魔入りましたよ 入間さん   作:自堕落無力

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百六十七入

 

 今日、魔界の各所にある悪魔のための学校の一つで入間が孫となっている『三傑』の一人、サリバンが理事長である『バビルス』で新一年生のための入学式が行われる日だ。

 

 なのでメインは勿論、新一年生であり、他の学生達は今後に向けた授業説明やらなんやら簡単なものだけであったりする。

 

「そう言えば今日、入学する新一年生の中にこの中で身内がいるのは?」

 

 入間はエイタに対してサプライズ的な事をした後、自分と同じく二年生になる『問題児クラス』のアリスたちとそのまま、『王の間』へと行って新一年生について話始めた。

 

「おお、そういう話なら己の妹であるシルビアが今日、入学するぞ。皆、よろしくしてやってくれ」

 

「勿論だ」

 

 入間の話にサブロが『師団披露』に来ていた妹のシルビアが一年生として入学する事を話し、兄として妹との交流を頼んだので入間は頷き、他の者達も頷いた。

 

「ふふ、良く聞いてくれました。実は私の妹のチマちゃんも新一年生として入学するんですよ」

 

 次にケロリが自慢げかつ、嬉し気に自分の妹であるチマが入学する事を告げた。

 

 そして更に……。

 

「チマちゃん、試験で首席として合格したんですよ、だから入学式で挨拶も担当するんです。本当は聞いてみたかったんですけど」

 

「入学式なら用意しているカメラ型魔具で録画に撮影しているから後で映像やるよ。クロケル家に送っとく」

 

「本当ですか、じゃあお願いします。でもなんで録画に撮影を?」

 

「入学式を見れない一年生の保護者のためにだよ、勿論売ったりとかはしない」

 

 実際、バビルスの今後を考えて入間は入学式を見れない、あるいはもう一度見たい新一年生の保護者や家族のために映像や写真を提供するサービスを行おうと考え、行動に移ったのであった、

 

「じゃあ、己も頼むぞ。皆で見たいからな」

 

「分かった」

 

 サブロも入学式の様子を見たいと言い、入間は承諾する。

 

 そうして時間は過ぎていき、入学式が終了した時間帯に入間はチマやクロケル、エイコ達の様子を見に向かった。

 

 すると以前、【アクドル大武闘会】で交流したのと生徒会長としてアメリがチマと話をしていた。

 

「よう、チマちゃん。ケロリから聞いたよ。首席合格したんだって、凄いじゃないか。それに綺麗な目を見せるようにしたんだな、良く似合ってる」

 

 入間がそう、チマに近づきながら言うと……。

 

「っ……イルマ先輩、ありがとうございます。私、これから頑張りますね」

 

「ああ、頑張れ」

 

「〜〜はい」

 

 チマは入間を見ると嬉しそうな表情を浮かべ、更に頭を撫でられると又、嬉しそうに眼を細めて身を委ねた。

 

「シルビアもエイタも頑張れよ」

 

「はいッス」

 

「頑張ります」

 

 シルビアにエイタにも入間が先輩としての激励の声をかけるとそれぞれ、入間の激励に頷いたのであった……。

 

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