転生者たちで行くFGO   作:よっしぃぃぃい

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遅くなって申し訳ありません。ドラゴンボールにハマってしまい、さらにTRPGにもハマってしまったためずっと小説を書いていなかった…!


では、本編どうぞ。


詐欺師の終幕

「変身!」

 

グランドタイム!

祝え!仮面ライダー!グ・ラ・ン・ド!ジオウ!

 

「くっ…キリがない!」

「それでも数は減って…星奈!後ろだ!」

「分かってる!はぁっ!」

 

ドラゴストームのスーパー能力を発動させ、粛正騎士達を一掃する。

 

「助かったよ。流石は…っと、もう追加が来たのか。みんな、離れて。『ブラックホール』!」

 

特大のブラックホールを敵陣の中央に発生させ、やってきていた粛正騎士を全て吸い込んだ。

 

「ここの辺りは終わったね…じゃあ次は」

「誰だ?」

 

出流がナイフを投げる。投げた先には、スーツ姿の青年がいた。

 

「…流石は超高校級の希望、といったところか。」

「な…!?」

「…あなたは、もしや…」

「俺は日向創。お前らからすると、カムクライズル。そっちの方が分かりやすいかもな。」

 

ダンガンロンパ2においてのキーキャラクター、カムクライズルこと日向創がそこにいた。

 

「な、なぜ…?」

「…とある人物の企みを阻止するため、だな。俺の他にも何人か来ている。」

「そ、そこまでのやつなの…!?」

「…ならば、そのとある人物とやらは誰なんだぜ?」

 

「…それは、俺から話そうか。」

「誰…!?って、楓?どうしてここに…」

 

そこには、リィンカーネーションズの1人である不知火楓、によく似た誰かがいた。

 

「おっと、俺はアイツじゃあない。俺は音切という。まぁアイツとは、近しい人物ではあるがな。」

「…つまり、お前は誰なんだ?」

 

「…なるほどな、そういうことか。」

「知っているのか結菜?」

「ああ。絵留、そして………。……………アイツ、名前なんだっけ。あの、元の世界に帰ったやつ。あいつは知ってるぞ、こいつのこと。」

「せめて名前くらい覚えてやれよ。仮にも仲間だったんだろ…まぁ、お前らが知らなくても俺は知ってる。ローマの特異点では世話になったな。色々とな。」

「ローマの特異点…?」

 

そう言われても、心当たりがないリィンカーネーションズ。

 

「掲示板の妨害をしたり、なんならお前らと敵対したじゃねえか。」

 

・・・・・・・・・・・・。

 

「不知火・ボイドかよ!!!」

「そんな呼び方されてんのかよ俺。そーだよ、あの炎の化け物だ。不知火楓の第二の人格。本体が必死に隠してた本心。それが、俺だ。」

「ええ…つか、どういうこと?」

 

音切はため息をつきながら言う。

 

「あー…仕方ねえ。本体には悪いが言ってしまうか。まず、本体はクソみてえな両親のせいで性格が歪みに歪みまくってしまってな。いつしか精神の防壁として俺という人格が生まれた。その辺りは割愛するぜ。気持ちの良い話でもないしな。それで、話は飛んで第二特異点。そこで本体は位の高い誰かと交渉し、記憶を消してお前らのところに召喚された。」

「…待ってくれ。じゃあ楓は転生者じゃない?」

「いんや、正真正銘転生者だぜ?つっても、その時まで本体はここが何の世界か知らず普通に暮らしてた。…そして、人理焼却が行われた。」

「…!」

「本体は転生者なせいか、中途半端に干渉を受け、命の灯火が消える一歩手前になってしまった。そこで、現れたのがとあるサーヴァントだ。例外サーヴァントの1人、バーサーカーのクラス。真名をハンター。」

「ハンター…?モンハンのハンター?」

「そう。初代からサンブレイクまでのハンターの概念そのもの。近いのはエジソンかな。あのようなものを想像してくれたら良い。ソイツが本体の命を救った。カルデアのシールダーとギャラハッドのようなものだな。そうして半サーヴァントあらためデミ・サーヴァントになった本体は位の高い…存在Aとするか。存在Aに拾われ、記憶を消してお前らのところに召喚された。で、ローマの特異点。そこからお前らも知っての通りだが。藤丸立花と再会し、そのせいで負の感情を強く持つ俺の力が増幅した。そして、俺が出てきた。どうせだから暴れてやろうと名前から連想して不死鳥みたいな形になって暴れてたら丁度よくボイドって勘違いされてな。まぁそれなら乗っかったわけだが。それからは無事(?)倒され、存在Aの方に戻った。」

 

「…話してて思ったが最初の話題と変わってんな。話戻すぞ。そこの日向やヘッティが追っているやつだったな。」

「(ヘッティ…?)」

「(ヘッティって誰だよ新しい人物出すなよ…)」

「(ヘッティ…推測が正しければお前命知らずすぎるだろ…)」

「やつの名はマホロア。つってもただのマホロアじゃない。異世界のマホロア。俺はアナザーマホロアって呼んでる。んで、そいつが、この特異点にいる事を突き止めた俺たちはやつをブッコロするために来たわけさ。」

 

「………で、お前はどうしてここに?」

「言いたくないな。」

「は???」

「いや、本当に。別に関係ないんじゃあないか?多分。きっと。めいびー。」

「えぇ…」

 

「っと、来るぞ。ほら、お前ら隠れるぞー。」

「え?」

「ったく、仕方ねぇな…『クラススキル、怨嗟の秘匿』。」

 

@1チームの周りに半透明の膜が張られる。

 

「あまり大声で喋るなよ?奴に気づかれる。」

「…分かった。」

 

やがて、とある人物が現れた。レディ・アヴァロンの姿をしたアナザーマホロアである。

 

「プーリン…!?」

「静かにしろと言ってるだろ。あれはただの真似っこだ。本来の姿は違う。あれは魔術で姿を変えているにすぎない。」

「なるほど…」

 

 

「まぁ、予想通りでしたか。分かっていたとはいえ…ツマラナイ。」

「本当にそうかい?」

「…夢魔、ですか。」

「正解。お姉さんに話してごらん?」

「時間の無駄ですね。異世界の魔術師。」

「…へぇ。」

「遅かれ早かれあなたが来ることは予想していました。そして、問いかけましょう。」

 

「そのくだらない物真似はやめたらどうだ?」

「…ツマラナイね、君。そうは言うけど、君だってその物真似とやらをしてるじゃないか。」

「それは違うぞ。消したい過去とはいえ、これも俺だ。」

「ふうん。」

「そして、慢心したな、マホロア。おおよそ、準備は整っているんだろう?」

「本当にね。これきりにして欲しいくらいだヨォ。で、君はどうするの?」

「まさか。俺1人じゃ勝てないことくらい分かっているさ。だからこそ、こうして時間稼ぎしているわけさ。」

「何っ!?」

 

「そういうわけだ。罪の精算の時だ。大人しく自分の世界でやってれば目をつけられることは無かったのにな。」

「そう言ってやるなよ。助かった、日向創。」

「それはよかった。」

 

突如、日向創の霊基が崩れていく。

 

「えっ!?」

「…そういえば言っていなかったな。俺は例外的に召喚された。目的を達成した時に還るように設定されている。だから…後は。」

 

少し笑みを浮かべるとさらに続ける。

 

「今度は簡易召喚じゃない、ちゃんとした召喚でよんでくれよ?…そして、出流。頑張れよ。」

「…!分かってるさ。あなたと出会えて、ちゃんと決めれたからな。感謝してる。」

「無理はするなよ。」

 

そういうと、完全に消え去った。

 

 

「さぁ、アナザーマホロア。今までのツケを支払う時だ。」

「とりあえずマスパをぶっ放すぜ。避けるなよ?」

「このメンツの血の気が多いこと…」

「そうは言っても、お前だって頭に来てるんだろ?」

「もちのろん。さぁ、覚悟しな。」

 

「ククク…もしかしてボクに勝てると思ってるノ?心外だナァ。」

 

そう言うと、紫色の魔力弾を無数に放つ。

 

「無駄だよ。リフレクトバリア。」

 

星奈が尖った星型バリアを前方に展開し、魔力弾を全て無効化する。

 

「面倒だナァ…なら、これはドウ?」

 

地面に黒い歪みが発生する。

 

「キルニードルか!」

「みんな、避け…!」

 

「その必要はない。」

 

さっきまで傍観していた音切がアナザーマホロアを蹴り飛ばした。そのおかげが飛び出す寸前だったキルニードルは消え去り、それどころかさらに極太ビームで追撃をしかけた。

 

「…チッ、やはり威力が小さくなっている…」

「…よくもやってくれたネェ!お返しダヨォ!」

 

マホロア砲を放とうとするアナザーマホロア。

 

「はっ。だがもう遅い。既に奴が来たからな。」

 

そう言うと、音切は光の粒子となってとある方向に向かっていく。

 

「…そう。理解したよ。アイツがそう判断したのなら良いだろう。貴様を完膚なきまでに叩きのめし、それから惨たらしく殺してやるよ。」

「お前は………楓?」

「それは即判断してほしかったなぁ。仮にも仲間なのにさ?」

 

楓はアナザーマホロアの方を向き、衝撃的な事を告げた。

 

「で?その大事そうに抱えてる王冠はいつ使うんだい?」

「王冠…だと?」

「そう。確か…マスタークラウンとか言ったっけ。」

「は…?」

 

「気づいていたんだネェ。」

「当たり前だろ。そんなに邪悪な存在を持っておいてよく言うよ。」

「なら、ありがたく使わせてもらうヨォ。」

「は?私がいつ使わせてやると言った?」

「?????」

 

「…あいつ、言ってる事違くね?」

「よく言うよ。いつ使うのか聞いておいて使わせるとは言ってないって頭おかしいやつみたいだな。」

 

「そこ!うるさいよ!」

「油断しすぎだヨォ。」

 

突如ブラックホールが発生する。

 

「全部消え去ってシマエ!!!」

 

楓は少し振り向き、

 

「あー…仕方ない。ちょっと行って…」

 

と言おうとした。

 

「どいてろ。」

「え…きゃあ!?」

 

楓を押しのけ前に出たのは、なんと佐藤出流だった。

 

「ちょっ、何を!」

「ちょっと貸せよ。あるんだろ。アレ。」

「アレって…いつ知って!というか簡単には貸せな…」

「じゃあ仕方ない。創真にも秘密にしてたんだし、これくらい許されるよな?」

 

そう言って、楓にしか見えないように……仮面ライダーセイバーのライドウォッチを見せる。

 

「いつの間に…!返して!」

「はっ、残念だがそれは無理な相談だな。じゃあ、あばよ。」

「……えっ?」

 

出流は目にも止まらぬ速さでアナザーマホロアに近づくと、体をがっちりと掴みこう言った。

 

「今までの旅、案外悪く無かった。じゃあな。また会おう。」

 

そう告げると、アナザーマホロア共々ブラックホールの中へと入り込んでいった。

 

「な…!」

「あいつ、何してるんだ!?そんなことしなくても楓が倒して」

「無理だよ。」

「…え?」

「無理。私の強さじゃアナザーマホロアに勝てない。きっと、あのアナザーマホロアはマスタークラウンを使わずにカービィ達に勝ったんだろうね。だから、そもそも勝てない。」

「…本当なのか?」

「うん。だから、多分だけど。出流は賭けに出たんだと思う。」

「賭け…?」

「そう。能力覚醒。出流はまだだからね。多分それに賭けたんだと思う。」

「能力覚醒…?」

「…そっか。何人かは知らないままだったっけ。能力覚醒とはその名の通り転生特典のレベルキャップが上がる事。星奈だったら、カービィだけの能力からカービィのシリーズ全ての能力に。だから、出流の場合…」

 

 

 

 

 

 

 

 

「お、おのれ!よくも邪魔してくれたネェ!」

「はっ。そんなつれない事言うなよ?まぁ、そんな冗談言ってる暇なんて無いんだけどさ。」

 

ブラックホールの中は『星のカービィWii』でマホロアソウルと戦った場所にそっくりだった。

 

セイバー!

 

セイバーのライドウォッチが消え、代わりに聖剣ソードライバー、各種ワンダーライドブックが現れる。

 

「さぁやろうぜ、アナザーマホロア!生きるか死ぬか。決めようじゃないか。」

 

ブレイブドラゴン!

烈火抜刀!

 

「さぁ、行くぞ!変身!」

 

烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!

 

「なるほどな…ライダーの歴史を受け継ぐ…不思議な感覚だ。この仮面ライダーを俺は全く知らないのに、不思議と使い方、パワーアップフォームが浮かんでくる…」

 

身体の調子を確認すると、アナザーマホロアに向き合う。

 

「行くぞ!」

 

炎を纏った斬撃を放つ。しかし、いとも簡単に避けられてしまう。

 

「まぁ分かってた事だが…じゃあ次行こうか!」

 

ストームイーグル!

西遊ジャーニー!

 

烈火抜刀!

『『語り継がれし神獣のその名は!クリムゾンドラゴン!』』

烈火三冊!真紅の剣が悪を貫き、全てを燃やす!

 

「第二ラウンドだ!せいやぁぁ!」

 

「しつこいナァ!ボクは早く戻らないといけないんダ!お前ごときに構ってる暇なんて無いんだヨォ!」

「それは俺の台詞だ!」

 

そう話している間にも魔力弾が迫り来る。それを豆腐でも切るかのように対処すると、新たなライドブックを取り出す。

 

が、その瞬間変身が解け、ライドウォッチに戻ってしまった。

 

「なぁっ!?」

「どうやらその力は紛い物だったようだネェ!じゃあ、早く死ネェ!」

 

いきなりの変身解除に混乱し、アナザーマホロアの攻撃への反応が遅れる。

 

「ぐあっ!」

 

その魔力弾は一発当たるだけでも致命傷になり得る高火力だった。

 

「ハァ。しつこいネェ。これで終わるヨ。」

 

マホロア砲の構えをすると魔力が集まっていく。

 

「これで…終わりダ!」

 

 

「お前がな。」

 

マホロア砲を撃つためにチャージしていた魔力は霧散し、アナザーマホロアには何重もの拘束器具が付けられていた。

 

「こ、これは…!」

「周りをよく見てみろよ、アナザーマホロア。」

「ここは…!?」

 

いつのまにか景色は変わり、どこか裁判場のような場所に変化していた。

 

「ここは、希望ヶ峰学園の地下。学級裁判が行われ、クロを処刑する場だ。そして、ここでの役割は、俺がモノクマ。お前は…クロに決定した生徒だ。」

「そんな馬鹿げた魔術があるはずが…!」

「ところがどっこい、あるんだよなぁ。固有魔術って知ってるか?正確には違うが似たようなものだ。能力覚醒…お前に言っても分からないか。転生者特有の能力でここを作った。」

 

「能力覚醒した俺の能力の使用条件は二つ。原作をしっかりと理解している事。二つ目は……追い詰められ、死ぬ一歩手前だって事。」

「マサカ…!」

「そう。今更遅いぜ。準備は整った。」

「こんな…こんなトコロで…!生物をキャラクターとしか見ていないろくでなしの罪人にこのボクが…!」

 

はぁ、とため息をついた。

 

「確かに俺は…俺たちは罪人だ。輪廻転生の輪に入らず、すでに完成された世界をかき乱す。そこにいる人間達の意思や存在を否定する。無駄にする。」

「お前の言う通り、最初はキャラクターとして見ていたさ。だが、そういう風に捉えていたキャラクター達は生きている。自分で考え、何をするべきかも分かっている。だからこそ、それを完遂するべく、俺はここに来た。」

「さぁ、始めようぜ。最低で、最悪な、絶望的な、スペシャルなオシオキをな!」

 

いつのまにか現れたスイッチを押し込む。

 

「……人類史場最低最悪の絶望的事件。その全容をとくと味わいな。さーて、行きましょうかね。オシオキターイム!」

 

無数の野球ボールが現れ、マホロアに向かって飛んでいく。

擦り切れるまで引き摺り回され、

火炙りの後に消防車が突っ込み、

ショベルカーで何度も攻撃し、

プレスで押しつぶされる。

 

 

オシオキが終わると、アナザーマホロアは瀕死の状態になっていた。

 

「お…おの…れ……!」

「…まだ生きてやがったか…!」

「これで…オマエの命も終わりダ…!」

 

アナザーマホロアが攻撃しようとした瞬間に、宇宙船が現れ、マホロアを引き摺り込む。

 

「なっ…やめ…ヤメロ……!」

「さようなら。異世界の魔術師よ。」

 

空高く飛んだかと思うと、地上真っ逆さまに墜落し、その後にはアナザーマホロアの……

 

「ごほっ…!くそ、目が霞んできた…」

 

それと同時に希望ヶ峰学園のテクスチャは消え、元のブラックホールの姿へと戻る。さらに、術者であるアナザーマホロアがやられたため、維持できなくなり、空間が綻び始める。しかも、その綻びの隙間からアナザーディメンションが侵食し始めてきていた。

 

「くっ…手足の力が…!クソ…ここで死ぬわけには…!」

 

しかし、アナザーマホロアにやられた傷のせいで体が思うように動かず、遂には倒れ伏してしまった。

 

「力が入らない…!なにか、できない、のか…!」

 

すぐそばまでアナザーディメンションが来たその時。

 

「……いた!あそこだ!」

「任せて。トップスピードで運ぶ。」

「でかした!こっちだ、早く戻れ!」

 

何を…言って……るんだ………?

 

「星奈!マキシマトマトを!」

「駄目!もう意識がないから飲み込むことができないみたい!」

「〜!生命の粉塵!さらに大粉塵もってけ!これで大丈夫!?」

「…いける!ってアナザーディメンションがすぐそこにまで!」

「食べさせたな!よし、撤収!」

 

瞼が…重……い……………




多分あと1話でキャメロット編は終わり。

そういえばなんですが短編として「なぜか逆行したカービィさんのお話」を更新しました。よかったら見てね。



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誤字脱字もあれば報告お願いします。

では、また。
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