロット」に関しては原作と同じです。主体は裏キャメロットなので、表キャメロット部分は少ないかも。というか少ないです。

ちなみにナレ死したサーヴァントは仮面ライダーソロモン、セイバーです。え?クラス相性?現実にあるとお思いで?

頑張って3月が終わるまでにキャメロット編が終わればいいなぁ、と思うこの頃。



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では、また。
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