順調に【心臓破り】を生き抜いている生徒達――入間が加わり始めた事でどんどんと教師達を圧倒しているが、ピンチになっている生徒もいた。
「さぁて、そろそろ本番といこうか」
生徒を追い詰めているのは拷問学担当のマルバス・マーチである。
そんなマーチの拷問を本格的に受けさせられようとしているのはジャズであった。
彼のチームの一年生二人は普通の悪魔より小さく可愛らしい悪魔だ。そんな悪魔二人にジャズは兄となって相手を守りたいという願望が爆発する『
そうして、入間の協力あって、魔界において最高位の強度を誇る高級金庫であり、認識阻害魔術によって中身も決して覗かれないという『
まあ、実はその改良型は収納した瞬間に暗証番号だけでなく、異空間に収納するための異空間番号も用意されているのだ。それを入力しないと出せない仕組みなのだ。
なお、異空間自体は快適な環境であったりもする。
マーチはジャズを拷問器具にかけ、拷問して『悪鬼金庫』を開けさせようとしたのだ。
当然、そんな様は中継で映す事は出来ないので一時、中継は中断されてしまったが……当然、マーチの様子を中継で見ていた生徒達はドン引きである。
「俺は絶対に暗証番号は言いませんよ……」
「そういうのを言わせるのが拷問だよ、ジャズ君」
そうして、マーチはジャズに本格的な拷問で『
その針は背骨と羽管に沿って潜り、神経をちぎって進む。羽管は悪魔の急所の一つだ。悪魔は羽管を破損すると羽が出せなくなるし、感覚神経も麻痺してしまう。
激痛にめまい、嘔吐……指先一本動かせなくなる五感喪失と本当にやばいのだ。なぜ、こんな物の使用許可が出たのか、謎過ぎるし医療班がいるにしても問題無い訳が無い。
下手をすればトラウマものになるし、再起不能にだってなるだろう。
それを喜々として使うマーチはある意味、イカれている。
「じゃあ、いくよ……」
マーチは針針ムカデを使おうとして……。
「拷問するなら、拷問されてみるのも良いと思うぜ先生」
「っ!?」
入間の声が聞こえた瞬間、マーチは拷問するための拘束台に拘束されていた。
そして、辺りにはいろんな拷問器具があり……。
「う、うわあああああっ!!」
マーチは拷問空間に相手を幽閉する魔具を使われ、そうしていろんな拷問をされていく。
「(ぁぁ……拷問されるのも良い……)」
マーチは入間により、やばい癖が生まれてしまったのだった……。