ニ十分という制限時間の中、封印をしなければとんでもなく強いサリバンが【心臓破り】に加わってしまう。
なので理事長室に近い場所にいたアリスチームとカムイチームがサリバン封印ミッションである『SOS』をこなす事にした。そうしてアリスたちは理事長室前階段に近いバビルス校舎の四階まで進んだ。
するとそんなアリスチームたちの前にバビルスの教師陣の中では戦闘に優れている学校警備教師のイフリート・ジン・エイトが立ちはだかる。
イフリート家の悪魔は魔神イフリートより、魔界の炎の始祖である獄炎を受け継いでいるのだ。
そんなエイトをアリスが相手取る事にした。それはうぬぼれでも何でもなく、入間によって鍛えられており、イフリート対策で炎も改造されている。
エイトの操る炎は化身の形をとるが、アリスの炎は青い上に怪物の姿をとる。
「グルオァァァァッ!!」
そうしてエイトの操る炎の化身がアリスの炎の怪物へと襲撃し……。
「ゴウァァァァッ!!」
アリスの操る怪物は化身に対し、逆に抑え込みながら捕喰していく。
「僕の炎を捕喰した……つくづく、めちゃくちゃだッ!?」
「言い忘れましたが、私の炎は炎を喰らいますよ」
「メタにも程があり過ぎるだろッ!?」
エイトにとって天敵な能力を有するアリスの炎に思いっきり叫んだ。
「ではっ、ひとまず倒れていただきます」
「くっ、ぅああああっ!!」
こうして入間は巨大な青い炎の怪物が巨大な手を振り下ろす事でエイトを叩き潰した。
「(よくやった、アリス。流石だな)」
「(お褒めいただきありがとうございます、イルマ様)」
脳内から聞こえてきた入間の声にアリスは応答し、そうして理事長室へと先に行かせたカムイチームと自分のチームになっていた一年生の二人、ゼゼとシルビアの元へ向かったのであった……。
カムイチームとゼゼにシルビアの二人は理事長室に到達し、魔力を贈る事でサリバンの封印を達成する装置も発見したが白衣を着た理事長サリバンのSDとして有名なオペラの姿があり、これは本当に不味いかと思ったが……。
「うわー、こ、怖いぃぃ~。や、止めてください。私はただの研究員なんです~。何もできない~、あぁ~、誰か助けてぇぇ」
すっごく棒読みでオペラは言いながら、無抵抗の意思を示した。教師では無いし、彼が加わるとどうにもならないので戦闘は禁止されたようだった。
『いけそうだ』
そうしてカムイチームの一年生、フィーネとウズとゼゼにシルビアは装置の元へ行き、魔力を込め始めたのであった……。