長い時間、アクドル達による大激闘が行われ、観客や視聴者を楽しませ、興奮させ、熱狂させた【アクドル大武闘会】は皆が惜しいと思う中、終わりの時間が近づいた。
『さあ、今回も我々を楽しませてくれた【アクドル大武闘会】も終わりの時を迎えました。まずは全アクドル達に拍手を送りましょう』
マチャラの声により、観客たちが拍手を送った。
『さあ、では今回、優勝の栄光を掴むのはどのチームか、いよいよ結果発表ですっ!!』
そうしていよいよ優勝チームの発表へと移っていく。
『プレゼンターは今回、解説を担当しご自身もかつてアクドルとして活動された【
マチャラの紹介と共にゴンテツが姿を現した。
「(ただのスケベ親父じゃなかったのか)」
これまでの間に何度もゴンテツの問題発言を聞いていたリンこと入間は内心で思った。
「今回の運動会は実に熱く素晴らしいものでした」
ゴンテツはまずはアクドル大武闘会、アクドル達を讃え……。
「今回、【
そうして、『MVA』に選ばれたのは……。
「リン&くろむ!!」
「当然ね」
「ふふ」
リンとくろむの二人であり、それぞれゴンテツより花束を受け取った。
『さあ、では気を取り直して……優勝チームの発表です。数々の種目で大活躍。意外性と確かな実力で我々を完全に虜にした文句なしのトップアクドルチーム!!』
マチャラは優勝チームの発表にかかり……。
『優勝はデビムス所属、チームくろむーーーーっ!!』
こうしてアクドル事務所の『デビムス』であり、くろむ達は念願の優勝を遂げたのだ。
『それではチームを代表してくろむちゃんから一言』
そうしてくろむが何か言おうとした瞬間、ギャリーがバイクに乗って現れた。
「くろむ……そして、リン様……お前たち二人にあたし様は負けちまった。くろむは元より、リン様もとんでもなく良い女だ……好きだよ」
「知ってるわ」
「好きにさせたのだから、当然ね」
ギャリーの告白にくろむとリンはそう答えた。
そうして拍手の中、ギャリーが大量の花でくろむを飾り……『ほら、優勝挨拶』とマイクを渡す。
「私は皆さんが悲しんだり、暗い場所から動けないような不安な時に照らしてあげられる希望になりたい……それが私の責務、野望だから……」
くろむは会場の皆へと礼を言いつつ……。
「私は誰にも負けない大きく輝くアクドルのトップになります!!」
くろむは大きな誓いを皆の前でやってみせたのであった……。