転生者たちで行くFGO   作:よっしぃぃぃい

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FGO要素ゼロでは?と思い始めてきた。

本編どうぞ。


仮想複合異界 リィンカーネーション

「…終幕だ。」

 

傷一つなく、敵の前に佇む創真。…仮面ライダーグランドジオウ。

 

傍には数人の平成ライダーがいる。もっともそのライダー達も光の粒子として消えていった。

 

「な、何故だ…俺とお前は変わらないはず…!」

「変わりはない。だがな、決定的に違う。それはな…」

 

角がへし折れ、多くの傷が出来たアナザーディケイド。歴代のラスボスやダークライダーを呼び出すも、ボロ負けし今にも倒れ伏しそうな様子である。

 

『オールトゥエンティ、タイムブレーイク!』

 

「借物であることをどこまで自覚しているか、だ。」

 

キックを叩き込む。

無慈悲に、無惨に。

 

時の魔王、仮面ライダージオウ。

 

「…さて、そろそろ合流しないとね。」

 

さっきまで冷酷な一面を見せていた姿とは裏腹に好青年の面を出す。

 

「とは言え、掲示板にも誰も書き込まなくなったな。情報共有が簡単に出来るから便利なんだが…」

 

ライドウォッチを抜き、変身を解除し生身の人間の姿へと戻る。

 

「…いや、逆に考えよう。掲示板を利用するほど情報を得れていない。もしくは…掲示板を利用できるほど余裕がない、か。」

 

「確認できていないのは、楓、琴葉、星奈。共通点は…女性か?いや、だったら結菜も連絡が取れていないとおかしいな。」

 

「…1人で考えていても仕方がない、か。まずは合流を目指した方が良いな。」

 

 

 

「…お、おのれ…ジオウ…!」

「…おや、まだ生きていたか。」

「貴様は…貴様だけは!」

 

その時、背後からオーロラカーテンが忍び寄る。

避けられない、と判断すると咄嗟にジカンギレード・ジュウモードでアナザーディケイドを撃ち抜く。アナザーディケイドは満身創痍だったため、その一撃で改めて撃破されたが、オーロラカーテンは止まらず、異世界へと誘われる。

 

「…しまった、私とした事が…」

 

辺りを見渡すも、霧が深く見通しが悪い。

 

「ここは…どこだ?」

 

『ダブル』のウォッチの力で風を巻き起こし霧を払う。

 

「…ここは…本当にどこなんだ?」

 

眼前には何かの瓦礫。

遠くで天を貫く大樹がまさに今薙ぎ倒される瞬間を目の当たりにする。

 

その時、声をかけられる。

 

「あれっ、創真じゃない!?」

「…ん?あぁ、琴葉か。心配したぞ。連絡がつかなかったからな。」

「え?あぁ、やっぱりか…」

「やっぱり?どういうことだ?」

「ええとね、何から話せばいいのか分からないけど…」

「なら、ひとまずこの土地について聞こう。ここはなんだ?俺は敵によってここに送られてきてな。とは言えその敵はきっちり倒したが。」

「倒したんだ…。ここは…カービィがいない世界線とでも言えばいいのかな。各作品のラスボスが顕現しているんだよ。何体かは既に倒したけどね。」

「ほう。…ちなみに情報源は?」

「マルクとマホロアだよ。」

「………それは、本当に信用できるのか?」

 

マルクとマホロアは怪しい。転生者共通の認識であった。

 

「まぁそれはそう。でも、やらないことには始まらないからさ。」

「なるほどな。ならいい。…ところで、楓と星奈を知らないか?連絡が取れなかったのはお前含めて3人なんだが。」

「星奈はどこかにいるよ。まぁドラグーンで飛び回ってるけどね。楓は分からない。ごめんね。」

「そうか…よし、とりあえず俺も殲滅に協力する。」

「お、それは良かった!創真がいてくれれば心強い!」

「そう褒めるなよ。」

「褒めて…るね。この流れだと褒めてない褒めてないって言うところなんだけど。」

「…お前も大概ネタに走るよな…それはそれとして。」

 

『オーズ!』

『ビルド!』

『ディケイド!』

『ゴースト!』

 

オーズ ガタキリバコンボ、ビルド ニンニンコミックフォーム、ディケイド アタックライド:イリュージョン、ゴースト グレイトフル魂を召喚した。

 

「人選は?」

「分身できるフォーム。さぁみんな、星奈を探してくれ。」

 

『タイムマジーン!』

「さ、俺たちも探すぞ。ドラグーンなら相当速いはず。見落とさないように気をつけるぞ。」

「うっわぁ、チート…」

「なんだ、使ってこその力だろ。なら、慢心なぞするわけないだろう?」

「………?」

 

些細な違和感。

しかしそれを気にする事なく琴葉は星奈探しに参加した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「なーんにも分からない…」

「そうだね…」

 

何でも屋はぴぱれにて。楓とファイノンは絶望という文字が似合う、そのくらいテンションが大暴落していた。

 

「まさか、1週間調べても何も情報が無いとはね…」

 

もちろん、何もしていない、というわけではない。

むしろ精力的に行動していた。

 

ショウマが語った、異世界に繋がる扉。今はもう起動しないようだがそれでも希望を抱かずにはいられなかった。

 

「…このままだとどうすればいいかな…みんなも心配してくれてるといいけど…」

「楓さん…」

 

ふと、ファイノンが現れた時に使ったウォッチを取り出す。謎の紋章が描かれたものになっている。

 

「これも意味分からないんだよね…直前に何か聞こえた気がしたし…」

 

あの時聞こえた謎の声。途切れ途切れで全く理解できなかったが、あれに何かヒントがあるような気がする。

 

「あーもう考えても分からない!ちょっと散歩行ってくる!」

「行ってらっしゃい。お昼までには帰るんだよ。」

「私は子供じゃないって。じゃ、行ってきまーす。」

 

 

 

「……頃合いでしょうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…さて、勢いで散歩に勤しむ事になったけども。」

 

暗黒の造物とやらが現れたところに行くと、謎の機械が鎮座していた。

人型で胸部には穴が空いている。

 

「おや、来ましたか。」

「えっ、喋った!?」

「私は、ライコスの役割を被った、プリテンダー。そうですね。では、オンパロスのプリテンダーとお呼びください。」

「…え?なんて?」

「…ふむ、どうやら真名とやらは明かせないようです。」

「ほぉー?」

「ですので、先ほども言いましたが私の事はオンパロスのプリテンダー、そうお呼びを。」

「そう、機械のプリテンダー。…その声、あの時聞こえたものだ。お前がこちらに呼び寄せたのか?」

 

その声は暗黒の造物と戦った時に聞こえたものだった。

 

「おや、もう解明されてしまうとは。流石にこの姿をしているだけではかの知能は再現できませんか。」

 

「………はぁ?」

「先ほどの質問に答えましょう。あなたの質問に私が答えるべきは一言。はい、と。」

「なるほど!じゃあアンタを倒せば万事解決か!」

「いえ、そうはいきません。」

 

「単独で来たのは間違いでしたね。」

 

その瞬間、「紛争」「天空」「死」のタイタンが現れる。

楓は知らなかったが、その三柱はオンパロスという地において神と同一視されていた。

 

「やっぱ敵か!」

「では、計画の最終段階に入りましょう。」

 

プリテンダーを追いたいが、三柱の神が邪魔をしてくる。

 

「そこを…どけ!」

 

黒炎王リオレウスの力を解放し、襲いかかるタイタン達を迎え撃つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あー、駄目だ。これ以上は見つからないわ。」

 

出流、結菜、理玖、絵留、そして花火。

4人は各地を回り、黒幕の反応がある敵対生物を倒して回った。

しかし、残り3つとなってから痕跡が全くと言っていいほど無いのだ。

 

「残り3つだが、これらはここに無い。ということは、この次元に無い。つまり、別の次元にある可能性がとても、高いのだが…」

「ディケイドのライドウォッチがあるだろう。それを使えばいいんじゃないか?」

「次元を越えることは出来る。だが、次元…平行世界は無数にあるんだ。確実に分かってなければただただ徒労に終わるだけだ。」

「じゃあ、どうすりゃいいんだよ!」

「どうするも何も…。……!」

 

その時、結菜に電流走る。

 

「ちょっと待てよ!」

 

そう言うが早いか、バサバサと服をはためかせる。アビリティカードをポロポロと落とし始める。

 

「何何何何!?」

「怖い怖い!」

「せめて説明してからしろや。」

「あっはははは!みんな怖がってておっかしー!」

「おっかしー、じゃないんだけど!?赤の他人ならともかく知り合いの突然の奇行はびっくりするだろ!」

 

「奇行奇行うるさい!この中から、因幡てゐのカードと寅丸星のカード、あと余裕があったら摩多羅隠岐奈のカードを探せ!そしたらもしかしたら活路になるかもしれない!」

「これとこれだね。逸話と聞いている限りの印象が分かれば簡単だ。摩多羅氏のは分からないけど。」

「早すぎますが!?まだ1秒くらいでは!?」

「これでも小説家だからね。各地の逸話や伝説は知っているつもりだよ。」

「隠岐奈のあった!よし、これで捜索できる!」

「どういうわけで?説明してから行動に移して???」

「てゐの能力は幸運にする程度の能力、星のは財宝が集まる程度の能力。それで、ライドウォッチをたくさん持つ創真を探す。」

「ん?それで創真に繋がる理由が分からないんだが。」

「ジオウ本編でディエンドがお宝判定してるからな。」

「まさかそれで!?」

「それで。どんなに根拠が弱くとも作品でそう在ったなら逸話として完璧だ。あとは隠岐奈の能力で創真の後ろに扉を繋げる。そうすれば合流して創真の能力で色々解決できる。」

「色々って!めっちゃ曖昧じゃん!」

「少なくとも、創真と合流すれば一歩前進するのは確かだ。」

 

「よし、アビリティカード使用!」

 

…………………………。

 

「……何も変わらないけど?」

「魔女ちゃん失敗したんじゃないの〜?」

「うるさいなぁ、気が散…見つけた!」

「マジか!?」

 

目の前に扉が現れ、開かれる。

 

「よし、飛び込むぞ!」

 

魔術で全員を拘束した上で。

 

「いやっ、待て!」

「説明をっ!」

 

抵抗虚しく、全員丸ごと扉に入り込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、これでディメンションミラーを破壊できたな。」

「一歩ずつ着実に進んでる。後はアクシズアークスにいる…って創真、後ろ!」

「何だ!」

 

扉が創真の背後に現れ、自動で開かれる。

 

「うわあああ!?」

「おおおおお!?」

 

5人が雪崩のように扉から出現する。

 

「みんな!?…と、誰!?」

 

「花火だよ〜!よろしくね、魔術師ちゃん!」

「え、あ、よろしく…じゃなくて!どういうこと!?」

「あー、説明は後だ。創真、地球の本棚…創真?」

「何だ?」

「…なんか、変わったか?」

「気のせいだろう。」

「……ほーん。」

 

些細な違和感はあるが、一旦それは置いておく。

 

「今、俺らはあの特異点を作った黒幕を倒し回っていてな。結菜、ここには?」

「丁度あるぞ。お、反応的に………ん?」

「どうした?」

「さっき残り3つって言ったろ?」

「言ってたな。」

「…丁度目の前にいる。」

「目の前?この粉々の鏡か?」

「違う。」

 

「お前は誰だ?」

 

「時村創真の姿をしたお前だよ。」

 

「…はぁ?」

「ん〜、いや正確には違うか。創真はそこまで冷静じゃないところがあるからな。この…この…ここなんだ?あ、ポップスターか。ポップスターに来たら何かしらアクションは起こすはずだ。例えば…」

「もっと要点絞って喋れよ…」

「あー、うるさいな。つまりだな…お前は創真である。が、私たちの知っている創真ではない、ということだ。間違っているか?」

 

 

「ふむ。正解としておこう。流石は幻想郷の最後の魔女なだけはある。」

 

ニヤリ、と仮面の下で彼は笑う。

 

「私はこの時代の時村創真に憑依した擬似サーヴァントだ。クラスはライダー。時村創真だ。お前達に分かりやすく言うのであれば…」

 

「2068年において独りで君臨する時間の王者。未来の仮面ライダーオーマジオウだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「っとぉ!右、左、正面!」

 

翔蟲を利用し、時間差で攻撃が届くよう調整する。

大剣とハンマーの重い一撃が「紛争」にダメージを与える。

 

「さらに、竜の一矢!」

 

「天空」の虹色の目に矢を発射。

 

「こいつには…竜撃砲!」

 

超至近距離でのフルパワー竜撃砲。

 

反動で「死」から遠ざかる。

 

「…これで、どうだ…!」

 

少なからずダメージは与え続けてきた。もしかしたら一体くらい斃れているかも。

そう楓は確信していたが、現実は非情。

身体の節々には傷は付いているが、決定打となるものは一つもなく。

 

「うっそー…」

 

孤立無援。他の転生者には助けは届かず。

絶望感が漂い始めた時。

 

「伏せろ!」

「えっ!?わ、分かった!」

 

『チョーコードーン!』

 

巨大なエネルギーの塊が飛び出していき、3柱に向かって放たれたかと思いきや、大爆発。

 

「は…?」

「おい、大丈夫か?」

「あ、大丈…」

 

感謝を伝えようと後ろを向くと、そこにはチョコの意匠の仮面ライダーがいた。

 

「え、チョコ人間!?」

「もっと他に言うことあるだろ…さっさと逃げろ!」

「いや、でも…」

「いいから。俺に任せとけ!」

 

そう言うが早いか、チョコの仮面ライダーは走り出した。

 

「えぇ!?」

 

少し逡巡した後、片手剣を手に突撃する。

 

「おい!逃げろって言ったろ!」

「残念だけど、相手は私狙いだし!」

 

「天空」に熱が集まり始める。

 

「あっつ!んだこれ、あいつか!」

「でも、あいつを倒すには他の2体が邪魔で…!」

 

「なら、僕たちに任せてくれ!」

 

頭上を通り抜け、「紛争」に一撃を食らわせる。

見れば、ファイノンがそこにはいた。

 

「ファイノンさん!?」

「君たちはエーグルを!」

「エーグル!?ってどれ!?」

「熱を集めているアイツだ!」

「よし、分かった!助かったぜ!」

 

『チョーコードーン!』

 

「食らえ!」

 

巨大なエネルギー塊がエーグルに向かって放たれる。

 

「よし、やったか!」

「それはフラグになっちゃうよ…」

 

しかし、その予想とは異なりそのまま爆発四散した。

 

「フラグがなんだって?」

「なんでもないでーす。ところで今更ですけど、どなた?」

「あー、今はヴァレンと呼べ。」

「はーい、ヴァレンさん。」

 

「じゃあ、後はあの化け物2体だけだな。」

「そうだね。」

 

バックステップでファイノンが下がってくる。

 

「エーグルを倒すなんて流石だ。でも、残りも手強いよ。ニカドリーは紛争の化身とも呼ばれている。もう一体のタナトスは死という概念が無い。」

「死がない?って事は倒れないという事!?」

「本来であれば、ね。でもエーグルが弱体化していた以上他のタイタンも権能が弱まっている可能性があるはず。」

「専門用語ばっかりで分かんねぇ。とりあえずぶっ倒せばいいんだろ?」

「あぁ、その通りだ!」

「なら、話は早いね!」

 

ヴァレンは腰に新しいベルトを巻く。

 

『ヴラスタムギア!』

 

『ほな行きまっせ!』

『頑張って下さい、絆斗さん!』

 

『『フラッペ!』』『オン!』

 

「変身!」

 

『『フラッペ〜カスタム!シャリシャリ!』』

 

先ほどまでのチョコレート一色の姿とは異なり、チョコフラッペのようなデザインへと変化。

 

「えええ!?フラッペ!?」

「気にすんな。行くぞ!」

「チョコからフラッペに変わったら気にしますけど!?と、とりあえず行くぞー!」




そういやFGO終章クリアしました。
しかしネタバレが出来ないので面白かったとしか言えないんですけど。
我々は公式に口止めされている…

それはそれとしてネタバレ禁止令解除されなかったらどうしましょうかね。終章いくまで小説が続くのか、禁止令が解除されるのが先か。

冒頭でも言ったんですけど、FGOがほぼ無いというね。

最後に関してもモンハン、スタレ、仮面ライダーですし。何の原作の小説?

とりあえず続きはそのうち。
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