『収穫祭』が始まって三日目に突入した。
皆が皆、それぞれの能力を活かしてポイントを集めていきながら一位を目指す中、前半戦は終了していき……。
「ではここで中間発表を行う」
カルエゴが代表してアナウンスをしていく。
それによればアスモデウスが『21800P』、サブノックが『18600P』、イチロとニロが『16500P』、クロケルが『19200P』、カイムが『12400P』、ウァラクが『9800P』、イクスが『13200P』、オロバスが『15400P』、アガレスとガープがそれぞれ『9500P』、キームが『7600P』、トケルが『6800P』となっていてこれらがボーダーラインだという。
そしてカルエゴはこの収穫祭の事について話を始める。
この祭りは生存演習であり、会場となっている森は魔界の縮図であると……。
チャンスも窮地も平等に訪れ、興奮と刺激と絶望と閃きに溢れている事。
これから魔界で生き抜く力があるかを試す場、その中で頂点に立った者は歴代の優勝者も呼ばれてきた誉れ高い称号を手にするのだと……。
そして、その名こそ若き魔王候補こと『若王』なのだと言い、『P』を発表した者は現時点で若王に近い者達である事を言い、互いに意識し合えと焚きつけたのであった……。
「やはり、アスモデウスは十分に優秀だな。サブノックやクロケルも追随しているが……」
「アリスは俺の自慢の右腕でサブノックは俺のライバルでケロリは言わずがもなだからな。だが、他の皆もまだまだこれからだぜ。なんせ俺のクラスメイトだからな……まあ、他のクラスもいるからまだまだ分からない。まだ時間は大分、あるからな」
観戦しているアメリが言うと入間はそう笑いながら、言った。
「今年度は中々、面白いな」
「前年度は会長が大立ち回りして圧倒して無双しましたもんね。よっ、若王アメリ」
「やめろ、恥ずかしい……」
アメリが実に興味深いとばかりに観戦するのにスモークが揶揄い、アメリが照れる。
そう、まだまだ『収穫祭』は時間もあり、何らかの大番狂わせだってあるだろう。
そして、実際……。
とある地下の遺跡にて……。
「命を賭ける勇気はあるか、悪魔の子よ」
「勿論だ。ノーコンでゲームクリアしてやるよっ!!」
「ギョー!!」
『始まりのタネ』を咲かせるのに必要な『終わりの鉢』を手に入れるため、魔神が繰り出す百の試練へとルビデは挑み……。
「俺こそがゲームマスターだ」
「よもや、これ程の悪魔が実在するとは……見事だ」
圧倒的な実力によって試練をクリアし、『終わりの鉢』を手に入れた。
「さてと後は普通に生き残るだけだ。頑張ろう、ナフラ」
「ギョー!!」
ルビデが持つ『終わりの鉢』は次の瞬間、彼の家系能力によるものか虚空が歪み、その歪みの中にルビデは『終わりの鉢』を入れる。先に手に入れた『始まりの種』も同様だ。
こうして咲かせれば、十万Pになる『