新学期となり、バビルス学園の二年生になった入間はその最初の授業で『使い魔の更新』を行った。
無論、入間の場合は使い魔としている悪魔で教師のカルエゴにオリアスとバラムにロビンと身内であるオペラ。
更に魔物としては金剪の長にその息子、入間のクラスメイトであるアリスたちが使い魔にしている魔物達もいた。
何故なら、ありとあらゆる魔物の研究をするためにそうした魔物を飼育するための世界をサリバン家の屋敷内に異世界として用意しているからである。
とりあえず、入間は使い魔としているカルエゴ達とクラスメイトと同じ魔物の契約更新をした。
無論、他の魔物についても使い魔の契約更新をしなければならないが、名前を付けないといけないのもあるし時間がかかるので数を抑えたのだ。
その翌日に入間はバビルス学園の『王の教室』内でとある事を聞いた。
「え、カルエゴとオリアス先生が寝込んだ? じゃあ後でカルエゴ先生はモモノキ先生にお見舞いさせて、オリアス先生はどうしようかな……」
契約更新とあって、色々とストレスがかかったカルエゴとオリアスはとうとう、寝込んでしまったという。
カルエゴは付き合っているモモノキに見舞いの品を持って行かせる事にし、寮暮らしのオリアスはまあ、どうにかして見舞い品を持って行かせる事にした。
それはそれとして授業は始まり……。
「はい、では拷問を始めま~す」
教師であるマルバスが王の教室にて魔力適性を調べる魔具で悪魔を連想させるスロットマシーンを持ってきた。
そのスロットマシーンは『ジャック魔ロット666』というものだ。
使い方は黒玉という物に魔力を込め、それを投入口に入れてレバーを下ろす事で測定した。
これにより、入間が測定をするとスロットマシーンの絵柄がバグった。そして、能力値を記した紙が出て……。
「おお、黒塗りだがイカした紋様だな」
入間の能力を記した紙は黒塗りであると共に悪魔の紋章が表示された。
「流石はイルマ様、能力を計る事は出来ないのですね」
「格好良いね、イルマち」
「本当、色々と予想外ですね」
「流石だわ」
アリスにクララとケロリにエリザベッタが入間の能力を記した紙を見て、それぞれ称賛する。
それはリードなど他のクラスメイトも入間が予想外な事を起こした事を賞賛していた。
「まいったなぁ、メンテナンスはした筈なのに。新任の先生にデータも渡さなきゃならないのに」
スロットマシーンを弄りながら、マルバスは困り果てた。
「後で修理するか、それをパワーアップして送りますよ。それで新任の先生って?」
「それはね「マルバス先生、遅くなりました~!!」お、丁度来たようだよ」
入間がマルバスに新任の教師について聞くと、ロビンが声を上げる。丁度タイミングが良いのか、ロビンが新任教師を連れて来たようなのであった……。