【心臓破り】も終盤となり、教師陣においては最上位に近い実力を有するカルエゴとバラムが投入された。
しかして、生徒達においては入間が参戦を始めているが教師陣においてはそんな入間を抑えられただろうサリバンは参戦を防がれているので教師陣が不利な状況である。
「うう……まさか、自分の矢を自分で受ける羽目になるなんてぇ……」
入間の仕掛けにより、散々追い詰められたがようやく、生徒のハートを一個だけでも破壊出来るという状況を掴めたロビンは【一射必中】を使って矢を放ったがそれを反射されてしまい、自分の矢で自分を射抜いてしまう羽目となってしまった。
怪我が怪我なので倒れてしまい、そうしてロビンは本来は生徒の為の医療室に運ばれて治療され、寝台の上で呻いていた。
「いやあ、イルマ君はとんでもなさすぎるよ。メタって来るし……どうしろと……」
アリスの操る『アグニ』に叩き潰されたエイトも又、生きてはいるし医療チームの治療を受けた状態ながら寝台の上で呻いていた。
「私だってメタられましたよ……というか私の方がもっとひどいメタじゃないですかっ!?」
モモノキは魔術を反射したり、吸収しその魔力を自らの力に変えたり出来る魔獣の相手をさせられ、どうにもならずに負けてしまって医療室の寝台に運ばれた。
「ふぃぃ……本当、とんでもない
ドラコプレデターと戦っていたスージーは自分が操れる植物で何とか抑えきったかと思えば、急に形態変化をして自分を閉じ込める葉の牢獄に変わった事で強烈に拘束されてしまったのである。
「ふむ、この強力さはイルマ君によるものかな」
プルシェンコもサブロとケロリによる武器と氷の牢獄で幽閉状態なので動けなかった。
「く……警戒していないと下手に行動できんとは」
カルエゴも『ブリザード・トライドラ』の凶悪さに一時撤退したが、そうして行動していると突如、床に仕掛けられた爆弾らしき物が爆発したり、あるいは壁や天井から魔術やら刃物やらが撃ちだされたりして危険な状態なのでゆっくりと警戒しながら移動するしかなかった。
そんな状況において裏庭では地面の中にピケロが家系能力によって彼とチームを組んでいる一年生の二人、一人は頭の右側に角が生え、左目を前髪で隠している少年の悪魔で『
「見つけた」
しかしてバラムは自分の家系能力の応用でピケロ達を見つけ、その手で地面に穴を開けて、実際に目視したが……。
「今だ」
「はいっ!!」
入間による高性能な遮光ゴーグルを付けていたピケロ、パメラ、ウウロの三人。だからこそ、ウウロが家系能力によって強烈な目晦ましをする。
「ぐっ、うおおおおおっ!?」
そして、ピケロが入間に渡されていた魔力強化の指輪も使い、家系能力で地面を一つの生物として、バラムを捕えながら地面の奥底へと引きずり込んで拘束したのであった……。