終末日真っ盛りで多くの悪魔たちが『悪周期』にならないよう、ストレス解消のためにいろんな遊びや息抜きをしているこの魔界。
入間は魔界の遊園地であるウォルターパークに行ったり、クララの家があるガヤガヤ森にて遥か昔に魔王によって外に出ないよう、幽閉されていた先住民に出会ったり、貴族悪魔による『貴族会』に参加したりした。
そして今日は……。
「皆、おはよう。今日もいっぱい遊ぼうぜ」
入間は自宅ことサリバン理事長宅に集まった者達へと挨拶する。
「はい、イルマ様」
「今日もよろしくね~、イルマ君♡」
「よろしくお願いします、イルマ様」
「お願いします」
アリスに彼の母親であるアムリリス、アリスの親戚であるビオレとリリーが挨拶をした。
「おはよう、イルマち。遊んでいる時に楽しい事が起きたらもっと良いよね」
「今日は俺たちも呼んでくれてありがとう」
「本当、良い人だ。イルマ様は」
『うー』
「ふふ、いつもありがとうイルマ君。本当に」
クララとその家族である三男キー坊、次男コンちー、末っ子であるシンシンとランランに母であるマミーと……。
「いつも姉さんが世話になってるようで……本当にありがとうございます。入間様。姉さんもいつも入間様の話ばかりして楽しそうで感謝しています」
ウァラク家とは思えない程に生真面目さを発しており、礼儀正しい長男ウララがイルマに深々と頭を下げた。
「……養子?」
「実子よ。たま~に生まれるの。うちの家系ではね」
「(遺伝子が抵抗している……)」
余りにウァラク家に合わない性格のウララに入間は思わず質問してしまい、マミーからの答えにそんな事を思った。
他にも家族連れで言うならば……。
「この子が私の妹のチマです」
「よ、よろしくお願いします」
アクドルの仕事が休みで今日は遊べるクロケルもおり、彼女の隣では人見知りするのか静かに頭を下げる青い長髪の少女、チマが居た。
「ああ、よろしくな……へぇ、チマちゃんの瞳は薄く氷が張った水のように綺麗な瞳だな。前髪もうちょっと短くしてみたらどうだ。一気に人気者になるぜ」
「……は、はい……」
入間はチマに対し、視線を合わせるために屈みつつ軽く頭を撫でながら、瞳が綺麗だと言った。魔性の微笑みと共に言った事でチマは心打たれ、顔を赤く染めながら頷くのであった。
「イルマさん、弟のエイタです」
「イルマさんの事は姉ちゃんから良く聞いています。よろしくお願いします」
エイコも自分に良く似た少年にして弟を紹介し、エイタは緊張気味に言った。
「ああ、こっちこそだ」
そうして他にもエリザベッタにライム、乙女モードになっているがアメリにスモークらと共に商業施設が並ぶ場所へと向かい、遊びに行った。
そうして遊んでいると……。
魔界のSNSに『MINE』があり、入間は問題児クラス関係者によるコミュニテイを作っている。
それにサブノックが女子と飯を食べたと写真を共有した。
リードにサブノック、ジャズの三人で合コンという名のサバトを行なったのだ。因みにこれにより、カムイは荒れていた。
『終末日を楽しんでいるようでなによりだ』
そして投稿したのは今日、遊びに行った者たちと遊んでいる場所で親密になった悪魔たちと凄い盛り上がって楽しんでいる写真と動画。
「イルマ君にはやっぱり勝てねぇ」
リードはそんな事を思いながら、写真と動画を見……。
「あれ、イルマ君から個人メール……ちょ、うえええええええっ、ね、姉ちゃぁぁぁぁん!?」
『リードの姉ちゃん、ユニークで楽しい人だな』
入間がそう書きながら、送った写真には入間に抱き着き、彼と一緒にス魔ホに対して幸せそうな表情でピースをしているリードの姉ことシャッキーが居てリードはショックを受けたのであった。
そうして今日も終末日を楽しんだ入間だが……。
「イルマ君、カジノ行くかい?」
「行く☆」
サリバンは新しく作られたというカジノからのVIP招待状を持っており、入間を誘うと入間は二つ返事で頷いたのであった……。
次回、カジノで入間さんが大暴れします。