転生者たちで行くFGO   作:よっしぃぃぃい

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今更ですが星のカービィ スターリーワールド買いました。
収集要素全部終わらせた訳ではないんですけど、なんか節々からやばそうな設定が見えている…

そして、FGO。アフター…だと…?という状態です。
まぁXに流れてはいるんですが一応終章の内容含まれているので、詳しくは語りません。
配信ガイドラインにはOKと書かれていますが一応。

さて、それはそれとして本編どうぞ。


彼方からの呼び声/継承

「最初から飛ばしていくぜ!」

 

『フローズン!』

 

レバーを引くとヴァレンの腕に氷が纏われる。

 

「シャオラァ!」

 

「紛争」あらためニカドリーに対し氷を纏ったパンチを繰り出す。

 

「ちょっとずつでもダメージを与えるんだ!そうすれば活路が見出せる!」

「鳥の化け物が消えたからね、さっきよりはまだマシかも!」

「ちょっとそこ!話さないで手動かして!?」

「動かしてるよ!」

 

『フリージング!』

 

ヴァレンの足に氷が纏われ、前方の床を氷で固める。

 

「今だ!」

「あぁ!黎明を、灯す!」

 

氷で固め身動きが取れなくなったニカドリーに向かって放たれる剣撃。それをモロに食らったニカドリーはやがて動きを止めた。

 

「後は…」

 

「少々見誤っていたようですね。」

 

「…何だテメェ。」

「オンパロスのプリテンダーとお呼び下さい。」

「機械野郎、何が目的なんだ!」

 

「いえ、目的は既に達成されております。」

 

「はぁ?」

 

「では、最終段階と参りましょう。不知火楓、判定…バーサーカー、壊滅。」

「では、演算を開始しましょう。」

 

オンパロスのプリテンダーから黒い物質が広がる。

 

「なんだ!?」

「なんだかヤバそう…!」

 

「限定顕現…『鉄墓』」

 

「てつぼ…?」

「………ふむ?おかしいですね。顕現が上手くいっていない。」

 

「まさか、貴方ですか?」

 

そう言って睨みつけるように見たのは………

 

 

 

 

 

 

 

 

「未来のオーマジオウ!?…ん?それって普通のことでは?」

「いや、オーマジオウには色々あって…それはいいだろ。それで、どういうことなんだ。オーマジオウは…あーいや、未来のオーマジオウって言っていたが、どの時空の創真なんだ?」

「えっ、いろんな時空とかあるのか?」

「今更かよ…楓がいなかった世界線とか絵留や結菜が来なかった世界線とか色々あるじゃねぇか。」

「あ、そっか…」

 

「…話はまとまったか?」

「ごめん全然内容無い話しかしてない。」

 

ハァ、と未来の創真はため息をついた。

 

「私は平行世界の時村創真。勇凪理玖、小鳥遊琴葉は以前に相見えたな。」

「…ということは、時間神殿の後に会ったあのオーマジオウか!」

「なるほどね。……なぜ?」

「なぜ、とは?」

「あの時、貴方は自分の時空を異聞帯のようなものと言っていた。それに口調も少し違う。あの時は俺、と言っていた。貴方は…誰?」

 

「ハハハ…やはり知っている者でも世界が変わればここまで違うか。この私は晩年の時村創真。…あの時代でお前達と会う前の者。終わった世界で王として長く君臨していた者。しかし本質は時村創真と変わりない。」

 

「分かったようで分からないような…それで、未来の創真がわざわざ現在の創真に憑依顕現した理由は?」

「この場で明かしても良いが、どうせなら一度に説明した方が良かろう。桃瀬星奈がいないのでは二度手間だ。」

「…?楓は関係ないのか?あいつもこの場にはいないが。」

「不知火楓は関係がない。…いや、正確には書空院絵留も佐藤出流も高野結菜も関係がない。説明が必要なのは、時村創真、桃瀬星奈、そして小鳥遊琴葉のみだ。」

「…なんで、その3人だけ?というかどんな繋がり?」

「後で説明してやろう。まずは桃瀬星奈が集まってからだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言って、睨みつけるように見たのは……不知火楓だった。

 

「…わ、私?」

「ただの補欠要因と思っていましたが、考えを改めましょう。どうやら因子を持っているのは誰でもない、貴女のようですから。」

「どういうこと?因子って何?」

「おや、気づいていないのですか?」

「だから何を…」

 

「不相応にも、黄金裔の力を12、それ以外にも多くの因子を持っているようですが、心当たりは?」

 

「(本当に知らない、という顔)」

「…どうやら、本当に気づいていないようですね。」

「その因子とやらが何の関係あるんだ。」

「貴方に説明する義理はありませんが、せっかくですし教えて差し上げましょう。私の目的は壊滅の因子を取り込み、絶滅大君「鉄墓」を顕現させる事。この身この思考は本物の物ではなく模倣された偽物ですが…オリジナルの私は、それを目的としていました。」

「…だから、それを達成する為に因子ってやつを持ってる私を狙ってるって事?」

「その認識で違いありません。」

「………その目的はいつから?」

 

「私の意思が確立したのはつい先日…悪性隔絶魔境の時です。」

「そこから…!?」

 

楓はビックリした。なぜなら、そこで意思が確立したのなら…

 

「ガノンドロフの置き土産?」

 

そこでオンパロスのプリテンダーが小さく反応したのが分かった。

 

「…思い切り悪意に汚染されてんじゃん…こうなったらどこまでその説明も正当性があるか分かんないよ…」

「…つまり?」

「ガノンドロフって奴が全て悪い!だからなんだ、って話なんだけどさ。」

 

「ですが、まだ修正は出来ます。貴女の因子を利用させて貰います。」

「ふん。訳が分からないけど、そう簡単に利用されてやるもんか!」

 

『後ろです。意気込むのは良いですが注意散漫ですよ。』

 

「えっ、っとぉ!?」

 

後ろから剣が迫ってきていた。間一髪それを避ける。

 

「避けたか…」

「ファイノンさん!?」

 

『ハァ…救世主め、簡単に操られやがって…』

『我らがその場にいればどうにか出来た可能性はありますが、今の我らは力のみの存在。宿主である彼女の一部です。』

 

「うわぁー!幻聴が聞こえる!」

 

『彼を止めてもらえるかしら?私達も力を貸すから、ね?』

『この私の力を使うのだ。勝利しかあるまい?』

 

「お、おい急にどうした!?」

「複数人の幻聴が聞こえる!」

「幻聴!?」

 

「まさか…因子が?」

 

『救世主の坊やくらい倒せないとねぇ〜?』

『そうは言いますが、ファイノン様も不本意だと思いますので…』

 

「た、確かに!」

「おい幻聴と会話すんな!?」

「あ、ごめん。とりあえずぶっ倒せば落ち着いて会話できるはず!」

「…そう簡単には行きませんよ?」

「この機械野郎!もう全部の責任をアンタに押し付ける!覚悟しろー!」

 

『…意外と血の気が多いのか。』

『あたちたちの分までやっちゃえ!』

 

「とは言え、どうすればいいんですか!幻聴の皆さん!」

 

『…仕方ありませんね。』

 

緑色のオーラが身を包む。

 

『どうです?私の戦い方をインストールしましたが。』

 

「………使い方は分かった。」

 

銃を取り出す。

 

「狂うがいい!なんちゃって。」

 

銃から放つ跳弾によりランダムな軌道でファイノンへと向かう。

 

「うおっ!?危ないな、掠ったぞ!?」

「ごめんなさい!でも私も今初めて使ったから!…次はこれ!」

 

銃を粒子に変え、三つのミサイルへと変化させる。

 

「使っちゃおう!行くぞ…西風に乗って出発!」

 

大きな爆発を起こさせる。

 

「アレは…因子の…」

「くっ…!」

 

「ラストだ!来るべき明日のために!」

 

先ほどファイノンが使用していた斬撃を真似る。その一撃が決定打となったのか、ファイノンは崩れ落ちた。

 

「よし!ファイノン撃破!……しちゃ不味くない!?人殺しやっちゃった!?」

 

と、その時ファイノンの体がボロボロ瓦礫のように崩れていく。崩れていっているその体はまるで楓がこの世界にやってきた時に戦った暗黒の造物そのもの。

 

「なっ、あの野郎人間じゃなかったのか!?」

「おや、知らなかったのですか?彼は異世界の人物を再現したデータ体。彼女が持っていたオーパーツを媒介に召喚したサーヴァントのようなものです。」

「……あっ、確かに。」

「気づいてなかったのかよ!?」

「いやー、色々ありすぎてそこまで気が回らなかったよ。えっ、じゃあ本物のファイノンさんは?」

 

『申し訳ないが、ずっといたよ…』

 

「あっ、そっちに!?」

 

幻聴もとい因子側から声がする。

 

「…しかし、こうなると不利になってしまいますね。残念ですが、私はここでお暇させてもらいましょう。」

「待ちやがれ!」

「少々無理矢理ですが、準備はできましたので。」

 

その瞬間、地面が光り輝く。

 

「これは…サーヴァント召喚の光!?なんで!?」

「さ、サーヴァント?なんだそれ!」

「では、私はこれで。」

「ックソ!待て!」

 

プリテンダーを追いかけようとしたヴァレンを召喚の光が止める。

 

「っと、なんだ!?」

 

召喚の光は段々と大きくなっていき、やがてその大きさは建物レベルへと大きくなる。

 

「でっっか!?」

「なにあれ…!」

 

それは…

 

「………本当に何アレ?」

 

それは人型だった。大きな巨人のような姿で。しかし、その姿はところどころ不定形。常にボロボロと破片が崩れており、その内側は暗黒の物質で出来ている。

 

「絶対召喚事故起きてんじゃん!」

「うわ、グロ…てか、召喚ってどういう事だよ。」

「後で話す!今はこいつをやっつけないと面倒な事になる!」

「…だな。人々を襲い始めたらマズイ。」

 

『プルイン!』

『チョコドンガン』

 

ヴラスタムギアにチョコドンゴチゾウを読み込ませ、ホワイトチョコレートの銃を生成する。

 

「えっ、何それすごっ!」

 

『ふむ。腰のアイテムを介して武器を生成しているのですか。興味深いですね。』

『アナクサゴラス…今はそのような事を気にする場合ではないでしょう。』

『分かっています。不知火楓、早く戦闘を終わらせてその人間に話を、』

『アナイクス先生はこちらで抑えておきますので!』

「頭の中で会話しないで〜!頭バグるから!」

「おいまた幻聴か!?」

「ごめんねこれオンオフ出来ないんだ!でもサボることはしないから!」

「だったらいいけどよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「…この辺りまで来れば追っては来ないでしょう。」

「しかし、なぜ急に因子の力が…」

 

「ねぇ。君か?ライドウォッチの力を利用したのって。」

「…誰です?」

「私は…通りすがりの仮面ライダー、みたいな?なんちゃって。」

「仮面ライダー?」

「そう。後は…魔王、かな。ただし、借り物の偽物だけどな。」

 

『ジオウ!』

 

「うーむ。若い時と口調が混ざっている。だが、大した問題は無いだろう。…変身。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやぁ、ごめんごめん。ちょっとバーサク状態で気付かなかったわ。」

「気付かなかったにしてはよく暴れてましたね!」

「具体的にはノヴァ大爆発にめちゃくちゃ大きい戦車みたいなやつ。」

 

「…で、話してくれるんだよな。」

「あぁ。始まりの縁を持つ者が集まったからな。」

 

『エグゼイド!』

『マイティアクションXX!』

 

「うわっとと!」

「2人になった!」

「え?どういう…どういう状況!?俺がもう1人?」

「私は未来の仮面ライダーオーマジオウだ。」

「あ、はい。え、詳しい説明は無い感じ?」

「後でしてやるから黙って聞いてろ。」

 

「さて、この場に勇凪理玖、小鳥遊琴葉、時村創真の3人を集めてもらったのは他でも無い。この時代の始まりの縁を持つ者だからだ。」

「さっきも言ってたよな。始まりの縁って何?」

「仮称、特異点X。別名、炎上汚染都市冬木。その他に赴いた者だ。」

「…特異点Fの事か。にしても、なぜ今更?」

「…もしや、修復されていないのと何か関係が?」

「えっ、そうなの?」

「其方ら3人はこの地が終わった後、過去の冬木へと向かってもらう。ただし…当時の状況でな。」

「なんで?」

「其方達の為だ。」

「うーんその理由を教えて欲しいんだよなー!」

 

「ならば、こう言おう。そこでの出来事が世界を保つ為に必要だと。」

 

その瞬間、退去の光が発生する。

 

「おっと、無理をしすぎたか。流石に特異点の主を乗っ取るのは疲れるな。」

「ちょっと!?何一つ分かってないんですが!?ていうか乗っ取るって何!?」

「ははは。それくらい乗り越えて見せろ。今を生きる人類として。でないと、この先に進む事ができないぞ?」

「もっと説明をしてからっ…!」

「残念だがその時間はないようだ。最後に一つ、やる事があるのでな。私はここでお暇させてもらおう。」

 

そう言うと、未来の時村創真/仮面ライダーオーマジオウは消滅した。

 

「…えっ、本当にどういうこと?」

 

本当に何も分かっていない現在の時村創真の声が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「とどめだ!」

 

『『フラッぺいずボルテックス!』』

 

「行け、ヴァレン!」

「はああぁぁぁーっ!」

 

混合暗黒の造物はヴァレンの必殺技を受け、撃破された。

 

その場には、召喚に使われたと思わしき魔法陣が残っていた。

 

「これで…終わりか?」

 

『その中で、待っているよ。』

 

「…えっ?」

「どうした、また幻聴がなんか言ってんのか?」

「今更だけど幻聴じゃなくて因子だと思うけど…。あの中で待つ、って。」

「あの中って…」

 

残された魔法陣。未だに淡く光っている。

 

そこに向かって歩みを進める。

魔法陣の中央に来ると、どこかへと転移すると確信できた。

 

「…そうだ、そのアイテム使ってるって事はショウマさんと同じ系列の仮面ライダーなんでしょ?戻ってこれないかもしれないから、私の代わりに別れの挨拶言っておいて?」

「は?おい、待っ…」

 

光が濃くなる。やがて、目の前さえ視認できないほど光が強くなる。

 

「それじゃ!また、会えたら!」

 

 

 

 

光が収まると、そこは黒一色の世界。

全てのオブジェクトが配置すらされていない無の世界。

空もなく草木も無い。

 

「明らか異次元じゃんか…」

 

「やぁ。さっきぶりだね。」

「貴方は…ファイノンさん?」

「あのアンティキシラ人の言っていた因子の方の僕だけどね。」

「あぁ、だからあの時すんなり技が使えたんだ…」

 

後ろを向くと、そこには半透明のファイノンがいた。

 

「君がさっきから言っていた幻聴は僕達黄金裔の残滓。力だけ付与された残り滓のようなものさ。」

「それって…」

「転生特典、ってやつらしい。もっとも、僕達にはその自覚は無いけれど。」

「やっぱり、そうだったんだ…悪性隔絶魔境の時からって聞いて、そこ辺りで私が変わったのって時間神殿のあの時しか無いんだもん。予想はしていたよ。」

「…そして、僕達の目的はただ一つ。その力を受け継ぐに値するか見る事だった。」

「…どういうこと?」

「僕達は元からデータ体だった。だから、特別なのかは分からないけど力だけとなっても意識があった。僕達はそれぞれに意思があって目的も違った。そして、君に力を渡しても良いか、判断が付かなかった。最悪の可能性では、力に溺れた君が悲劇を起こすかもしれない。もっともこれはただの可能性に終わったけどね。」

「力に溺れる…」

 

力に溺れた者をつい最近見た。新宿特異点で出会った「暴食」。もしかしたら、彼も味方になる世界があったのかもしれない。

 

「つまり、見極めていたんだ。まぁ、君が持っていた道具を媒介にして僕が現れるとは思いもしなかったけど。」

「でしょうね…」

「…話が長くなっちゃったね。結論から言うと、僕達は君を認めた。元は力だけだったんだ、幻聴として声は聞こえなくなるけど。」

「そう…なんだ。」

「だから、僕が存在できるのはこの場で最後。他のみんなは既に君に託している。」

 

「さて、僕も存在できる時間が短い。最後に、異世界に存在した先達として、君に戦いを挑もう。稽古とでも思えば良いよ。」

 

「エリュシオンのファイノン。「世負い」の救世主にして天に向かって身を焦がす烈日。来るべき明日のために、星々を燃やし尽くす曙光となろう!」

 

そこには人当たりのいいファイノンは存在せず。

「黄金裔」として英雄の姿であるファイノンがいた。

 

「…望むところ!」

 

二つの転生特典を持つ少女。今はただ、目の前の敵を倒す為に尽力する転生者。

 

戦いの火蓋が切られた。




期間空き過ぎてスターレイルのキャラの口調とか分からない…グリムエコーズも設定忘れている…ということで一からストーリーを確認している次第。

ところで1.5部なんですけど、前に言ったような気がしますが、オリジナル特異点、冬木リベンジが終わったら多少の間話やった後第二部序章やります。今のペースで1.5部やると多分永遠に進まない。あとストーリーが難解すぎて転生者ぶち込んだ際にどうなるか私でも説明が難しいので…
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