入間たち『問題児クラス』や他のクラス全てを含めたバビルスの一年生は『収穫祭』を終えた。
その翌日、学業は休みであり入間は……。
「良ぉしっ、それじゃあ『収穫祭』、色々とあったがお疲れ様の会、開始だぁぁっ!!」
『いええええええいっ!!』
アリスにクララ、ケロリにエリザベッタにリード、ジャズ、サブロ、カムイにゴエモン、ピケロ、シュナイダー、ソイら『問題児クラス』の全員と……。
「ギュエエイッ!!」
『伝説のリーフ』を収穫祭にて咲かせるうえで協力したナフラも『名誉問題児クラス』としてショッピングモールに来ていた。
入間は今回、『お疲れ様の会』と称してクラスメイトが欲しい物をプレゼントするし、食事なども奢るのである。力を尽くしたご褒美という奴である。
「いやー、それにしてもイルマ君本当、凄いよね。自分の分身を別の学生として『収穫祭』に紛れ込ませていたんだから」
「しかもずっと前からなんでしょう。そりゃあバレる筈が無いよ」
「『収穫祭』みたいな大イベントがあった時のためにそうしていたからな。単純な魔術の練習というのもあるが」
ジャズとリードの問いに答えた。
「ふふ、イルマ様は裏の裏の裏の裏の裏の裏……我等、悪魔の全ての思考を上回るお方なのだ」
アリスは自慢げに入間を評する。
「己としてはイルマ、主と競いたかったが」
『いやいやいや、イルマ君が本格的に動いたら勝てないって!!』
サブロは挑戦的に言うも他の男性陣が突っ込んだ。
「そう言えばプルソンって結局、収穫祭中は何してたの?」
「ボクのところは目立っちゃ駄目って面倒なしきたりがあるからね……まあ、ずっと姿も気配も消してやり過ごしてたよ。リタイアするのはそれはそれで嫌だから、収穫祭終了まではいたけど」
リードの質問にソイは答えを返した。
「まあ、ともかく遊ぶぞ」
そうして入間は皆を仕切ってショッピングモール内を纏まって移動していく。
「ギュイギュイ」
「ああ、良いんだよ。先にも言ったように『伝説のリーフ』を咲かせられたのはお前のお陰だからな。助かったし、何より『伝説のリーフ』は本当に良い物だったからな。ナフラ、お前は良い
「ギュ、ギュウ……」
ショッピングモールに誘い、欲しい物を買ってくれたりするという入間にナフラは礼を言うと微笑みつつ、入間はナフラに対し感謝を告げて言う。
ナフラは顔を赤らめ、俯いた。
『え、女ぁぁっ!?』
『問題児クラス』の多くがナフラの性別が女である事に驚いた瞬間である。
「なんで分かるの?」
「理事長の孫で教師の幾人かを使い魔にしている者に聞く事では無いな」
「それもそうだね」
リードとジャズたちの質問に入間は苦笑しながら、答えるとそれを聞いた者の多くが苦笑したのであった……。