転生者たちで行くFGO   作:よっしぃぃぃい

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リベンジ冬木編の簡単な説明と、今後に向けて。

本編、どうぞ。


事情説明と今後に向けて

「…で、詳しく説明してもらおうか。3人とも。」

「説明って言ったって…」

「何から話せばいいやら。」

「難しいわね。」

「じゃあ1から時系列順に話せよ!こっちは観測すらしてないから本当に何があったか知らないんだからな!」

「(妖精眼である程度知ってますが黙っていましょうか…)」

 

『本当にな。幻想郷まで行ってドレミーに協力を仰ぎに行ったのが馬鹿みたいじゃないか。』

『そうだそうだー。』

 

目を覚ましてから数時間後。医務室に転生者達とロマニ、ダ・ヴィンチ、そして藤丸とマシュの姿があった。

なお高野結菜と不知火楓は幻想郷にいるためリモートでの参加となる。

 

「まずはそうだな…気がついたら冬木にいたんだ。特異点Fのな。」

「炎上汚染都市か…」

「力も当時のものになっていてな。俺はウィザードしかレジェンドライドウォッチを持ってないし、星奈は数個のコピー能力しか使えなかったし、琴葉にいたってはサーヴァントすら召喚していなかった。」

「当時の力そのものって感じだな…」

「どうしようか、っていうところにセイバー、アーチャー、ランサーが現れてね。それぞれダークリンク、八意永琳、バンダナワドルディ。」

「ちょっと待ってくれ。新規で召喚されてたって事?」

「ちなみに基本7クラス全員いたわよ。」

「は???」

「頭が痛い…」

『…そいつらは何か言っていたか?』

「全員時間稼ぎが目的だってさ。…いや、約1名は違うかもしれないけど。」

「あぁ…バーサーカー…」

「さて、三騎士を倒したら事情の一端は説明してくれたんだ。」

「セイバーからは、この地は本当の意味での過去の世界。レイシフトとかでもない、過去改変。ランサーからは既にカルデアが来ている。時系列の確認だな。そしてアーチャーからは…オルガマリーがカルデアスに飲み込まれることが詰みを回避する要因だと。」

「…何?」

「どういう事なんだ。なぜそこでカルデアスが出てくる?」

「さぁ?そもそも詰みがなんなのかすら分からないんだ。」

「うーん…」

 

カルデアス。究極の魔術礼装であり、極小の地球のコピー…羅針盤でもある。

 

「さて、次に会ったのは、アサシン、キャスター、バーサーカー。それぞれ銀狼、ウィズ、加古川飛流。」

「ウィズが!?」

「あ、絵留は知り合いだったわね。加古川飛流はアナザージオウ。それで…」

『銀狼はスターレイルのキャラクターだよ。』

「…だそうだ。」

「そこで、3人と戦ったんだけど、アナザージオウが強くてね。アナザーライダーの召喚をしてきたから一旦撤退して。そしたらアサシンとキャスターだけが追ってきたから、創真だけ先に行かせた。」

「ちなみに2人は時間稼ぎが目的って言って途中で見逃してくれたわ。」

「俺の方は、バーサーカーと戦う決意をしていたら、ライダーにバーサーカーがやられていて。」

「待って待って待って?」

「何が起こってる?」

「結論から言うと、ライダーはゲイツ…仮面ライダーゲイツだったんだ。アナザージオウとは敵だからその影響もあるんだと思う。」

「創真がライダーと戦ってる時に合流したんだけど、そこでなぜか今の私たちの力が使えるようになってね。グランドジオウやカービィのボス系能力とか。…私自身は強くなったわけじゃないから大して変わらなかったんだけどさ。」

「ははははは。」

「笑うなァ!」

 

感情がこもっていない笑いにキレる琴葉。

 

「で、大聖杯のところに向かったら、既に戦闘やら何やらは終わっていた。レフ・ライノールがオルガマリーをカルデアスにぶち込みかけて、というか既に3割くらい飲み込まれかけていたから、咄嗟に『ダークメタナイト』の能力…で2人に分裂させて、やむなく救出したわ。」

「…あぁ、鏡の大迷宮の大やらかし技…」

「大やらかし技…まぁ、それで半身は助けてもう片方はそのままよ。無理に引っ張ってもレフに邪魔されるだろうし…」

「大部分は分かった。あ、ムゲン魂ウォッチの事は?」

「あ、それについては俺から話す。まず、力が戻ったのはさっき話した通りだが、ギリギリ間に合うかどうかという話だったから既に聖杯は奪われているかも、と思った。なら、オルガマリーの命を救う手段がない。そこで、寿命を分け与える事の出来る仮面ライダーゴーストのムゲン魂のライドウォッチを渡したのさ。」

「寿命を分け与える…!?」

「もちろん私の寿命じゃないわよ。その場で半生命体のギャラクティック・ノヴァを召喚して、その寿命?パワー?をオルガマリーに分譲したのよ。」

「…ギリ、第三魔法じゃないのか。」

『…安心しているところ悪いが、私達が今いる幻想郷は平行世界の幻想郷だから第二魔法だぞ。厳密には違うかもしれないが。』

「ゴフッ…」

「本当君たちといると飽きないね!」

「魔法…魔術とは違うっていうのは分かるけど…」

「後で勉強しましょうね、先輩。」

 

「と、このくらいだな。色々謎は多いけども、分からない事の方が多すぎて解明しきれない。」

「はぁ…この後に査問会があるというのに…」

「その次に異聞帯だね。」

「大変だね。」

「主に君たちのせいだろ!」

「まぁまぁ。でも良い点もあるぜ。もし彼らがいなかったらオルガマリーはカルデアスに飲み込まれて消失し、ロマニは時間神殿で消滅していた。万全の準備が出来ると考えようぜ?」

「それは…そうだけど。」

「あ、そうだ。それで気になったんだけど俺たちの存在って公的にはどういう扱いなんだ?前に聞いたかもしれないが忘れてな。」

「いない事になってるよ。」

「へぇ、いない事に…」

 

「いない事に!?」

 

数秒の後、絶叫。

 

「そもそも在野から現れた謎の組織。振るう力の出典はゲームやドラマから。馬鹿正直に書いたら精神を疑われるよ。」

「うん…まぁ…そうね…」

「自分で言っててなんだけど、随分とご都合主義だよね。」

「だから、報告書には現地に召喚された謎のサーヴァント達という扱いになる。おそらく人類史における無名の英雄と。」

「ひゃー。公文書偽造とは恐れ入った。魔術王はやる事が違うなぁ。」

「もう返還したから!僕はロマニ・アーキマン!ソロモンとは全く関係ないよ!」

「草ァ!」

 

「あ、話変わるけど少しいい?異聞帯、というのを改めて聞きたくて。」

「確かに。全ては話さなくていいから、大まかに教えてくれないか?」

 

「ではまず。異聞帯とはあり得ざる人類史。IFの歴史という認識でいいよ。基本7つの世界でそれぞれクリプター…Aチームの面々がいる。」

「ロシア異聞帯。担当クリプターはカドック・ゼムルプス。相棒サーヴァントはキャスター。」

「北欧異聞帯。担当クリプターはオフェリア・ファムルソローネ。サーヴァントは…えーと、セイバーでいいかな。」

「中国異聞帯。担当クリプターは芥雛子。サーヴァントはセイバー。」

「インド異聞帯。担当クリプターはスカンジナビア・ペペロンチーノ。サーヴァントはアーチャー。」

「ギリシャ異聞帯。担当クリプターはキリシュタリア・ヴォーダイム。サーヴァントはランサー。」

「ブリテン異聞帯。担当クリプターはベリル・ガット。サーヴァントは…えーと確かルーラーだっけ。」

「そして我々も知らない最後の異聞帯。担当はデイビット・ゼム・ヴォイド。サーヴァントも不明だ。」

 

南米異聞帯は転生者たちにとっても未知の領域。まさかその先に『究極の一』がいるとは夢にも思わない。

 

「とまぁ、こんなところか。」

「大変だぁ…」

「異聞帯も重要だけど直近で問題なのは12月31日。…査問会の時にカルデアが襲撃される事なんだよな。」

「んん〜?聞いていないが?」

「言っていなかったか?」

「とにかく今からならまだ間に合う。幸い準備期間もある事だし、物資の補充や設備の充実をしていこう。」

「ではその辺りは私と話そうか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

「絵留。相談があるんだが。」

「何だい?」

「例の件は準備出来てるか?」

「一応ね。でも結構力を使うからこれを使うと実質的に僕は弱体化する。リソースをそちらに割かないといけないからね。」

「そうか…なら、セイバーのライドウォッチを渡しておくよ。作家の仮面ライダーなんだ、君とも相性がいいだろう。」

「助かるよ。」

「では、俺は行く。」

「…さて、僕も一度『図書館』に戻るか。」




次回から二部開始です。

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