一般通過勇者 勇凪理玖
開拓の狩人 不知火楓
最高最善の魔王 時村創真
はるかぜの旅人 桃瀬星奈
童話の司書 書空院絵留
幻想郷の魔女 高野結菜
ソロモン諸島 ロマニ
地球国家元首 オルガマリー
万能の天才 ダ・ヴィンチ
カルデアのマスター 藤丸立香
追記
更新したと思ったらしてませんでした。
完成したのは3月中だったんですけど…
「お前達が遭遇した新宿のアーチャー、そして戦っていた新宿のライダー。二人を含めてこの新宿には四人のサーヴァントが同盟を組み、支配している。」
「幻影魔人同盟。」
「恐らくそれが貴様達が送り込まれた理由であり特異点たる存在になった原因だろう。」
「げんえーまじんどーめい…」
「バカっぽく言うな、バカに見えるぞ。」
『その四人のサーヴァント…残りは分かるかい?』
「それを調べている最中に私は一人のサーヴァントに遭遇した。」
「…誰だ?真名は?」
「『我が名はエドモン・ダンテス。アヴェンジャー・クラスを背負う者。お前を真っ当なサーヴァントと見込んで依頼する。どうか、カルデアのマスターを助けてほしい。』そう言った。」
「…エドモン・ダンテス?」
『うーん…』
「藤丸…?」
少し不思議そうな声でそう言った。
『いや、気のせいかも。どうぞ続けて。』
「ああ。他にやるべきことがあるとか何とかで去って行ったが。しかしあのサーヴァント、新宿を単騎で駆けるには少々力不足のようだが…」
「んなわけあるかよ。魔神柱ぶっ飛ばしたりしてたぞ。つーかゲーティアが手先として選んだアイツが力不足なわけないって。絶対。」
『何かが原因で力を奪われているとか?何にせよ情報不足には変わりない。とりあえず幻影魔人同盟とやらを倒せばいい、というのは分かるけど!』
『えーと確か、ジェームズ・モリアーティと燕青、エミヤ・オルタとヘシアン・ロボだっけ?』
カルデアにいた星奈がひとりごとのように呟いた。
「なんか言ったか?」
『何が?』
「…いや、なんでもない。」
「やーっと落ち着ける。本当に善属性はここ辛いね。」
肩を揉みながら現れたのは現代風の服を着た男。
「…はっ、善属性?お前、正気で言ってんのか?」
そこに突っ込むのは特徴的なTシャツを着た女性。
「どうして?僕だって仮面ライダーなんだ。」
「いや仮面ライダーにも悪い奴は…あぁ。」
ニヤリ、と歪んだ笑みを浮かべる。
「その肉体は善属性だもんね!根っからの善人!」
「でしょ?」
「どの口が言うんだって話!」
ハァ、とため息を吐きながらまた一人歩いてくる。
「うるさいのサ。ただでさえ変な奴らうようよしてるのに自らバレるような真似すんななのサ。」
「えぇー?ってまぁ、それも絶望的、かもねぇ?」
「それ君のキャラじゃないよね?」
「そうだよ?」
「で、収穫はあったの?キャスター?」
「カルデアが来てるのサ。」
「…へぇ?」
「正確にはあの転生者連中。狩人と勇者と…君の因縁の魔女。」
「………あは。彼女が?本当に?」
「本当だよ。写真いる?」
「いらない!あはははは!やっと、見つけた!」
「え?君って…あぁ、そういう?」
「んー?あ、そうだよ?この姿はあの場所で一番強い…うん、ちゃんと知らないけどトップで強いやつの姿借りてるんだよ。そのせいか口調も寄せられてるけどね。」
「だからプリテンダーなんだ。おかしいと思ってたんだよね。」
「それはお互い様でしょプリテンダー?」
「プリテンダー二人とキャスターじゃ偏りすぎなのサ…」
「あーでも、あの童話ヤローは来てないのか。相変わらずせこいヤローで頭上がんないなぁ!」
「で、どうする?」
「あー…とりあえず行くか。魔女が私に気付いて単身こちらに攻めてきたら上々。そうでなくても動揺は誘える。他二人は…まぁどうとでもなる。」
「そうなの?狩人が一番強そうだけど。」
「分かってないなぁ。一番ヤバいのは魔女だよ。だって…」
その後の女性のプリテンダーの一言に、もう一人のプリテンダーとキャスターが目を見開く。
「そりゃすごいな。よく絶望しないものだ。」
「あー…ボクからすると、その状況でも絶望しないどころかどうにかするヤツらが知り合いにいるからなんとも言えないのサ。」
「そりゃアンタんとこは例外でしょ。じゃ、そういうわけで行くよー。」
「ちなみにどこにいるか分かるの?」
「キャスター?」
「あの二輪のキカイ…バイク?で走ってるのを見ただけで今どこにいるかは知らないのサ。」
「…………」
「………と、とりあえず外に出ようか。騒ぎが起きてるところにいるかもしれないし。」
「前途多難だぜ…」
184:最高最善の魔王
うかつすぎるから今度から注意してね。
185:はるかぜの旅人
はあい。反省します...
186:開拓の狩人
掲示板見てなかったけど何の話?
187:ソロモン諸島
何も考えずに幻影魔人同盟の正体言うのやめてねって話。
188:地球国家元首
そのせいでこちらもてんやわんやよ。
189:童話の司書
普通のエミヤが困惑してるよ。
190:ソロモン諸島
それはともかく。時間的にはもう夜だ。明日に備えて寝てくれ。
191:一般通過勇者
うぃーっす。
192:カルデアのマスター
軽いなぁ…
193:開拓の狩人
はい、おはよう。いい朝だね。外は真っ暗だけど。
194:幻想郷の魔女
理玖が布団を出してくれたおかげでよく眠れたよ。
195:万能の天才
文面だけ見ると一瞬で一夜明けているの少し混乱するかもだ。そうだろう?立香ちゃん?
196:カルデアのマスター
ば、ばれてる…
197:童話の司書
そりゃ朝一番に「これってバグってません?」って聞かれたらね…
198:最高最善の魔王
とりあえず、準備が出来次第出発を頼む。
199:開拓の狩人
分かってるよー。
200:一般通過勇者
いざ、新宿ラビリンス。
201:幻想郷の魔女
ラビリンス…誇張しすぎでは?
202:カルデアのマスター
新宿駅は…うん、本当に迷宮だから…
203:開拓の狩人
いや、なんか…変わってる。よく分からない柱がある…えーと、区別急行、時間…32:116?
204:幻想郷の魔女
本当にちゃんとした迷宮…
205:カルデアのマスター
なんと…
206:一般通過勇者
…にしても誰も居ないな。
207:地球国家元首
…おかしいわね。
208:一般通過勇者
あぁ、おかしい。だからこそ…今来た。ありゃあ、銃持ってやがんな。
209:開拓の狩人
ま、今更銃程度なんでもないけどね。
210:幻想郷の魔女
ま、これくらい簡単だよ。
「…よし、これで最後。」
「随分呆気ないな。」
「まぁ、戦闘要員が4人だしね…」
「マスターに危機が及ばないというだけで戦いやすい。」
「そうだね。食らったダメージは全て私に来るからね!」
『楓ちゃん…助かるよ…』
その時、激しい音と共に声が響く。
「ふはははは!幾らだだっ広い新宿駅といえども!敵と遭遇して戦っていれば高確率で気付くだろう、と考えていた理由で、確かにそれは合ってたんだけどネ!割とかなり数が多くて、紳士的にピンチだ!早く来てくれないかナー、マスター君!」
「…だってさ。」
「はぁ…仕方ない。理玖、行ってあげて…」
「はいはい。」
弓を数発。寸分違わず敵の脳天に刺さる。
「よ、合流できたな。」
「おお、マスター君!久しぶりだね、えーと…十二時間ぶりだ!」
「あ、俺達の事は無視?」
『…そもそも十二時間は久しぶりの範囲内なのでしょうか。』
「ともかく合流できて良かった。それから、そちらの騎士殿はあの時助けてくれた方ですな。感謝します、騎士殿。」
「ほう、あの状況で私を視認していたのか。さすがは新宿のアーチャーを名乗るだけのことはある。」
と、言うなり新宿のアーチャーに向かって剣を振り下ろす。
「…ええと、何の真似ですか?って聞かなくても大体分かっちゃうんですけどネ!」
「やはり、あの時と同じ顔だ。別人とは考えられぬ。貴様、何者だ。真名は何で、宝具は何だ。お前の動作には一つ一つに嘘が滲み出ている。だが、完全に偽ではなく真も現れる。あの時…マスターを庇おうとした貴様の姿は紛れもない真だった。我らはマスターと正式に契約を結んだわけではない。縁を繋げただけで、この世界に顕現するための楔とまでは至っていない。あのライダーは事実上バーサーカーの如きもの。前に出れば死ぬが、逃げればギリギリで助かる可能性がある。それに既に人理焼却は終了を迎えている。マスターの生死が世界に関わるわけではない。」
「ちょっと。」
「今は黙っとけ。」
「………何故、彼女達を助けた。」
「…いや、そこは本当に分からんのだよ。自分でも何かこう…体が勝手に動いてしまったね。」
「ヒロアカかな?」
「本当に黙っとけお前。」
「なるほど、言われてみれば不思議極まりない。あの瞬間何故私は動いたのだろう?無意味な死を何より嫌う私が?…なぜだと思うね?」
「いや、知らんが…」
「では、貴様に問おう。私が戦ったあの新宿のアーチャーとはどういう関係だ?お前が奴ではないということは分かる。だが決して無関係ではないはずだ。答えろ。お前は、何者だ。」
「私は…言うなれば、分け身だよ。残滓、あるいは廃棄物。姿形こそ同じであるものの真名を奪われ、力の大半を削がれた者だ。」
「ハリポタの名前を言ってはいけないあの人、みたいな?」
「その例え分かるの?」
『つまりは、善と悪に分かれたみたいな?』
「…おお、なるほど。私が善なんだろうか、やはり。」
「だったらいいんだけどね。」
「(白々しい…)」
「(ダ・ヴィンチも知ってるくせによく言うぜ)」
「…話を纏めよう。私は大悪党だが幾許かの良心を持っていてその良心が邪魔っ気なので分割して善側を追い出しパーフェクト悪人となったのだ!」
「悪人じゃダメじゃん。」
「…悪の私、強すぎじゃね?」
「…ドンマイ。」
226:幻想郷の魔女
みんな白々しいにも程がある。
227:万能の天才
まあね。全て知ってる身からするとそうかもしれないけど。
228:一般通過勇者
とりあえず、ねぐらに戻りますか。
229:幻想郷の魔女
善と悪に分かれたモリアーティが探偵呼ばわりされてるの少し笑いそうになったよ。
230:ソロモン諸島
その気持ちは分かる。
231:幻想郷の魔女
ちょっと待って?何か聞こえる。戦闘音?
232:開拓の狩人
え?聞こえないけど。
「おい、何の事だ?音って…」
その時。
「伏せろ!」
アルトリア・オルタが叫ぶ。
反射でしゃがむと、その頭上に一筋の光が伸びる。
「今のは…!」
見ると、そこには巫女服の女性がいた。
「やっぱ私の勘は当たるね。」
「あ…?ってお前、博麗霊夢か…?」
博麗霊夢。そう呼ばれた彼女はニコリと笑う。
「そうだよ。今の私は博麗霊夢。よろしくね?勇凪理玖?」
「え?は、はぁ…どういう事?」
「…え。」
一人驚いた顔を見せるがそんな事は気にせず。
「ふーむ。気付いたのは誰?魔女?魔女だね。うんうん、やっぱり。そうだろうと思った。」
「………博麗霊夢、か?」
「さっきからそう言ってるじゃん。」
「にしては、様子が…」
「お前は誰だ。」
その声は怨嗟の感情に塗れていた。
その声が
「…ん〜?あれ、おかしいなぁ?君にそこまで言われる筋合いは…無いだろ?」
「テメェ、本気で言ってるのか…!」
「本気だとも。うん。だって…ふふふ。」
「…あー、つまり。何かしらの関係はあるって事?まぁ東方関係だから…?」
「お?あれあれあれ?知らない?聞かされてない?あなたってば信用されてないんじゃない?」
「少なくともお前よりは信用されてるよ。流石に分かるぜ。お前…博麗霊夢じゃないな?」
それを聞くと、肩をすくめる博麗霊夢。
「いやいやいや。私は正真正銘、博麗霊夢。そこに違いは…無いっての。」
「いや、違うだろ。」
「…はぁ〜?」
俯く高野結菜が言う。
「お前は博麗霊夢じゃない。ものぐさで、貧乏で、妖怪達に厳しくて、でもそれでいて誰よりも優しい…それが博麗霊夢だ。」
それを聞いた瞬間、雰囲気が変わる。
「…あれあれぇ。おかしいなぁ。あなたが、お前が、君が。知ってるはずがない。」
「期待に添えなくて、残念なんだが。」
ゆっくりと結菜が正面を…博麗霊夢を見る。
「私ってば、『一度見たものを忘れない』んだよ。それが…何であっても。」
「…ふーん。面白くないね。」
予備動作無しで八卦炉を構えビームを放つ結菜とそれを容易く躱す博麗霊夢。
「それ、知ってるんだよ。通じないよ。」
「死ね。」
「うわぁ、怖い怖い。」
続けて魔法陣を展開し、連続して攻撃をする結菜。
「おいおい!何が起きてんだよ!」
「分からない。ただ…あの小娘、目が復讐者だ。あれはそういう目だ。」
「復讐者…?」
「んー、分からん!とりあえず倒してから考えようか。」
「だね。」
と言いながら弓を手に持ち、駆けていく。
「そら、俺達を無視すんな!」
「見えてるよ。」
頭を傾け、矢を回避する。
「因縁が何か分からないが、とりあえずぶっ倒せばいいんだろ?」
「おや、自信満々だね。でも、甘い。」
「これを見てもそう言えるかな!」
剣を手に取り、斬りかかるが全てお札で弾かれる。
「はぁ!?その札どうなってんだ!?」
「結界の応用だよ。」
足払いで理玖を転ばせる。
理玖に手を伸ばすが、その手の先に爆発が起こる。
「よし、ヒット!」
「…何を?」
「小型爆弾だよ。」
「…あぁ、そんなのもあったね。忘れてた。」
「助かったぜ…」
「油断しないでよ?で…」
「………」
「せめて話してくんないかな?戦いながらでも喋られるでしょうに。」
「…………」
「駄目だ、多分興奮しすぎて聞こえてない。」
「マジかよ。」
「よし、ならこうだ。」
博麗霊夢はそう言うと本を取り出す。
「………本?」
「そう、本。でもあなた達はよく、知ってるよ。」
光が放たれ、三つに分かれる。
そして、人型を形作っていく。
「さぁ、行け。ヘンゼル、ドロシー、赤ずきん。」
その光は目が青いヘンゼル、ドロシー、そして赤ずきんの姿となった。
『ボイド…!その力は空白の書の!』
「何か知ってるのか絵留?」
「お、そこにいるのか図書館の奴隷!私のおかげで抜け出せたんだから感謝してよね?」
『お前…!』
「じゃ、まずは一人かな。」
声を上げる前に、理玖に急接近し、顔面を掴む。
「何を!」
手を振り払おうとしたその時。
「勇凪理玖。」
「あ…?」
名前を呼び、空いている手で口元に添える。
「じゃあ、ね!」
と蹴り飛ばされる。
「ったく、何なんだよ!」
「あははは。では、話しかけてみなよ。」
「何言ってんだ?ついに頭がおかしくなったか?」
『…一つ聞きたいことがある。』
そう通信越しに言ったのはロマニ・アーキマン。
『君が味方だという事は分かる。状況的にそうとしか考えられない。その上でおかしな事を聞く。その巫女服の彼女と戦っている君は…誰だい?』
「…はぁ?アンタまで頭がおかしく…」
と、理玖はそこで気がつく。
その場にいた理玖以外の表情がおかしい。
まるで、見ず知らずの人間を見るかの如く、困惑している顔をしている。
『お前…また食ったのか?』
「食った…?」
そう呟いたのは絵留。
「勇凪理玖。今この瞬間、君は世界から忘れられたのさ。」
「………はぁ?」
「今、君の名前を食べた。いや、君に分かるように言うと…奪った。」
「奪っ…た?」
「これで一人、無力化したようなものだね。」
「全然話が見えないな…一体何をしたんだ!」
「その反応…とても美味だ。」
「いい、いいさ、いいよ、いいとも、いいわね、いいじゃない、いいだろう、いいだろうとも、いいだろうだからこそ…私たちも、あたし達も、僕たちも俺たちも。…『食す』価値を君に見た。」
「じゃ、改めて自己紹介しよう。」
一歩下がり、礼をする。
「私たちの名は…なんだっけ。まぁいいや。」
「俺が持つ権能…じゃないな。えーと転生特典は。」
「魔女教大罪司教『暴食』の権能。出典は…『
「相手の名前、記憶を食べる事が出来る。名前を食べると周囲の記憶から当人の存在を奪い、記憶を食べると当人の記憶を奪う。つまり、今の君は誰にも覚えられていないのさ。」
「あ、そういえば君たちが呼んでいた呼び名があったな。」
「...そうだ、『特典奪い』、だっけ?勇凪理玖、君は
言い訳として、普段小説を書く時、先に枠を作るんですよ。
今回で言うと、新宿3、新宿4、新宿5みたいに。
それで勘違いしてました。
申し訳ないですね。
新宿part4は近日中に。