転生者たちで行くFGO   作:よっしぃぃぃい

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遅れて誠に申し訳ございません。TRPGのシナリオ作ってたりアーマードコア6で闘争を求めていたもので…

では、本編どうぞ。


転生者用掲示板 9スレ目 part4「それは百も承知だ。」

その時は、突然に訪れた。

 

ローアが揺れる。いや、ローアだけじゃない。エリドゥも、ラガシュも、ギルスも、…ウルクも。このメソポタミア世界そのものが揺れている。

 

「おわぁっ、なん、何今の!?」

「…チッ、ついに始まったか。誰でもいい、一番早くギルガメッシュのところに行けるのは誰だ!」

 

星奈がギャラクティックナイトの時空ワープを利用した長距離ワープゲートを開く。

 

「私が空間を開く!…出流、アンタはギルガメッシュのところに…」

「分かった。足止めは頼んだ!」

「待って、私が行く。」

 

名乗りを上げたのは小鳥遊琴葉だった。

 

「星奈、確かあなたポップスターの特異点で一時的にマスターになれたのよね。なら、令呪を託すわ。アルトリアとアーサーを頼んだよ。今からただのマスターである私は役立たずだからねぇ。」

 

そう言うと星奈の手を取り令呪とマスター権を移し変える。

 

「なっ、ちょっと待って!?」

「後は頼んだよ。」

 

そう言って無理やり開けた空間に飛び込む。

 

「あーもう!まぁいいわ、私はウルクに行く。えーと、結菜、絵留は着いてきなさい!後の指揮は創真、あなたに任せたわよ!」

「任された。少しでも数を減らせば良いのだな。とても分かりやすい。」

「ローアは自動操縦で迎撃するように設定してある。出流、あなたは死なないようにね。」

「分かってるって。油断はしない。なにせ…新人類、らしいからな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

453ブレワイ星人

ウルクから見たラフムの大群ってアレだな、あのー…鳥の大群が飛んでるやつに似てる。

 

454不死鳥ちゃん

今の状況でよくそんな事が言えるな?

 

455名無しのジオウ

この頭オーロラめ。

 

456一般家庭のカムクラ

本当にこんなの勝てるんかよ…

 

457童話の召喚者

勝てるか、じゃない。やるしかないんだ。ここで特異点を修復する事ができなければ、どのみち人類史は存続できなくなり、人理焼却が完成してしまう。

 

458ピンク玉

いくら勝算が低くてもね。

 

459超人マスター

報告。既にシドゥリさんがいない。

 

460名無しのジオウ

分かった。…助けに行けるやつはいるか?

 

461不死鳥ちゃん

無理かもね。ラフムの勢いが強すぎて一人でも離れたら戦線が崩壊する。

 

462童話の召喚者

何万との相手は辛い!カルデアはまだなのか!?

 

463ブレワイ星人

キッツいな…どうする。

 

464不死鳥ちゃん

正直言って今のところ詰んでる。何も出来ない。こういうのは癪だけど…カルデアに託すしかないよ。

 

465名無しのジオウ

とか言ってたらついに来たぜ。カルデアがな。

 

466一般家庭のカムクラ

遠目にだが強化個体の存在も確認できる。それと…

 

467不死鳥ちゃん

こちらでも見えたよ。あれが…ティアマト。

 

468ブレワイ星人

もう無理だ抑えきれんっつーかどんどん増えてきやがる!

 

469ピンク玉

ウルク市民は全員とまではいかないけど大半は避難させることができてる。だから、これからは防衛戦だ。作戦は命大事に。いいね?

 

470白黒の魔女

分かってるぜ。

 

471名無しのジオウ

…それと。

 

472童話の召喚者

そろそろ彼の仕掛けが発動するはずだ。

 

473不死鳥ちゃん

…。

 

 

 

 

 

 

 

 

その時、数万体のラフムが消え去った。

 

「GAAAAAAAAA——!!!!!」

 

それを行ったのは一体の龍。全身を覆う鱗と体毛は白銀に包まれており、神々しさ、幻想的な美しさまで感じさせる。

 

それを見ていた理玖は叫んだ。

 

「は…はぁぁぁぁぁぁ!?!?!?」

「…実際に見るとビックリするな。」

「ビックリするってレベルじゃないぞッ!?なんで、いや、どうやって…!」

 

「ミラルーツがいるんだ!?」

 

「…うぇ?」

「なんか言ったか?」

「あの…いや、これだけじゃない。」

「だけじゃない?それって…」

 

「第二段階まであるって事。」

 

ゴゴゴゴ…と地面が震える。

 

大規模な魔法陣が起動され、擬似固有結界が展開される。

 

それはかつて存在していた王国の再現。

 

『シュレイド王国』。

 

滅亡が決まっている国。

 

だが、この場においては唯一無二の防壁と成り得る。

 

シュレイドは伝説において、「地は揺れ、木々は焼け、小鳥と竜は消え、日は消え、古の災いは消え…これらが続いて数ヶ月後、シュレイドは消えた」と、ある。

 

つまり、「数ヶ月後までは消えない。」

 

「は…ははは。流石というべきか。これが………これが、音切の起こした奇跡か。」

 

強大な壁が、そこには立っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

478ブレワイ星人

すげぇな…ラフムの数を三分の一…いや、半分くらいには減らしてるぞ。

 

479名無しのジオウ

だからといって数が少ないというわけではない。まだ数万はいる。

 

480ピンク玉

…待って、ラフムが引こうとしてる。

 

481一般家庭のカムクラ

…こっちも、屯しているだけで侵攻してこない。

 

482不死鳥ちゃん

ということは、幾ばくかの余裕が出来たのか。

 

483白黒の魔女

だが、まだまだ油断は出来ない。

 

484不死鳥ちゃん

…今のは?

 

485童話の召喚者

ちょっ、どこに…!って、今のはキングゥ…?

 

486ブレワイ星人

もしや…!

 

487名無しのジオウ

…それにしては展開が速い。まだここまでじゃないはずだが…?

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここは…確か、エリドゥだったっけ。この騒ぎ…そうか、あのラフムがいる…それに、キングゥはどこに…」

 

「何をしている!旧人類を集めて何をしているんだ!」

 

キングゥがラフム達に話しかけている。

 

「…あそこか。」

 

そして、近付くと。

 

「オマエはトテモ、ツマラナイ。」

 

ラフムがキングゥを貫いた。

 

「あっ…」

 

一際大きい個体のラフムはキングゥの身体から聖杯を取り出す。

 

「オマエハモウ要ラナイ。コレハ我々ガ回収スル。」

 

大きい個体は翼が生えた状態…ベル・ラフムへと変化した。

 

「母を起こスのは我々ノ仕事ダ。時代遅れのオマエは、ここで死ね。」

 

飛び去るラフムを追う。

 

「オマエが…死ねッ!」

 

大剣を顕現し、ベル・ラフムを斬りつける。が、いとも簡単に避けられる。

 

「クソ、今までの個体より段違いに速い…聖杯の力はここまでなの…!」

「楓ちゃん!?」

「…藤丸立香!あなたは…ここの人達を。私は…うん。女神イシュタル、あの強化ラフムを追いかけて。スピードでは貴方の方が速い。」

「そうね。あなたはどうするの?」

「私は…キングゥを追いかける。彼にはまだ聞きたい事が沢山あるからね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ…!」

 

残り滓となった力を総動員し、追手に攻撃を仕掛ける。

だが、ラフムに効いた様子はない。

 

「効カナイ!効カナイ!聖杯モナイ、母カラノ声モ聞コエテイナイ!」

「モウ要ラナイ!キングゥ、モウ要ラナイ!キングゥ、カワイソウ、カワイソウ!」

「ギ…キキ、キキキキ!可哀ソウ面白イ!可哀ソウハ面白イ!滑稽デ面白イ!」

「面白イ、キングゥ!自分ダケ旧式ダト今マデ気付イテイナカッタ!」

 

ラフム達が笑う。

 

「な……んだと…!量産品の分際で…!」

 

さらに攻撃をするが、ほとんどダメージを与えられていない。

 

「くっ…こんなはず…!ボクはこの時代で最強の兵器なのに…!」

 

攻撃を止め、隙をついて逃走する。

 

「逃ゲタ、逃ゲタ!ギャハハ、ハハハハハハハハハ!!!」

「狩リダ、狩リダ!旧式ヲ、沢山、沢山、分解シヨウ!」

 

「こんな…こんなはずじゃ…!ボクは母さんに作られた、新しい人類だ…!だからこそメソポタミアを滅ぼした…そのために活動してきた…!何の経験も、記録も、愛情もない体でも、母さんからの期待はあると信じて…!」

 

「ギャハ!ギャハハ!ソッチダ、ソッチニ逃ゲタゾ!」

 

「クソ…!」

 

ガサリ、木々を抜けて、ラフムが一体こちらを発見した。

 

「アハ、見イツケタ。」

「…………。(これが、終わりか。なんだ…人間達みたいに、呆気ない。ボクも大した事無かったんだ。壊されれば、動けなくなるだけなんだから。…ああ、こんな事なら。最後にアイツに会いに行けば良かったのにね…。)」

 

 

 

そして、不知火楓はその瞬間を見た。

 

「…!ここにいた…の……か?」

 

ラフムが、ラフムを攻撃している。

 

「え…?おま、え…助けて、くれたのか?」

「逃ゲ、ナ、サイ、エルキ、ドゥ。アナタ、モ、長クハ、ナイデショ、ウ、ケド。」

「…!君は…昨日、アイツらに連れてこられた…!でも、どうして…どうして君が、ボクを助け…」

「…シアワ、セニ。ドウカ、シアワセニ、ナリナサイ。親愛ナル、友。エルキ、ドゥ。私タチ、ウルクノ民ハ、アナタヘの感謝を、忘レハ、しまセん。」

 

その瞬間気付く。あのラフムは…彼女は、シドゥリなのだと。

 

「…識っていたけど、本当に…」

 

その言葉の行先が、勘違いだとしても。その場面を邪魔する気にはなれなかった。

 

「………貴方には、いたんだね。感謝してくれる…心配してくれる人が。」

 

良くも悪くも親によって影響を受けていたキングゥ。楓はそんな彼に勝手ながら親近感を覚えていた。しかし、それもこれまで。

 

「…本当に。」

 

本当に…その先の言葉は出なかった。羨ましい、もしくは妬ましい…それとも。

 

「…戻ろう。」

 

 

 

「…今のは。」

 

 

 

 

 

 

 

 

503不死鳥ちゃん

キングゥは追いかけたけど見失ったよ。

 

504ブレワイ星人

そうか。まぁ森だからな。見失うのも無理はない。

 

505不死鳥ちゃん

ん?あぁ、見えたよ。すっごい遠くにサーヴァント…じゃないね、あれがビーストⅡ。ティアマト…

 

506名無しのジオウ

余裕があるのなら来てくれ。牛若丸がいるんだ。

 

507一般家庭のカムクラ

俺が出よう。対人ならなんとかなる。

 

508ブレワイ星人

無茶だ。相手は無限に復活するんだぞ?

 

509一般家庭のカムクラ

ははは。それは百も承知だ。

 

510名無しのジオウ

だったらなぜ…もしや。

 

511一般家庭のカムクラ

その通り。俺も能力覚醒したんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、掲示板でああは言ったが正直なところ勝率は五分五分。なぜなら俺の特典はダンガンロンパの超高校級の希望。作品内で最強とも言える能力だがそれはダンガンロンパ内の話。少し見方を変えればただの人間としての限界だ。

 

「だから…」

 

戦場に降り立つ。

 

「やぁ、どこまで話が進んだかな?」

「ええと…牛若丸さんが今現れたところで…」

「なるほど。なら、良かった。」

 

模倣、開始。

 

「ええとこうだったかな?コピー能力ソード。」

 

虚無から剣を生み出す。

 

「…何?」

「どういう事、でしょうか。今のは桃瀬さんの…」

 

「次はこれかな。」

 

人間よりも大きい剣を持つ。

 

「これは、楓ちゃんの…」

 

「一応説明しておこうか。俺の転生特典は超高校級の希望。いわゆるなんでも一流になる…もしかするとそれ以上の才能を持っているかもね。そして能力覚醒した事で、全ての才能を使いこなせるようになった。本人以上にね。例えば剣道部の才能なら剣ビームを、幸運なら運の天秤が全て幸運サイドに傾き自動的に良い事が訪れる。…つまり、超高校級の模倣犯の才能であれば?そう、どんなものでも再現できるのさ。それがサーヴァントであっても、それが…転生者の特典であってもね。」

 

「さて…ここらで潰しておこうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

537不死鳥ちゃん

能力覚醒やってんなぁ!

 

538一般家庭のカムクラ

そうは言っても制限はあるぞ?物系は再現できないしな。まぁ抜け道みたいなことは出来るがな。

 

539ピンク玉

…なるほど。剣そのものは出せなくてもコピー能力ソードとしての再現なら出来る、と。

 

540名無しのジオウ

と、なると出来る事が増えるな。なんでも再現できるのか?

 

541一般家庭のカムクラ

…いや、自分で一度でも見ることが出来たらの話。流石に伝聞のものは出来ないっぽい。

 

542ブレワイ星人

あー…OK、把握した。

 

543超人マスター

サーヴァントの能力再現はどこまで?

 

544一般家庭のカムクラ

多分ランクが1~2下がる。クラススキルは無理で、宝具に関しては…物主体は出来ない。本人の技術のものなら出来る。つまり、エクスカリバーやゲイボルグは出来ないけど王の財宝なら出来るってことだ。

 

545白黒の魔女

例えが規格外すぎないか…

 

546名無しのジオウ

それにしても強いな。能力覚醒とはそこまでのものなのか…

 

547ピンク玉

こればっかりは言えないんだよねぇ。

 

548一般家庭のカムクラ

あっ、逃げられた。

 

549ブレワイ星人

こいつばっかりはなぁ。こちらも大分余裕が出来てきた。そっちに向かった方がいいか?

 

 

550ピンク玉

ん?一緒にいるんじゃないの?

 

551ブレワイ星人

近くにいるが…そうだな、おおよそ全速力で二分弱くらいの場所にいる。

 

552童話の召喚者

一応ツーマンセルで行動してくれると助かるね。2人なら不利になっても多少はリカバリーできるはず。

 

553不死鳥ちゃん

っと、今カルデア達と話してたけどティアマトを倒せばいいって話になってきてる。

 

554名無しのジオウ

現在出来る手段が限られてるし…駄目元でティアマトに奇襲をしかけるか?

 

555ピンク玉

私らはそっちまで行くのに時間がかかりすぎるし、空間転移もその場所の正確な座標が分からない以上得策じゃないから…

 

556ブレワイ星人

俺が行こうか?マスターソードや古代兵装の矢とかもあるしな。

 

557一般家庭のカムクラ

俺も行くわ。能力覚醒でけっこう使い勝手がよくなったし。

 

558不死鳥ちゃん

私も行く。正直…上2人だと瞬間火力低いし。

 

559ブレワイ星人

仕方ないやんけそういう転生特典なので。

 

560一般家庭のカムクラ

そもそも俺とか推理ゲームの能力だぜ?

 

561名無しのジオウ

…他のメンバーは待機かな。

 

562一般家庭のカムクラ

OK。じゃあ無理せず戦ってくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

600不死鳥ちゃん

やばい理玖の右腕にケイオスタイドが

 

 

 

 

 

 

 

 

「ああは言ったがラフムが多い!」

「そう言って藤丸たちにティアマトの対処に当たってもらったが。あのビースト…」

「予想以上に大きい…!」

 

カルデアの活躍によってファム・ファタール形態は無事に倒された。しかし、その後に現れた巨神状態がとても大きい。

 

「ありゃあ俺たちだけじゃ対処できねえぞ。やはり冥界に落とすしかないぞ。」

「だよなぁ。楓、藤丸たちに退却するよう言ってくれ。」

「分かった。」

 

そう言うと、咆哮を利用して果てしなく大きい声を出した。

 

「すぅ…カルデアー!一旦!退却ー!あれは流石に無理ー!」

 

かろうじて、「分かったー…!」という返答が聞こえる。

 

「よし、それじゃあ…」

 

と、その時。隠れ潜んでいたラフムが理玖を襲った。

 

そのはずみに崖から落下する。

 

「ッくそ!」

 

右腕が黒泥の海に浸かる。

 

「ットライフォース!」

 

聖三角の光が周りの黒泥を焼き尽くす。

 

「理玖!」

 

少し遅れて楓が理玖を引き上げる。

 

「クソが…」

 

感じたことのない痛みが右腕を襲う。

 

「おい大丈…その色は…!」

「ミスっちまったぜ。…くそ、トライフォースの力で中和してはいるがクソ痛い…」

「おい、理玖…待て目を瞑るな!死ぬぞ!」

 

ゆっくりと意識が薄れていく。




聖杯の泥の原型である黒泥で、生命の海にして混沌の海である。
生命のスープであるこの黒泥からティアマトは自身の戦闘用の肉体や、眷属であるラフムらを作り生み出す。
また、この黒泥に落ちた者は霊気および細胞レベルで侵食される「細胞強制(アミノギアス)」により、ティアマトの子供(眷属)に生まれ変わってしまう。
このとき、自己改造、生態変化、生態融合、個体増殖といったティアマトの権能が与えられる。

以上、ピクシブ百科事典よりケイオスタイドの説明です。今の理玖はこれのアミノギアスをトライフォースの力で無理やり押さえつけている状態です。

よってトライフォースの力を全振りしてるのでトライフォースの力による高速移動などは現在使えない状態です。


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