『音楽祭』に向けての猛練習に励むバビルス学園一年生の各クラス。
「うおおお、出来る限りの事はやってやるぅー!!」
「ロノウェ先輩に言われたままにしておけるかぁぁぁっ!!」
自分たちの練習を見に来た『生徒会』のロノウェの言いたい放題な態度に負けるものかと気合が入ったのである。
まあ、それはそれとして『あんまりだ』等、当然の権利としてロノウェに対する苦情を一部のクラスを除いて一年生は『生徒会』に送った。
「とりあえず、お前は反省しろ」
「ひぎいいっ、な、なんでだロノウェーっ!?」
「ギャンガレー」
アメリから苦情に対する反省及び罰(一番の理由は入間達の出し物を教えてくれなかった事だが)により厳しい訓練を受けさせられる事になったロノウェ。
それをナフラは手を振り、声をかけて明るく見送る。
「た、助けてくれー!?」
「鬱陶しい、大人しくしろ」
「はいはーい、大人しく行きましょうね。ちゃんとやり遂げるまで見ててあげるからさ」
抵抗するロノウェを無理やり、ザガンとキッシュが二人で連行していったのであった。
そんな『生徒会』の様子はさておき、入間たち『問題児クラス』は『王の教室』での練習だけでなく……。
「お前たちはついてるぞー。なにせ、たっぷりと練習ができる環境があるんだからな。皆、頑張ろうぜ」
『頑張りまーす』
学校の授業が無い休日においては入間はサリバンの屋敷にクラスメイトを呼んで練習を始める。
「ほら、休憩におやつ持って来たぞ」
サリバンの屋敷では『音楽祭』に向けての練習だけでは無く、昼食におやつは勿論、アクドルのダンスの研究、表現の研究と各アクドルのライブを見たりなど息抜き含め充実した時間を過ごせるようにした。
「気合入っていますね」
「それは勿論、とびっきりの物を見せられるようにしないとな。それまでは楽しみにしといてくれよ、爺さん」
入間は食事を運んだりしているオペラと会話をする。そうして、ふと片づけをしているオペラとは別の方、入間達の練習を見ようとして縄で拘束されてしまったサリバンへ入間は呆れた溜息を吐いた。
「うぅ、イルマ君に呆れられてしまった。ごめんよー、じいじが悪かった。ツィ、興味が湧いちゃったんだよー」
「悪魔が興味を持つ事の厄介さは理解しているが、それでも困るぜ、ちょっと反省しといて」
「はい……」
深く反省しながら、サリバンは入間の言葉に頷いた。
こうして、入間達は残された時間を有効に使い、練習や研究を重ねていき、『音楽祭』においてとびっきりの物を見せられるように努力するのであった……。