【心臓破り】において一番の難関になると思われた理事長室でのサリバン復活を生徒達は見事、防いだ。
そうして、サリバン復活を防いだボーナスとして入間は封印状態から即復活が許された。入間はそのまま、チームを組んでいるチマにギャルソンの二人と封印されていた部屋を飛び出し、試験に参戦したのだ。
また、教師陣側においても残り時間が二十五分となった事で……。
「このままではまずいですね……という訳でよろしくお願いします、二人とも」
「勿論です」
総指揮を務めているダリが苦笑いしか出来ないのでそうしながら、追加の教師陣二人に対して言う。
それにカルエゴが答えつつ、バラムと共に試験に参戦を開始したのであった。
「まずは手近の心臓から喰らうか……」
カルエゴとバラムは二手に分かれるとカルエゴはケルベロスの嗅覚を使って移動し……。
サブノックと協力してプルシェンコを封印した後、相性が良いのでエリザベッタと自らを泡状に溶かす事ができ、歌によってその泡を操る家系能力【
「ふー、どうやらサリバン理事の復活は防げたようですね」
「お疲れ様、ケロリちゃん」
ケロリはサブノックと共にプルシェンコを封じ、サリバン復活の妨害をしに動くチームをサポートしたそれが上手くいったので笑みを浮かべてエリザベッタが称賛の言葉を送る。
そうして、次の入間からの指示に備えていたが……。
『っ!?』
カルエゴが堂々と歩いてきた。それに対し、迷わずケロリは入間から渡されたシールを懐から出して使う。
『オオオオオォォォォォ……』
ケロリはアリスやカムイのように入間から渡されたシールを出し、そうして召喚する。
それはとんでもない冷気を漂わせている巨大で氷がそのまま、二足歩行の三つ首竜の姿をしている魔獣だ。
『ブリザード・トライドラ』である。
「っとうに……あいつは次から次へと……イルマぁぁぁっ!!」
とんでもない脅威を有している『ブリザード・トライドラ』を見て、カルエゴは入間に対し叫びつつもケルベロスを持って戦いを始める。
「じゃあ、後はよろしくお願いします。ブリザード・トライドラさん」
ケロリチームとイクスチームはトライドラに任せるとその場から撤退をするのであった……。
『ゴアアアアアッ!!』
「くそおおっ!!」
ブリザード・トライドラの冷気は周囲を凍らせるし、ケルベロスの攻撃で砕いてもすぐに周囲に漂う冷気を吸収して再形成をすると言う不死身さを持っている。
「退くしかないっ!!」
あまりに厄介すぎるのでなんとか、カルエゴは撤退をしたのであった……。