魔入りましたよ 入間さん   作:自堕落無力

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六十六入

 

 

 終末テストも終わり、後は緩やかに学業を行いながら魔界における長期のストレス発散期間である終末日の到来を待つバビルス学園。

 

 入間はクラスメイトにエイコとロノウェやエリゴス・シネルなどと終末テストで満点を取るため、勉学に励んでいたがその間、我慢していた事を始めていた。

 

 それは……。

 

 

「ふ……あ、くふ、い、イルマぁぁ……」

 

「んちゅ、くちゅ、あう、ふ……い、イルマ君……激しい」

 

「ふぁ……も、もっと、気持ち良くしてぇ、イルマち」

 

「い、イルマ君……あふ、そ、そこはぁ……」

 

「い、イルマさ……」

 

「わ、私……死んじゃいそうですぅ……」

 

「んっ、あう……ふふ……もうすっかり、こっち方面も凄い事になってるわね」

 

「くは、ん……インキュバスにも勝っていますね……」

 

 アメリにスモーク、クララにエリザベッタ、ケロリにエイコとアムリリスにライム、もう何度かやっている愛するという欲を満たすそれを外部の者には一切干渉されず、そして時間の流れも違うように設計した専用の場所にて入間は行っていた。

 

「無事にテストも満点で終えた訳だからな。今日はたっぷりと愛させてもらうぜ」

 

 入間はアメリたちの欲を満たし、自分も満たされるために全力全霊を持ってアメリたちを愛撫したり、キスなどで愛を与え、愛を貪る。

 

 互いが快楽を共有できるように励んだのである。

 

 

『んあああああっ!!』

 

 快楽によるアメリたちの嬌声は長い間、響き続けた。

 

 

 そうして……。

 

 

 

「ほら、アメリさん達にも渡しておくよ。終末日の最初はウォルターパークで皆でデートしよう」

 

 アメリにスモーク、アムリリスにライムたちにウォルターパークで豪遊する権利を得られる特典、VIP扱いになるチケットを渡しながら言う。

 

 そうしながら、入間はそれぞれ一人一人、終末日にてデートをしようと誘った。アメリたち一人一人が望むデートをするとも誓ったのである。

 

「(入間(このひと)を好きになって良かった)」

 

 自分たちの事を考えてくれるイルマにアメリたちは彼を愛して良かったと、心底思い、心身に至福が満ちる。

 

「良し、それじゃ再開するぞ。今日はまだまだ愛し足りないからな」

 

『はい』

 

 少しの休憩を終えると入間は愛による貪り合いを再開したのであった……。

 

 

 

 

 

 

 

 終末日を待ち受けるバビルスの教員たちであるが、とある一人に対して今まで無かった事をやらそうとする者が居た。

 

「カルエゴ君っ、君が担当するクラスの生徒の元へ家庭訪問に向かってもらう事にしたから、準備してね」

 

「……は……はあああああっ!?」

 

 このバビルス学園で一番偉い存在である理事長のサリバンからの突然の要求にカルエゴはその意味を理解すると驚愕の叫びを上げる。

 

「そんな嫌そうな顔しても駄目だよ、これ、理事長命令だからね」

 

 悲しいかな魔界の社会は『ランク』や地位が全てであり、故にトップであるサリバンの命令にはカルエゴは逆らえない。

 

「っうぐああああああっ!!」

 

『カルエゴ先生ーっっっ!?』

 

 家庭訪問するという事は入間の元へ、そしてオペラの元に行くという事……そうして巻き起こる自分への弄りを理解しきり、もうこの時点で彼のストレスに対する耐性は崩壊。

 

 血反吐を吐きながら床へ倒れ伏してしまい、教員たちはカルエゴの身を案じながら叫び、彼の恋人であるモモノキが彼を介抱するために動いたのであった……。

 

 

 

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