魔入りましたよ 入間さん   作:自堕落無力

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百四十六入

 

 十三日間、魔界の各地で祭りが行われる悪魔たちの祝い月が『13月』。

 

 その3日目である今日は入間は自分に忠誠を誓っているアリスに招待を受け、アスモデウス家でパーティをする事になった。

 

 そうして彼が乗ってきた馬車に乗って屋敷へと向かえば、アムリリスとアリスの親戚であるビオレとリリーから歓迎を受けたが更にクララがいた。

 

 彼女とエリザベッタの師匠であるライムはアムリリスの弟子である。必然的にクララとエリザベッタはアムリリスの弟子になるのだ。

 

 

 

 そうして、今回クララはアムリリスに呼ばれ……。

 

「ごめんなさい、遅れたわー」

 

 少し遅れたエリザベッタもアスモデウス家の屋敷に到着した。

 

「うふふ、それじゃあ改めましてぇ~、ハッピー13♡」

 

『ハッピー13!!』

 

 こうしてアスモデウス家の屋敷内にてアムリリスが音頭を取ると13月を祝してのパーティを入間達は始める。

 

 

 

「久しぶりだな」

 

 豪華な食事に飲物を楽しむのは勿論、入間は使い魔として呼ぶ事で入間の肩に乗れるほど小さく、ふわふわの毛並みを有するマスコット化した金剪の長とその子供を出し、アリスとクララが出した使い魔と遊ばせたりする。

 

 そうしてゲーム機によるゲームで皆で遊ぶ中……。

 

「良し、ここで一つ……まだ試作段階で開発中のゲームで遊ぶか」

 

 入間は自分が開発した特殊なゲーム機で小型の球体、ス魔ホのような形の機器を幾つか出し、皆へとそう言った。

 

 

 

「イルマ様、ゲームを開発していたんですか……」

 

「イルマちのゲームとかすごく面白そう」

 

「ええ、楽しそうね」

 

「イルマ君が作ったゲーム、アムちゃんとっても興味あるわ」

 

「私達もやってみたい」

 

「お願いします、イルマ様」

 

 アリスたちはそれぞれ、入間が作ったというゲームに興味を示し、プレイする事を希望する。

 

 

 

「じゃあやるか……皆、これは必要不可欠なものだからちゃんともっておけよ」

 

 入間は特殊な機器をアリスたちに渡し……ゲーム機である特殊な球体の上のスイッチを押す。

 

 すると球体は動き出し、光を放ってそれが消えると入間達の姿が無く……。

 

 

 

 

「いったい此処は?」

 

 アリスは皆がいる特殊な世界を眺めまわしながら言う。

 

「ゲーム機の中にある特殊な異空間だ。それじゃあ始めようか……『異世界転生RPG ディアボロサーガ』をな」

 

 ディアボロサーガは入間が開発した異世界転生の物語を楽しめるリアル型RPGのゲームである。

 

 そうして特殊な機器の電源を入れるように言うとそれぞれ、機器を使う者の『ステータス』が画面に表示されていた。

 

 

 

 更にこの特殊な機器はアイテムボックスの役割も有していて、しかもこの世界だけで使える魔法を使うための機器でもある。

 

 因みにステータスはちゃんとそれぞれの使用者に合わせた物になるので入間にアムリリスはそれぞれ、高ステータスとなっている。

 

 

 

「勿論、普通に魔術も使えるから安心してくれ。さあ、いくぞー」

 

『おおっ!!』

 

 こうして入間が開発中であり、プレイできる範囲で皆はディアボロサーガを楽しんでいく。具体的に言うと一章であり、悪魔王に従う部隊の隊長の一人を倒したところで終わった。

 

 

 

 

「どうだった?」

 

『楽しかった』

 

 今の段階でもディアボロサーガを楽しめたアリス達は本格的な完成を楽しみにする事となったのであった……。

 

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